ハリネズミ と 金貨。 ハリネズミと金貨 ロシアのお話 世界のお話傑作選 : ウラジーミル・オルロフ

ハリネズミと金貨 ロシアのお話 世界のお話傑作選 : ウラジーミル・オルロフ

ハリネズミ と 金貨

子どもの新学期の教科書が配られました。 小3です。 その国語の教科書の中に「ハリネズミと金貨」というお話が載っていました。 子どもが嬉しそうに教科書を持って教えてくれました。 『ハリネズミのおじいさんと動物たちの、思いやりあふれるロシアのお話。 ロシアで人気のアニメ画家による描きおろし絵本。 』だそうです。 Amazon説明より引用 —————————————————————————————————- 内容(「BOOK」データベースより) 森の小道で、ハリネズミのおじいさんが金貨をみつけました。 年をとって、冬ごもりのしたくもたいへんになってきたので、この金貨で干しキノコでもかおうと、さがしはじめたのですが、みつかりません。 本来のお金の意味、人と人が寄り添って生きることの意味を思い出させてくれるロシアのお話です。 5歳から。 内容(「MARC」データベースより) ハリネズミのおじいさんと動物たちの思いやりあふれるお話。 本来のお金の意味、人と人が寄り添って生きる意味を思い出させてくれる。 ロシアの人気アニメ画家の描き下ろし絵本。 —————————————————————————————————-引用終わり。 作: ウラジーミル・オルロフ 絵: ヴァレンチン・オリシヴァング 訳: 田中 潔 出版社: 偕成社 —————————————————————————————————-.

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ハリネズミと金貨

ハリネズミ と 金貨

紙の本 金貨より大切なものっていっぱいあるね。 投稿者: ケラ - これは、ロシアの昔話。 ロシア諺に「100ルーブリより100人の友をもて」という言葉があるそうです。 諺のように、この絵本でもハリネズミのおじいさんが拾った金貨は、あまり役に立たず、 出会った思いやり溢れる動物たちのおかげで、 冬ごもりの仕度が整い、安心して冬を迎える事ができるのです。 じゃぁ・・・金貨は? 自分には必要なかったので、必要な人のために拾った場所へ戻しておくんです。 あとがきには、「お金というのは、人と人が力を合わせて生きていくことを助けるもの。 でも現実には経済の発達した国ほど、お金を得る事だけが大事になって、 お金を通して結びついている人々の姿が見えなくなっている。 」と書かれています。 生きていくにはお金は必要だけれど、それが目的になるのではなく そのお金で何を自分は望んでいるのか。 お金の意味とお金がなくても、人と人が寄り添っていけることなどを 静かな自然と動物たちのやりとりで語りかけてくれるような絵本です。 最後のページに幸せそうに穴の中で眠るハリネズミのおじいさん。 みんなの暖かい気持ちに心がが満たされたのでしょうね。 紙の本 冬ごもりの前、ハリネズミのおじいさんは道で金貨を拾います。 金貨はとても役に立ちそうでしたが…。 投稿者: ゆ〜らりこ - 「今、ロシアで最高のアニメ画家!」が描いた絵による絵本です。 日本でアニメの絵というとこの絵本とは全く違う絵を思い浮かべます。 ロシアのアニメの絵は、絵画的です。 『きりのなかのはりねずみ』(福音館書店2000年刊)もそうでした。 日本では、今や地味と言われるような絵かもしれません。 地味な絵に地味な物語。 でも、この物語は、考えさせるものがあります。 落ち着いて子ども達と一緒に読んで、一緒に考えてみるのにいい本なのかもしれません。 教科書に載せるといいようなお話だと思います。 絵も教科書に向いているのではないでしょうか。 ただ読んで「アー面白かった」というのもいいのですが、読んであれこれ考えるのも楽しいことです。 そういう絵本はこの頃少なくなってきていたと思います。 一人で読むのも楽しいけれど、誰かと、あるいは沢山の人と一緒に読んで楽しむのもいいものです。 そういう時に、お話も絵もいいこの本はぴったりです。 必要なものが必要な時に手に入らない時代。 お金はあっても役に立たず、知人友人の間で必要なものや情報やサービスを融通し合わなければならなかった。 このお話の中でも、登場する動物たちが次々に主人公のハリネズミおじいさんを助けていく。 恩に着せるでもなく、今出来る方法で。 そして必ず言う。 「そのお金はとっておきな。 何かの役に立つかもしれないから」 季節は晩秋。 年老いたハリネズミおじいさんが森の中を歩いている。 偶然拾ったピカピカの金貨。 おじいさんはそれで冬ごもりの準備をしようとするが、リス、カラス、クモ、子グマと、出会う動物たちがそれぞれにおじいさんを手助けして必要なものを作りだしてくれる。 (カラスさんが作るドングリの靴と、クモさんが編んだ靴下がかーわいい!) 全て揃ったおじいさんは、金貨をどうしたかというと・・ 教訓らしいフレーズなどないが、小3の国語の教科書に載るにはそれなりのわけがある。 困ったときは素直にひとに頼ること。 困っている人には先ず思いやりを。 ゆずりあい、分かち合い、助け合う。 こんな気遣いが溢れていれば、人の世ももっともっと生きやすいはず。 まるでトルストイの民話を読んでいるような、気持ちが温かくなる良いお話だ。 欲しいものを得るのにお金は必要なかったハリネズミ。 日ごろからの信頼関係によって、お金なしで目的を遂げたのだ。 一番大切なことは、思いやりを気軽に差し出し、それを衒いなく受け取れる日ごろの繋がりがあるということ。 それこそが、お金では買えないものだろう。 後書きにもこうある。 「もしもっと困っているひとが身近にいれば、おじいさんは即座にお金を差し出したでしょう」・・経済優先にしていると、見失う視点だ。 アニメーターのオリシヴァングさんがこの日本版のために挿絵を描いてくれたという。 ややラフタッチの油絵風で、動物たちの表情がとても豊かだ。 背景も美しい。 もし図書館が開いているのなら、お子たちにぜひ。 約8分。 幼児から大人まで。 裏表紙には、みんなで食卓を囲む春の光景が描かれている。 ここまでちゃんと見せてね。 他責を求める人だらけの昨今、このお話の語ることが胸に沁みてくる。

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ハリネズミと金貨・ちいさなちいさな人形劇

ハリネズミ と 金貨

高学年の読み聞かせの選書にはいつも悩みます。 この本はロシアの話だと言うこと、お金を持っていても物が売っていなければ何の役にも立たない事、困っている時は、手を差し伸べてくれる友人がそばにいてくれると何よりも心強いという事を知って欲しく、紹介しました。 冬ごもりを前に、年をとったハリネズミが金貨を拾う。 その金貨で干しキノコを買って冬ごもりの準備をしょうと思うが、売っていない。 森の仲間が次々に手を差し伸べてくれ、金貨を使うことなく、冬ごもりの準備ができたので、他の誰かのためにと金貨を道にもどすという話です。 皆の行動それぞれがすばらしいと思いましたし、特にハリネズミのおじいさんのお人柄がそうさせたのだと思いました。 読み聞かせが終わって、子ども達は只で冬ごもりの準備ができたとしても金貨を戻さなくて、いつか役立つかもしれないから、自分のために取っておくといいました。 そうなんだぁ・・・そうかもしれない・・・ そして最後に、警察に届けるべきでしょう・・・・と、なるほど、それが正解ですね。 さすが6年生!! オリンピックの開催地、ロシアの本を探していたときに出合った一冊です。 ハリネズミさんが金貨を見つけて、自分に必要なものを買おうとするのですが、周囲の友達がタダでそれを与えてくれます。 ハリネズミさんの日ごろの行いがきっとよいのでしょうね。 友達は、なんのためらいもなく、ハリネズミさんのことを思って、救いの手を差し出すのです。 そして、そんな優しさをいっぱい受けたハリネズミさんも、まだほかにいるであろう困っている人のためにと、ある行動に出ます。 金貨を拾ってそれを使おうとすることは、良くない行動かもしれません。 でも、ハリネズミさんは本当に援助を必要としていて使おうとした。 もし、ハリネズミさんよりも困っている人がいたら、ハリネズミさんはその人にそのお金を差し出すだろうと、訳者はあとがきに書いています。 思いやりの心がこの本にはいっぱい詰まっていて、忘れかけていた「優しさ配る心の大切さ」に気付かされたような気がしました。

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