やぶさか では ありません。 「やぶさかでない」の意味や使い方|平安時代にその由来が?

「やぶさか」の意味と使い方は?よくある誤用と類語も解説

やぶさか では ありません

「やぶさかではない」の意味の一つ目は、「喜んで何かをする」という意味です。 「やぶさかではない」の「やぶさか」には「物惜しみをする」「けち」といった意味があり、これに「ではない」をつけることで反対の意味になります。 「やぶさか」に「ではない」をつけることで「物惜しみをしない」「けちらない」といった意味になりますが、「やぶさかではない」は単に「物惜しみをしない」「けちらない」というだけではありません。 「やぶさかではない」には「喜んで」という意味がありますので、自分から進んで何かをする積極的な気持ちが表されています。 「やぶさかではない」は「喜んで何かをする」という意味で良く使われますので、「喜んで何かをする」という意味をまず覚えておきましょう。 「やぶさかではない」の意味の三つ目は、「概ね了承する」という意味です。 「やぶさかではない」のこの三つ目の意味「概ね了承する」にはちょっと微妙なニュアンスがあります。 「やぶさかではない」の意味として先にご紹介した二つの意味では、とても積極的なイメージの意味ですが、「概ね了承する」の意味は「大体納得して承知する」という、あまり積極的ではないイメージです。 「大体」ということは「完全」ではないので、「概ね了承する」には「ちょっと不満なところもあるけれど承知する」といったニュアンスがあります。 意外なことに「やぶさかではない」という言葉はこの「概ね了承する」という意味で使われることが結構多いので、こちらの意味も覚えておきましょう。 「やぶさかではない」の語源は「物惜しみする」という意味の平安時代の言葉です。 平安時代の言葉の中に「物惜しみする」という意味の「やふさがる」という言葉があり、それが「やぶさかではない」の語源になります。 「やふさがる」の他にも「やぶさかではない」の語源として「けちである」という意味の「やふさし」という平安時代の言葉があります。 「やふさがる」も「やふさし」の語源で、これらの言葉に否定形の「ではない」がついて「やぶさかではない」になりました。 長い年月の流れの中で「やふさがる」「やふさし」が「やふさか」になり、いつしか濁音になって「やぶさか」になりました。 平安時代の言葉が語源である日本語は多いですが、「やぶさかではない」もその一つです。

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「やぶさかではない」の意味や使い方とは?類義語や対義語もチェック!

やぶさか では ありません

先述した通り、「やぶさかではない」は「喜んで~する」という前向きな意味を持ちます。 ところが、平成25年度の「国語に関する世論調査」では、「やぶさかではない」の意味を正しく認識している人の割合はわずか3割。 4割以上の回答者は「仕方なく~する」という意味だと勘違いしていました。 この結果を踏まえると、相手側が「あまり乗り気ではないけれど、しぶしぶ~する」という意味で受け取る可能性があるということになります。 誤解を避けるためには、前向きな表現と一緒に使うと相手に真意が伝わりやすいのではないでしょうか。 【NG使用例】 ・そこまでおっしゃるのなら、 協力するにやぶさかではありません。 「お世話になった〇〇さんのお願いであれば、協力するにやぶさかではありません。 何なりとお申し付けください」といった使い方なら、真意が伝わりやすい。 続いて「やぶさかではない」の言い換え表現をご紹介します。 (1)「喜んでお引き受けします」 積極的に協力したい気持ちをよりシンプルに伝えるのなら、「やぶさかではない」よりも「喜んでお引き受けします(致します)」という表現の方が適しているかもしれません。 【例文】 ・今回のご依頼、 喜んでお引き受けします。 本当に簡単な仕事に対して用いる場合もありますが、 大切な相手からの依頼であれば面倒ではないという積極的な姿勢を 示すのに使うこともあります。 【例文】 ・いつも迷惑ばかりおかけしていますから、そのくらい お安い御用です。 (3)「願ってもないお話です」 自分が期待した以上の良い話が舞い込んだとき、待ち望んだ仕事のオファーをうけたときなどに使います。 【例文】 ・ご提案頂いたプロジェクトは、弊社にとっては 願ってもないお話です。 自分で引き受ける際に「快諾です」とは言いませんが、「 幸いに快諾してもらえたよ」などと状況説明に使われます。 また、 依頼を引き受けてもらったときのお礼のメールでもよく使われてい ます。 【例文】 ・この度は、 ご快諾頂きありがとうございました。 「まんざらでもない」「やぶさかではない」の違いは? 「まんざらでもない」は、「必ずしも悪くはない/嫌ではない」という意味。 「まんざらでもない」と「やぶさかではない」の意味を混同している方が多いようですので、違いを覚えておきましょう。 【例文】 ・協力するのはまんざらでもありません。 意味を間違って覚えている人が多い言葉ですので、相手が「やぶさかではない」を使っているときにも、どのような意味で使っているのか見極める必要があるかもしれませんね。

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「やぶさかではない」の意味や使い方!「まんざらでもない」との違いは?

やぶさか では ありません

「やぶさかで(は)ない」=「喜んで引き受ける」 だから、意味は間違っていませんが、いささか勿体ぶった(=威容をつけた)言い方なので、先輩や同僚から用事を頼まれたぐらいの場面で使うのは、いささか大げさ過ぎて、ちぐはぐな感じがします。 会議の席の発言など改まった場であるとか、大企業の仕入れ担当と新興ベンチャー企業の営業との商談であるとか、そういう場面にふさわしい。 あと、「それはやぶさかでない」の「それは」も違和感を覚えます。 「やぶさかでない」 ひとことで言うなら、使わないほうが無難です。 当方も自分では使いません。 「古臭い」印象があるせいか、「上から目線」の印象になりかねません。 そのうえ「誤解」を生むおそれがあるんですから、好きこのんで使う理由はありません。 詳しくは下記をご参照ください。 【言葉の取扱説明書1 毎度毎度ありがとうございます/ご苦労(さま)なことです】 以下は一部の抜粋(重言)。 問題は「やぶさかで(は)ない」。 政治家がよく使うヤな言い回しだと思う。 「遺憾」と双璧かな(誤用。 悪い意味で「双璧」はなんて言うの?)。 「善処する」なんてのもあったね。 喜んで…する。 けちなさま。 「2」「3」の意味も相当ヒドい。 そのヒドい意味の「やぶさか」を否定しているんだから悪い意味とは思えない。 なぜイメージが悪くなった。 二重否定は誤解を招きやすいとか言うが、その類いだろうか。 ただ、ちょっとネット検索すると、いろいろヒットする。 笑ってしまったのは下記。 【アンサイクロペディア】 ================================引用開始 やぶさかではないとは、否定しているようで積極的な肯定であることをあらわす、ツンデレ属性を持つ謎の日本語である。 正しくは「やぶさかでない」("は"を入れない)だと言われるが、そのことについて議論することにはやぶさかではない。 似たような言葉に「まんざらでもない」がある。 (略) 使用例と意味 「~するのもやぶさかではありません。 」 積極的に~します。 「~するのもやぶさかではありませんが」 あまり~したくありません。 (間接的な拒否) 「~していただくのもやぶさかではありません。 」 ~していただければ大変うれしいです(協力を惜しみません)。 「~していただくのもやぶさかではありませんが」 ~するよりもっといい方法がありますよ。 「~するのもやぶさかではないぞ。 」(上司から部下へ) ~しろ。 ================================引用終了 このテのサイトはシャレがきついんでウノミするわけにはいかないが、この記述はかなりおかしい。 「ツンデレ属性を持つ言葉」に笑ってしまった。 そうなのよ。 「やぶさかで(は)ない」の書きかえとして最もピンと来るのは「~してやってもいいんだよ」。 これを「~してあげてもよくってよ」とするともっとハッキリする。 もう少しまじめなのは下記。 やはり「政治家の愛用語」としている。 【誤字等の雑記帳 8】 ===================引用開始 しかし、私はこの言葉、はっきり言って「使い損」だと考えています。 使うことによるメリットは一切なく、ただひたすらデメリットのみがある言葉。 特に「政治家」という、言葉を商売道具にしなければならない人たちにとっては致命的な「禁句」とすら考えています。 (中略) 「古臭い」印象を与え、「誤解」を生むおそれがあり、嘘が「破滅」につながる。 これほどまでに危険度の高い言葉を、なぜ好んで使おうとするのか。 私には、皆目見当がつきません。 ===================引用終了 まともな辞書類を見る限り、「やぶさかで(は)ない」を悪い意味にする記述は見当たらない。 それなのに、世間では相当誤解されている可哀想な言葉のようだ。 とは言っても「じゃあ使ってあげよう」という気にはなれない。 「古臭い」印象があるせいか、「上から目線」の印象になりかねない。 そのうえ「誤解」を生むおそれがあるんだもん。 好きこのんで使う理由はない。 (略).

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