胃潰瘍 原因。 【医師監修】胃潰瘍には初期症状があるの?病院へ行くべきサインは?

ピロリ菌から胃潰瘍に?

胃潰瘍 原因

何故、ご飯を食べると胃が痛いのか 食後にやってくる胃痛。 普段は痛まないのに、何故ご飯を食べると胃が痛いのでしょうか。 キリキリと刺すような痛み、キューッと締め付けられるような痛み… 一口に胃痛と言っても、その原因により痛み方や胃痛と共に出る症状には特徴があります。 ここでは主な胃痛の原因をご紹介します。 自分の症状と照らし合わせて胃痛の原因は何なのか探ってみましょう。 急性胃炎 急性胃炎は胃の疾患の中でも最も発生しやすい病気のひとつです。 胃の粘膜に炎症が起こります。 キリキリ、シクシクといった痛み方をするのが特徴です。 急性胃炎の症状 主な症状は名前の通り 急な胃の痛み、不快感、胸のむかつき、嘔吐などが起こります。 時には 吐血や 下血(血が混ざった便が出る)する場合事もあります。 急性胃炎の主な原因• アルコール、カフェイン、香辛料、熱いもの、冷たいものなど刺激物の過剰摂取• 暴飲暴食や不規則な食事など食生活の乱れ• 薬(アスピリンや抗生物質など)の服用によるもの• ストレス• 煙草の吸い過ぎ• 風邪やインフルエンザ• アレルギー 慢性胃炎 慢性胃炎は胃の炎症が長期に渡って改善しない状態が続きます。 胃の不快な症状が慢性的になっている場合はこの「慢性胃炎」の疑いがあります。 慢性胃炎の症状 ご飯を食べると 胃が痛いのはもちろん、 常に上腹部に不快感がある、腹部膨満感、むねやけ、胃のむかつき、食欲不振などが慢性的に起こります。 慢性胃炎の主な原因• アルコール、カフェイン、香辛料、熱いもの、冷たいものなど刺激物の過剰摂取• 暴飲暴食や不規則な食事など食生活の乱れ• 過度の飲酒や喫煙• ストレス• ヘリコバクター・ピロリ菌の感染• 胃の老化 日本でのピロリ菌感染は戦後の動乱のときに水道設備が十分でない環境で子供時代を過ごした人に多く、 高齢者の7~8割が感染しているとも言われています。 ピロリ菌は経口感染であるため、衛生環境が整った現在でも、 ピロリ菌を保有した人が消化器が未成熟な子供に口移しや食器の共用をしたり、キスをすることで感染することがあります。 ピロリ菌感染の連鎖は今も続いているのです。 慢性すい炎 膵臓に毎日のように炎症が起こり膵臓の細胞が破壊されてしまうのがこの 慢性すい炎です。 膵臓の組織は一度壊れると元には戻りません。 後期には血統のコントロールが出来なくなり糖尿病を発症しやすくなります。 慢性すい炎の症状 慢性膵炎は食後すぐではなく、何時間かしてから痛みが出てくるのが特徴です。 膵臓は胃の裏側にあることから、 みぞおちの痛みだけでなく、 背中にも痛みが出ます。 その他 吐き気、嘔吐、食欲不振、腹部膨満感などが挙げられます。 脂肪が消化されず便と一緒にドロドロの状態で排出されるといった症状もみられます。 慢性すい炎の原因 慢性膵炎の一番の原因は アルコールの過剰摂取です。 胆石が原因になる事もあります。 胃潰瘍 胃潰瘍は胃に関する病気の中で最も有名と言っても良いかもしれません。 普段、胃は胃液で消化されないよう保護されています。 しかし様々な要因でその防御能力が低下したり胃液の分泌が盛んになると、防御しきれず胃が損傷を受けたり、時には胃壁に穴が開いてしまう事があります。 これが胃潰瘍のメカニズムです。 胃潰瘍の症状 胃潰瘍は 食後すぐに痛みだすのが特徴です。 胸やけを伴うことが多く、 膨満感、酸っぱい口臭を伴った げっぷ、吐き気、嘔吐、食欲不振などの症状が見られる場合もあります。 悪化すると 吐血(どす黒い血)や タール便(黒い便)といった症状が出る事もあり、食前・食後関係なく痛むようになります。 胃潰瘍の原因• アルコール、カフェイン、香辛料、熱いもの、冷たいものなど刺激物の過剰摂取• 暴飲暴食や不規則な食事など食生活の乱れ• 過度の飲酒や喫煙• ストレス• ヘリコバクター・ピロリ菌の感染 ピロリ菌は原因の1つというより、主な原因といっても良いほどです。 ピロリ菌に感染することにより胃粘膜が弱り潰瘍が出来る事がわかっています。 以前は手術で胃内部の止血をしていましたが、現在は薬物療法が主流になっています。 しかし、潰瘍の状態によっては外科手術による治療に切り替えることがあります。 NSAIDs潰瘍 ピロリ菌による胃潰瘍の次に問題になっているのが解熱鎮痛薬が原因の「 NSAIDs潰瘍」です。 NSAIDs潰瘍の症状 症状は、胃潰瘍と同様です。 NSAIDsの原因 非ステロイド性抗炎症薬の副作用で胃粘膜に異常が起こり、ピロリ菌による胃潰瘍と同じように胃酸が胃液を荒らして潰瘍を生じます。 最近は優れた鎮痛剤が簡単にドラッグストアなどで購入できるので、頭痛や生理痛などで簡単に服用しがちですが、飲み方を間違えるとこういった思わぬ副作用が起きる事があります。 説明書をよく読み正しく服用しましょう。 また、坐薬タイプのNSAIDsでも身体への影響は変わらない為、潰瘍は出来ます。 機能性ディスペプシア 胃カメラを行っても異常が見られないのに、胃に違和感や痛みがある状態のことを 機能性ディスペプシアと呼びます。 機能性ディスペプシアの症状 機能性ディスペプシアは みぞおちの痛み、胃もたれ、すぐ満腹になる、むかむかする、胸やけがするといった症状が慢性的に起こります。 機能性ディスペプシアの原因 主な原因は ストレスと言われています。 以前は「 神経性胃炎」と呼ばれていた症状ですが、炎症がある訳ではないため機能性ディスペプシアと命名されました。 ディスペプシアは、医学用語で「上腹部消化管症状」という意味です。 機能性ディスペプシアについて、以下の動画で詳しく説明しています。 軽度な胃炎なら 数日間安静にしていれば早期に症状が治まり自然に治癒します。 急性胃炎を 繰り返していると慢性胃炎に移行する事もあるので、生活習慣を見直し、胃炎を起こす原因を避けるよう心がけましょう。 症状がひどい場合は、病院での止血処置や点滴による栄養補給、状態によっては入院治療が必要になる事もあります。 慢性胃炎、胃潰瘍の対処法 慢性胃炎や胃潰瘍の治療も、急性胃炎と同じく原因を取り除くのが一番重要ですが ピロリ菌の有無を病院で調べる必要があります。 ピロリ菌の感染が確認された場合、薬の服用による除菌治療を受けます。 ピロリ菌に感染している場合、慢性胃炎や胃潰瘍を誘発するだけでなく 胃がんになる確率が20倍になります。 若い内に除菌治療を行うと萎縮性胃炎の予防効果もあると言われているので、胃の不調を少しでも感じたら検査する事をオススメします。 慢性すい炎の対処法 アルコール摂取量の見直しが第一です。 膵炎になるとアルコールを飲む事は一切禁じられます。 そうならないように適度な量とペースで楽しみたいですね。 胆石が原因の場合は、医師と相談の上、除去する必要があります。 機能性ディスペプシアの対処法 機能性ディスペプシアの解消法は原因となっているストレスを取り除く事です。 とはいえストレスの元を解消するというのは、なかなか簡単に出来る事ではないですよね。 そういう場合は、治療の第1歩としてできる事から始めてみましょう。 胃に負担の少ないものを食べる• よく噛んで食べる• ゆっくりと食べる• 腹八分目に抑える• 食後、活発に動くと消化に悪いので動き回らず30分は休憩をとる• 十分な睡眠をとる• 適度な運動を行う(ラジオ体操などでも構いません) など。 これにより身体的ストレスの軽減が期待出来ます。 こういった生活を一週間続けても改善がみられなければ、早めに医療機関を受診して下さい。 胃痙攣の対処法 胃痙攣が起きた時は、まず体をリラックスさせましょう。 横になったり椅子に座り症状が落ち着くまで安静にする• お腹を圧迫するベルトなどは外す• 湯たんぽ、カイロなどでお腹を温める 食欲がなければ無理に食べる必要はありません。 ただし、空腹過ぎても胃酸の刺激が胃痙攣の原因となるため、症状が落ち着いたら消化の良いものを食べて過ごしましょう。 スポンサーリンク 原因は胃じゃなかった!?関連痛って何? 関連痛とは、 痛みの原因とは異なる場所に痛みが生じる事を指します。 これは複数の痛みを感じる神経が同じ脊髄を通っているためで、 脳が痛みの場所を勘違いしてしまう事で起こります。 例えば、かき氷などを勢いよく食べたときに頭が「キーン!」となる症状。 実はこれも関連痛だと言われています。 冷たい氷が喉の奥を刺激すると顔全体の痛みの感覚を司っている三叉神経(さんさしんけい)が刺激され、このとき発生した伝達信号を脳が勘違いして直接氷が触れた訳ではない頭が痛くなってしまいます。 お腹は内臓が密集しているエリアである為、胃の周囲にある内臓に異常が起きたとき脳が勘違いして胃の痛みとして現れてしまう事があります。 胃が痛いと思ったら実は心筋梗塞だったというケースも。 原因不明の胃痛は、胃だけでなくあらゆる疾患の可能性を考える必要があるといえます。 精神的ストレスは解消しようと思ってもすぐ出来るものではないかもしれませんが、肉体的ストレスは自分次第で排除する事が出来ます。 心当たりのある人はまず「肉体的ストレス」を発生させないところから始めましょう。 また、少しでも不安に思う事がある場合は、自己解決しようとせず必ず医師に相談して下さい。 28ビュー カテゴリ: ,• 17ビュー カテゴリ: ,• 16ビュー カテゴリ: ,• 13ビュー カテゴリ: ,• 13ビュー カテゴリ: ,• 12ビュー カテゴリ: ,• 10ビュー カテゴリ: ,• 10ビュー カテゴリ: ,• 9ビュー カテゴリ: ,• 9ビュー カテゴリ: ,• 9ビュー カテゴリ: ,• 9ビュー カテゴリ: ,• 8ビュー カテゴリ: ,• 7ビュー カテゴリ: ,• 7ビュー カテゴリ:• 7ビュー カテゴリ: , ,• 7ビュー カテゴリ: ,• 7ビュー カテゴリ: , ,• 7ビュー カテゴリ: ,• 7ビュー カテゴリ: ,.

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胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療は春日井市さかきばらクリニックまで

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ってどんな病気? 「胃潰瘍」は、胃酸がなんらかの原因によって胃粘膜を消化してしまい、胃の壁がただれて傷ついた状態です。 浅い傷つきであれば「びらん」といい、深く傷つきえぐり取られた状態を「潰瘍」といいます。 胃酸はもともと食物を消化し栄養を吸収しやすい状態にするために分泌されるもので、食物と一緒に入ってきた細菌や微生物などを死滅させる働きも持つ強い酸です。 胃壁からは胃酸と同時に胃粘液も分泌され、胃酸が直接胃粘膜に損傷を与えないようになっており、健康な胃であれば胃粘膜の少しくらいの損傷はたちどころに修復されます。 しかし、何らかの原因でそれができないと胃酸による消化が進み胃壁の組織まで失われてしまいます。 その原因としては、アンモニア毒素を作りだす ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)や、胃粘膜の血流を阻害する 解熱鎮痛剤の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、ストレスなどが知られています。 胃潰瘍にはどんな初期症状があるの? 胃潰瘍の初期の段階で多くみられる自覚症状は、 みぞおちあたりの「痛みや不快感」です。 典型的なのが 空腹時や食事中などに生じる鈍い痛みですが、痛みの程度は人によってさまざまで、全く痛みを感じない人もいます。 特に薬剤を原因とする潰瘍の場合は、かなり進行するまで症状が出ないこともあります。 潰瘍によって胃の動きが悪くなると、 胸やけ、すっぱいげっぷ、吐き気、胃のもたれ感、腹部膨満感のほか、背中に痛みが出る場合もあります。 潰瘍が進行して胃壁の血管に影響を与えると、出血が起きて黒褐色の血を吐いたり、コールタールのような黒い便が出ることがあり、出血量によっては貧血を引き起こします。 さらにひどくなると胃に穴が開いて腹膜炎に至る場合があり、そこまで症状が進むと外科的な緊急処置が必要となります。 病院に行った方がいいのはどんなとき? 胃潰瘍をはじめとする胃の病気は発症したばかりの頃には目立った症状が見られないこともあります。 また、単なる胃炎と自己判断して市販の胃薬の服用を続け、病気が悪化してしまうケースも少なくありません。 以下のような症状が見られる場合には胃の病気を発症している可能性がありますので、早めに病院に行くようにしましょう。 空腹時に胃がしみるような痛みがある• 食欲がなく、体重が短期間で減少した• 動悸やめまいなどの貧血症状がある• 便に粘り気があり、黒くなった• 慢性的な胸焼けがあり、嘔吐することがある また、これらの症状がない場合でも40歳を過ぎたら病気の早期発見のためにも、定期的に胃がん検診などを受けるようにしましょう。 おわりに:胃潰瘍の初期症状はみぞおちあたりの鈍い痛み。 ただし自覚症状がない場合も 胃潰瘍の初期症状としてよくみられるのは、みぞおちあたりの鈍い痛みと不快感ですが、全く痛みがない人もいます。 ひどくなると吐血や下血など出血を起こし、胃に穴が開いてしまう場合もあります。 治療は医師の処方に従った薬物療法と生活指導が中心ですが、ピロリ菌が原因の場合には除菌療法、穴が開いてしまったら手術が必要となります。

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胃潰瘍の原因は胃粘膜を守る防御因子が弱くなること!

胃潰瘍 原因

- 目次 -• 胃潰瘍になるメカニズム 胃潰瘍が起こる原因は、 胃酸から胃壁を守る胃粘膜の防御機構のシステム不全によるものです。 食物を消化するために、強力な胃酸と消化酵素(ペプシノーゲン)を主な成分とする胃液が胃壁から分泌されています。 これにより食物は、胃の中で消化されると同時に殺菌されます。 胃酸は非常に強い酸ですが、通常は胃酸によって胃壁が傷付けられることはありません。 それは胃粘膜の防御機構により、表面の胃粘膜から胃壁を保護する物質が出て胃を守っているからです。 胃粘膜の防御機構のシステムが異常をおこし弱まることで胃潰瘍になるのです。 ヘリコバクター・ピロリ菌 ヘリコバクターとは、螺旋状の細菌という意味です。 その多くは胃の幽門部に見つかり、口から感染して胃の粘膜に生息します。 ピロリ菌に感染する年齢は、日本人の場合だと十代が10%程度なのですが、五十代以上になると60%以上と言われています。 ピロリ菌はアンモニアを作り出し、胃酸を中和させて胃の中に生息します。 この時、アンモニアだけでなく有害な活性酸素が多く作られ胃粘膜を傷つけるのです。 そして胃の中に住みついた ピロリ菌は毒素を出して、更に胃粘膜を傷つけ続けるのです。 こうしてピロリ菌によって傷つけられた部位は、胃酸の刺激で更に傷を深め胃潰瘍を引き起こします。 しかし、ピロリ菌に感染したからといって必ずしも胃潰瘍になるわけではありません。 しかしピロリ菌が原因の胃潰瘍は再発しやすく、治りにくいと言われています。 また、ピロリ菌に感染した人は善玉コレステロール値が低く、白血球が増加する傾向があり心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいので特に高齢者は注意が必要です。 ピロリ菌を除菌するには、抗生剤2種類と抗潰瘍剤1種類を1週間ほど内服します。 それにより、85%の確率でピロリ菌の除菌が可能になります。 解熱鎮痛薬が原因とされるNSAIDs潰瘍 NSAID(エヌセイド)とは、非ステロイド性抗炎症薬。 一般的な解熱鎮痛剤であるアスピリンやイブプロフェンなどです。 NSAIDs潰瘍は解熱鎮痛剤の副作用によって胃の粘膜を保護する防御機構に異常が起こり、胃酸が胃壁を傷つけて潰瘍を引き起こすものです。 NSAIDs潰瘍の場合、胃の痛みなどの自覚症状がないまま潰瘍が進行することがあります。 心筋梗塞や脳梗塞の再発を防ぐために、低容量ですがアスピリンを長期に服用することがあります。 しかしアスピリンもNSAID(エヌセイド)ですので、胃潰瘍を起こす要因になる可能性があります。 解熱鎮痛剤の飲み方を間違えると、胃潰瘍を引き起こすリスクが高くなりますので注意してください。 空腹時の服用、適量より多い量を服用する、違う種類の解熱鎮痛剤を同時に服用するなどといった行為は、胃潰瘍のリスクを高くしますので避けてください。 ストレス 肉体的、精神的に 強いストレスを受けると、内臓の働きを調整している自律神経の働きに支障が起きます。 その結果、胃の血流が悪くなり粘膜を傷つけて潰瘍が生じます。 よく解決困難な問題を抱えると、「胃に穴があく」と言った表現を使いますよね。 それはつまり、精神的なストレスが胃潰瘍を引き起こし、それが更に悪化して胃に穴があいてしまうということですね。 現代のようなストレス社会では、ストレスを感じないでいることは難しいでしょう。 だからこそ、軽い運動をするとか人に話を聞いてもらうなど、少しでもストレスを解消して溜め込まないようにすることが大切になります。 カテゴリから探す•

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