冬馬 かずさ。 【日本製】【新品未使用】C1603 ホワイトアルバムツー 冬馬かずさ◆等身大抱き枕カバー◆160×50◆2wayトリコット

WHITE ALBUM2 冬馬かずさ ライブ Ver. 1/7 完成品フィギュア

冬馬 かずさ

「そんな仏頂面してないで、ほら。 お前の誕生日なんだから 今日くらい笑えよ」 「……」 オーストリアはウィーンに暮らす、一組の日本人男女。 二人が対面して座る自宅テーブルの上には、小さいながらも 職人が丁寧に拵えたことがわかる、見た目にも美味しそうなケーキが鎮座している。 「あのなぁ……せっかく俺が何日も前から評判のケーキ屋を捜し歩いて やっとの思いで用意したんだぞ? 身体が砂糖で出来てるかずさが こんなケーキを目の前にして機嫌が悪いままとか、どうしたんだよ」 もちろん、これには理由があった。 というか、これはただ単に春希がかずさの分まで 明るく振舞おうとしているだけなのだが。 「……春希。 お前の空元気はいいよ。 お前だってわかってるだろう。 あたしたちにはこんな、さも『あの国風』なお誕生日会なんて似合わない」 「そうは言うがな……自分の妻の誕生日くらい素直に祝わせてくれよ」 「それに、お前ならわかってるはずだ。 あたしが今、そんな気分になれないのは」 「……わかってる、よ」 先日。 二人が暮らすウィーンに、思わぬ来客があった。 「二年、だぞ。 あれから二年も経ったのに。 あいつは、あいつらは。 無理に考えなくて、いいんだよ」 「春希、あたしよりお前の方がわかってるんだろ。 あたしに気を遣って、あたしが傷付かないように、振舞ってるだけなんだろ」 「ち、ちが……」 「いいんだよ。 いつぞや母さんから送られてきたあのメール。 それに、この前の……」 「……」 「あたしは……いや。 あたしたちは、さ。 あいつらから、逃げた。 あいつらを、あの国を捨てたつもりだったけど。 あいつらは、あたしたちを、捨ててくれはしなかった……」 「かずさ……」 「厳しいよな……冷たいよな。 そして、優しすぎるよ……な」 「……ああ」 「ふん。 世間での柵とか、そういうのまで無理矢理引っぺがして来た 春希、お前の方があたしなんかよりよっぽど傷付いてるくせに。 いつもあたしを守ろうとしやがる」 「それは……あ、当たり前だろ? 俺は、お前の……」 「はいはい、感謝してるよ……ご主人様」 「っ、ば、馬鹿」 「ふん……」 おとずれる沈黙。 しかし、二人の間に気まずさとか、そういう感情は皆無で。 むしろ温泉に浸かっているような、そんな居心地を感じていた。 それでも、春希は自分に言い聞かせるように、言葉を紡ぐ。 「考えないようにしてた。 かずさにも、考えさせないようにしてた、つもりだ。 けれど、もうダメなのかもしれない。 俺も、お前も。 あの国のことを、あの人たちのことを。 目を背けたままじゃ、ダメなんだって。 ちゃんと向き合わないと。 お前も、俺も。 ……傷付きながら、苦しみながら、生きていくことになるのかもしれない」 「うん……」 「こっちへ来て二年が過ぎた。 最初は、時間が少しずつ俺たちの傷を癒してくれるって。 時間だけが、俺たちにとっての薬になるんだって。 そう思ってた。 だけど、今でもかずさは、夜な夜な悲しそうな、苦しそうな顔を見せる」 「お前もな、春希」 「……うん」 「あたしたちはさ……なんて言えばいいんだろう。 大人になる……? なんか違うな。 けど、よくわかんないけど。 今のままじゃダメなんだなってのは この前のでよくわかった、つもり」 「そう、だな。 俺もそう、思う」 「うん……でもさ、正直なところ、どんなツラ下げて帰れっていうんだ? あの国に帰った途端、みんなあたしたちに石投げてくるんじゃ……」 「……これっぽっちもそんな可能性は考えてないくせに」 「けどさぁ……やっぱりあたし、怖いよ」 「そりゃぁ……俺だって」 「ど、どの道しばらくは公演やらなんやらスケジュールは詰まってるんだし」 「まだ何も決まっていないのに、いきなり逃げ腰になるなよ」 「だって……」 そんな不毛なやり取りをしていると、春希の仕事用PCがメールが届いたことを知らせる。 春希は、かずさのことは一旦置いて届いたメールを早速チェックする。 「あ……お義母さんからだ」 「母さんから? ……今度は何処に行ったって? 沖縄か、博多か、金沢か?」 「あのな。 今日という日に届くメールの内容くらい、いい加減察せよ」 「ふん」 メールの差出人は曜子であった。 タイトルに 【かずさ、X回目の誕生日おめでとう】 と書かれているが、肝心の本文が真っ白であった。 「……なんだこれ? お義母さん、本文入れずに送信したのか?」 「やれやれ。 母さんもいい加減歳だしな。 耄碌したかな」 「実の親子なのにほんっと、遠慮がないな」 「何言ってる。 実の親子だから遠慮なんていらないんだろ」 「……」 春希は、ちょっとだけ羨ましさを感じた。 それを悟られないよう、かずさの顔を見ず、PCのディスプレイをじっと見ていた。 すると、あることに気付いた。 「……ん? これ、本文何もないけど改行だけやたら入ってるな」 それを聞いたかずさが、バツの悪そうな顔をする。 「あー……またそのパターンか。 味占めちゃったのかな、母さん」 春希が何も無いメールを下に下にスクロールしていくと、そこには……。 【かずさ、それに春希くん。 二人なりに、そろそろあれこれ考えた頃でしょう。 わたしのお祝いはタイトルに入れた通り。 まぁ、二人が揃ってこっちに 帰ってくることがあれば、その時に改めてお祝いさせて貰うわ。 そしてこっちは、あなたたちのお友達からのお祝いメッセージよ。 見るかどうするかは、ご自由になさい】 という文章と、圧縮ファイルへのリンクが貼られている。 「……」 「どうする、って聞くまでもないよな……開ける、ぞ」 「う、ん……」 ファイルを解凍すると、今回は音声ファイルが現れた。 どうやら今回は、彼女たちの姿を見ることはないらしい。 二人はその事実にほっとしたのか、寂しさを感じたのかはわからないが。 ファイルを再生すると、複数の男女の声が聞こえてきた。 「はいはい、録音ボタン押したわよ」 「ええー、早いよ朋! やり直して!」 「何テイク目だよ姉ちゃん……もうこのまま行こうぜ」 「そうそう、どうせ録り終えたらチェックして、ダメだしするんだろ雪菜ちゃん」 「どっちでもいいけど、やるならやろうよ」 「もー、依緒もせっかちなんだから……それじゃ、行くよ? せーのっ」 HappyBirthday Kazusa 〜Fin〜.

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冬馬 かずさ

冬馬かずさ かずさ の攻略は -coda- からになります。 -cc- では、一度だけ、ニアミス的に登場するだけに留まります。 かずさルートには、ノーマルエンド と トゥルーエンド の2種類あります。 ボイスメッセージを発生させる為には、両方のエンドを見る必要があります。 トゥルールート攻略はページ後半になります。 PS3版・PS Vita版では、ノーマルエンド に「浮気エンド」と名前がつけられています。 エンド名が違うだけで、内容は同じです。 但し、PS3版・PS Vita版では「浮気エンド」を見た後に、「エクストラエピソード 不倶戴天の君へ」と言う、PC版には無い 追加シナリオ(浮気エンドの後日譚)が発生します。 「エクストラエピソード」に選択肢はありません。 かずさノーマルルート -coda-からスタート 12月 7日 FRI 12月 8日 SAT 12月23日 SUN 12月24日 MON 2. 「二年前からつきあってる」 12月25日 TUE 12月28日 FRI 12月31日 MON 1. 「かずさとは二度と会わない」 1月 4日 FRI 1月 6日 SUN 1月 7日 MON 1月11日 FRI 1月12日 SAT 1月13日 SUN 2. 「俺からは連絡しないって約束だ」 1. 「かずさのためだから」 1月14日 MON 1月15日 TUE 1月16日 WED 1月17日 THU 1月18日 FRI 2. 「行けない」 1月19日 SAT 1. 「抱きしめる」 1月20日 SUN 1月21日 MON 2. 「寝顔をみつめる」 2. 「抱きしめたい」 1月22日 TUE 1月23日 WED 1月25日 FRI 1月26日 SAT 1月27日 SUN 1月28日 MON 1月29日 TUE 1. 「手を離す」 1. 「雪菜を愛してる」 2月 1日 FRI 2月 6日 WED 2月14日 THU 1. 「眼鏡を外す」 この後のCG (13-9 13-10)が眼鏡をかけているかどうかの選択です。 シーンリプレイでも中で選択肢が出ます。 シーンリプレイで見ることでも、CGを回収出来ます。 2月15日 FRI 2月18日 MON 2月19日 TUE 2月21日 THU 2月22日 FRI 2月29日 FRI エンディング エピローグ かずさノーマルエンド ED曲が『心はいつもあなたのそばに』が流れたらこのエンドです。 一見、雪菜エンドのように見えますが、これはかずさエンド扱いになります。 -coda-からスタート 12月 7日 FRI 12月 8日 SAT 12月23日 THU 12月24日 MON 1. 「近いうちに申し込むつもりだ」 12月25日 TUE 12月28日 FRI 12月31日 MON 2. 「かずさと会った」 1. 「それだけ」 2. 「誰にも話したくない」 1月 4日 FRI 1月 6日 SUN 1月 7日 MON 1月11日 FRI 1月12日 SAT 1月13日 SUN 2. 「俺からは連絡しないって約束だ」 1. 「かずさのためだから」 1月14日 MON 1月15日 TUE 1月16日 WED 1月17日 THU 1月18日 FRI 1. 「行かない」 1月19日 SAT 1. 「抱きしめる」 1月20日 SUN 1月21日 MON 2. 「寝顔をみつめる」 1. 「ずっと、残しておきたい」 1月22日 TUE 1月23日 WED 1月25日 FRI 2. 「目を見つめる」 1月26日 SAT 1月27日 SUN 1. 「ただ、会いたかっただけ」 1月28日 MON 1月29日 TUE 2. 「顔を背ける」 2. 「かずさに嘘をつけない」 1月30日 WED 1月31日 THU 2月 1日 FRI 2月 2日 SAT 2月 4日 MON 2月 6日 WED 2月 8日 FRI 2月 9日 SAT 2月14日 THU 2月16日 SAT 2月17日 SUN 2月18日 MON 2月19日 TUE 2月22日 FRI 2月23日 SAT 2月26日 TUE 2月28日 THU 2月29日 FRI 3月23日 SUN エンディング エピローグ かずさトゥルーエンド.

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冬馬かずさとは (トウマカズサとは) [単語記事]

冬馬 かずさ

冬馬かずさとは、より 発売の 『 』の の一人である。 概要 峰大付属3年E組。 として卓越した才を持っている。 端麗な容姿に、顔負けの抜群な、に艶やかなのという、まさし く楚々たるといった外見。 また に偉大なピト、曜子を持つ。 峰大付属に在学時、欠席日数は、一年次が日、二年次が日。 科に移った三年次は日。 (但し三年次は確定後の留学準備のため) なお、冬馬かずさは三年間の在学期間中、特に大きなもなく、そのものだった。 当時、かずさは科のや担任と何度も衝突し、そのあまりのしさや冷たさのため、 たった数日で周囲から全に孤立した。 しかし、そこに至るには、授業内容、時間、とその全てにを許さない、の向上心の高さも一つの要因となっていた。 冬馬かずさは、・曜子の類い希なる才とともに、間違いなく、そのな性格も受け継いでいた。 その為、かずさは科で二年間をに過ごした後、科に転科することとなっている。 そしてそこで希やと出会うことになる。 それまでの二年間は三人にまるで接点がなかった。 峰大付属には、室が三ある。 科専用の第楽室。 科専用の第楽室。 第二室は、に臨時の予備として利用されていたが、冬馬かずさが在学した三年間は、の専用場として占拠されていた。 この場所でかずさが日がなをしているところに、隣室の第楽室で、理矢理希がを合わせ始めたことを切っ掛けには始まっていく。 希の所属する、解散寸前だった「同好会」。 そこにヤーのかずさと、にを加え、学園祭までの残り少ない日々をに費やしていく。 曜子との確執から、を弾くことのない日々が続いていたが、それでもかずさはから離れることができなかった。 この時のでは、に留まらず、、と多芸ぶりを披露し、数年ぶりに聴衆の采を浴びた。 (部は全て『開グラフ』より抜) 日々をに窶していても、あくまで冬馬かずさは曜子のであり、的なだった。 その才を遺憾なく発揮することで学園祭を成功のうちに終えた。 そしてそこから、かずさを取り巻くが一気に大きく変化していく。 名言 ネタバレのため反転• 「そんなのはなぁ………っ、親友の彼氏に言われるじゃないんだよ!」• 「もう……と会わないで……」• 「、…を産んでくれて、」• 「そっかそっか……はは、じゃあの独り占めだな」• 「、だからこそだよ。 だから、安心できるんだ」• 「諦めが悪くてごめん。 の裏切りしてごめん。 …ずっと希、てて、ごめん」• 「なんでそんなに慣れてんだよっ! と…何回したんだよ」• 「のために、何もかも捨ててくれて ひとときだけでもを忘れてくれて …壊れてくれて、」• 「が、三人にとって一番だったんだ。 ………三人の均をとれば、だけどな」 関連動画 関連商品 関連コミュニティ 関連項目•

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