ヘルター スケルター ネタバレ。 ヘルタースケルターの原作は未完?続きはある?あらすじとネタバレ

映画「ヘルタースケルター 」ネタバレあらすじと結末・みんなの感想

ヘルター スケルター ネタバレ

プリクラ写真でも、目を大きくしたり整形みたいに顔を加工したりできるようになっています。 プリクラやネイル、マスカラなどのおしゃれに敏感な女子高校生たちがなりたい顔NO. 1は、芸能人の「りりこ」でした。 りりこは今売れに売れている若い芸能人女性で、ファッション雑誌の表紙を飾り、CMやドラマ出演が殺到しています。 そんなりりこは「私の中で音がする。 カチコチ、カチコチ、音がする。 早くしろよと音がする」と感じていました。 それは、りりこの中で何かが終わる音…いわば「若さ&美しさが失われ、皆から見放されるまでのカウントダウンの音」でした。 りりこは美しさとスタイルのよさを売りにしています。 誰もが認める絶世の美女です。 ただしそれは「全身整形によって得られた」ものでした。 りりこは目(眼球)、耳、爪、性器以外はすべて「つくりもの」です。 それに気づく者は殆どいませんでした。 検事の麻田は、脱税、政治家への贈収賄、堕胎した胎児の死体臓器売買および薬事法違反容疑で『麻布プラチナクリニック』に目をつけており、なんとか起訴できないかと調査しています。 ところが顧客の大半が政治家や富裕層の御曹司や御令嬢になるため、もみ消されてしまいます。 りりこを見た麻田は全身整形に気づき「興味深い顔だ。 崩れている」と言いました。 顔の骨格に乗っている筋肉の動きが、表情とまるで合っていないことで、麻田はりりこの整形に気づいたのです。 麻田はどこかの時点で接触をし、りりこに証言台に立ってもらおうと考えました。 しかしりりこという「切り札」は1回しか使えないのは分かっているので、最も効果的な時を狙います。 人気絶頂機の現在は、まだ時期尚早でした。 りりこはその人気で、手に入れられるものは手に入れています。 「ダーリン」と呼ぶ恋人は御曹司の若い男・南部貴男で、りりこにぞっこんでした。 35歳の付き人・羽田美知子はりりこの言うなりです。 但しこれは複雑な関係で、りりこは意地の悪い命令をして羽田を困らせた後は、「私、羽田ちゃんがいないとやっていけない」とすがるように言います。 美しくて絶対的な存在が自分を頼りにしてくれている…そう思うと羽田はりりこを突き放すことができません。 次第に羽田はりりこの言うことは絶対に従うようになりました。 人気絶頂を迎えたりりこですが、整形で得た美しさを保つには、いつまでも整形に頼らねばなりません。 帰宅して自室で自分の姿を鏡に映してうっとりしていたりりこは、前髪をかきあげた際におでこに黒い痣ができていることに気づきました。 整形の後遺症です。

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ヘルタースケルター/あらすじとネタバレと感想

ヘルター スケルター ネタバレ

人工的な美しさを手に入れ、人に好かれた好かれたところで幸福には繋がらない人が多いのかもしれません。 美しさが廃れてしまった時の恐怖の方が大きくなってしまうのでしょうか。 リリコが最後の記者会見で目玉を刺したシーンは衝撃でした。 自分の数少ない生まれたままの部位をなぜ破壊したのか良くわかりませんでした。 幻覚を見たかったのか、それとも自分を壊すことになる美容整形に対する蜷川監督自身の考えを反映したのかもしれません。 蜷川実花作品があまり好みではないのですが、彼女の傑作であることは間違いありません。 2020 111 "ダーク・メルヘン"という唯一無二のジャンルの体現者、「蜷川実花」の存在を世に知らしめた映画、『ヘルタースケルター』 2012 を鑑賞しました…!💄👠👗 これほど独りよがりで奇抜な作風なのに、一体どうして1つの映画作品として成り立つのか? それは一重に雑木林に塗られた蜜のように目を引く鮮やかなポスターの為か…? それとも、"沢尻エリカ"という絶世の美女の圧倒的なスター性を拠り所にしているのか…? 否、その答えはこの作品の骨格でもある、蜷川監督の人生哲学そのものにある気がします。 -------------------- 「知性なき美は、囮なき罠の如し。 「お姉ちゃんは…強いから。 強いからお姉ちゃんは綺麗になったんだよ。 」 「違うよ千加子。 綺麗になれば強くなれるんだよ。 」 地球上の全生物の中でもずば抜けて繊細な美的感覚を備え持つ我々人類にとって、これはとても大きな問題ですが、梶岡としては前者の考えを支持しています。 綺麗になろうと努力している人は誰しも、内包しているその"プロセス"が、そもそも美しい…! その美しさは、外的要因を何一つ介さない崇高な段階においてのみ知覚できる、"精神的な勝利"へと向かうものだと確信しています。 その証拠に、英語の"beauty"という言葉は、ラテン語の"venustas"すなわち「美の女神」(英語の"Venus"にあたる)と語源を同じくする単語であり、その定義はインビジブルな"神"になぞらえられたものなのです。 】 つい先日、以前お付き合いしていた女の子から久々に電話が掛かってきて、ちょっぴり嬉しかったものの、このレビュー書きながらよくよく思い返すとあまりの虚無感と自分の情けなさに笑いがこみ上げてきて、"ヘルタースケルターな"梶岡でした…。

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ヘルタースケルターの原作は未完?続きはある?あらすじとネタバレ

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上映日 2012年7月14日 上映時間 127分 制作国 日本 監督 蜷川 実花 原作 岡崎京子 『ヘルタースケルター』 脚本 金子ありさ 音楽 上野 耕路 主題歌 浜崎あゆみ「evolution」 出演 沢尻エリカ/大森南朋/寺島しのぶ/綾野剛/水原希子/新井浩文/鈴木杏/ 桃井かおり/大森南朋 岡崎京子の同名漫画『ヘルター・スケルター』が2012年に実写映画化された作品。 7月14日より劇場で公開された。 独特な世界観と過激なシーンが話題となり、第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。 監督は『Diner』の監督も務めた蜷川 実花。 圧倒的な美しさを武器とするトップアイドル「りりこ」。 美しくも儚い美貌で、世間の注目の的であった。 しかし、彼女の美貌は全身を整形をして手に入れたものだった。 限界を感じつつ、それでも美しさを追い求めていたりりこに、徐々に整形の後遺症が出始める。 美へ執着するりりこの波乱万丈な人生が迎える最後とは。 登場人物紹介 りりこ(沢尻エリカ) 圧倒的な美貌をもつトップアイドル。 美しさのためなら手段を選ばない。 麻田 誠 (大森南朋) 胎児売買事件を追う検事。 整形したりりこと美容クリニックとの関係に事件の匂いを感じている。 羽田 美知子(寺島しのぶ) りりこのマネージャー。 りりこに翻弄されており、身勝手で性質の悪い嫌がらせを受けている。 奥村 伸一(綾野剛) 羽田の恋人。 徐々にりりこの美しさに翻弄されていく。 多田 寛子(桃井かおり) りりこやこずえが所属するモデル事務所の太った派手な女社長。 自分の若いころの姿とりりこを重ね合わせている。 吉川 こずえ(水原希子) りりこと同じ事務所に所属する後輩モデル。 新星として登場し、自然な美を持っている。 後にりりこの人気を脅かす存在になる。 沢鍋 錦二(新井浩文) りりこのメイク担当を務めている。 オカマ気質を持っている。 南部 貴男(窪塚洋介) りりこの恋人。 大企業・南部デパートの御曹司。 [出典:] この先、『へルタースケルター』のストーリーを結末まで解説しています。 ネタバレを含んでいるためご注意ください。 トップスターりりこ 人並み外れた美貌を持つりりこは、一躍トップスターになった。 雑誌の表紙を飾り、CMにも出演し、映画の主演もつとめ、飛ぶ鳥を落とす勢いで売れていた。 そんなりりこはかなり気性の荒い性格で、気に食わないことがあればマネージャーの美知子に当たり散らした。 美知子やメイク担当の沢鍋は、りりこの性格に困りつつも、カリスマ性溢れるその姿に憧れていた。 りりこは止める人がいないのを良いことに暴走していった。 御曹司の彼氏である南部とメイク室で激しく交わるなど、自由奔放な行動をとった。 しかし、仕事に対しては真面目で、プロデューサー浜口と枕営業をしてまで大きな仕事を手に入れていた。 それらは全て、りりこが「ママ」と呼ぶ事務所の社長、多田の指示だった。 りりこは次第に、自分の将来へ不安を抱くようになっていく。 そんな中、自宅で鏡を見ていると、自分の額に痣があることに気づく。 りりこは荒れ狂ったように発狂するのだった。 りりこには「身体は整形して作られたものである」という 隠された 秘密があったのだ。 整形のの後遺症でりりこの体は徐々の崩れはじめていった。 りりこの身体を整形した美容整形外科の和智久子は、違法な処置を行い女性たちからお金を巻き上げていた。 りりこもその一人で、発見した痣を隠すために何度も手術を行なっていった。 整形に依存していたのだ。 りりこは、身体だけでなく精神的にも壊れていった。 それと同時に、マネージャーの美知子に性行為を強制させるなど、徐々に過激な行動をとるようになっていった。 美知子は逆らうことができず、困惑する中でますますその美しさへ魅了されていった。 壊れていく美しさ りりこの人気が沸騰していく中、検事の麻田は、和智久子のクリニックが行う違法な施術の捜査をしていた。 被害者の中には後遺症に苦しみ自殺してしまった女性もいたのだ。 麻田はりりこが整形したという事実を突き止め、裁判で勝つために証言を欲しがっていたのだった。 りりこは自分の身体が壊れたら整形を重ね、どんどんと沼にはまっていった。 そんな中、事務所に新しいモデル「こずえ」が現れる。 こずえはりりことは違うタイプで、生まれ持った美貌で周りを魅了し、順調にスターへの道を歩んでいった。 りりこが表紙を務めていた雑誌の表紙もこずえへと変わった。 りりこは抑えきれない酷い嫉妬心を抱くようになっていった。 そこへ追い打ちをかけるように、りりこの彼氏である南部の婚約スクープが舞い込んでくる。 相手は政治家のご令嬢であり、りりこは二股をかけられていたことに怒り狂った。 自分の存在を脅かすこずえの登場、恋人からの裏切りで精神的にも肉体的にも追い詰められたりりこは、徐々に薬へ溺れるようになっていく。 そして、正常な心を失ってしまったりりこの行動は、より過激なものへと変わっていった。 トップスターの転落 りりこは仕事終わるといきなり美知子の家へ上がり込み、美知子の彼氏である伸一に迫り誘惑する。 伸一はりりこの美しさに抗うことが出来ず、美知子の目の前でりりこと身体を重ねてしまった。 それ以来、美知子と伸一はりりこという絶対的な存在に逆らえなくなった。 そしてりりこに、「元彼氏である南部の婚約者を襲え」と脅されたのだった。 2人は言われた通りに南部の婚約者を襲い、顔へ硫酸をかけた。 それだけでは満足出来なかったりりこは、美知子と伸一に性行為を強要するのだった。 ある日、水族館での撮影に来たりりこは検事の麻田と遭遇する。 麻田はりりこの全てを知った上で、「法廷で証言してほしい」と頼み込んだ。 実は比留駒千加子のクリニックには政治家の後ろ盾があり、強力な一打がないと裁判で勝つことが出来ないのだ。 麻田は、りりこの証言を切り札として使いたかった。 麻田はりりこに「美しい」と優しい声をかけ、警戒心を解こうとした。 しかし、りりこは自分の整形を一切認めなかった。 麻田はりりこの整形を証明する写真や書類を渡し、その場を去るのだった。 りりこは、過去の自分の写真や書類を目の当たりにし絶望する。 「整形で作り上げた身体ということがばれてしまう」という恐怖から、更に薬の量を増やしていく。 大量の薬を摂取したせいで、さらに身体に支障が出始めた。 りりこは仕事中に幻覚を見るようになってしまう。 りりこは、上手くいかない自分とは対称的に成功しているこずえを恨み、美知子へこずえを八つ裂きにするよう命令したのだった。 美知子は、遊園地で撮影するこずえの元へ行き、カッターを持って襲いかかろうとする。 しかし、こずえはまったく怖がる様子もないまま「いいよ、やれば?」と冷たく返す。 その姿に唖然とした美知子は、結局こずえを傷つけることが出来なかった。 りりこの変化 りりこは頭痛と幻覚に悩まされ、まともに仕事ができない状態になっていった。 事務所の社長である寛子にも見放されてしまう。 そんな中でも、頭には輝いていた過去の記憶が流れていた。 美知子はりりこの家を掃除していると、偶然りりこの整形前の写真や書類を見つけてしまう。 美知子はりりこがまた注目されることを祈り、その資料を公にした。 驚きの真実に世間は盛り上がり、りりこはまた世間の注目の的になった。 麻田は、自分の出した情報が漏れたため責任を問われることになった。 しかし、麻田は最初からそうなることを予想していた。 りりこの整形が公になれば、クリニックの悪事も晒されると考えていたのだ。 麻田の読みどおりクリニックは悪徳な施術を行っていたとして、日本中に報道された。 りりこはすべてを打ち明け、事態を収束させるために記者会見を開いた。 そして、大勢の記者たちの前で、おもむろにナイフを取り出し、自らの片目を刺した。 その間も記者たちのシャッターは鳴り止まなかった。 りりこは狂気じみた強烈なインパクトを残し世間から姿を消した。 りりこが行方不明になってから時は流れていき、世の中の様子もすっかり変わっていた。 しかし、こずえは相変わらずに高い人気を集めていた。 海外での撮影を終え、打ち上げとして過激なショーを行うクラブへ出向いた。 こずえはそのお店で、美知子によく似た人物を見つける。 不思議に思ったこずえは、その女が入っていた扉を開け奥に進んだ。 そこには、クラブの女王として君臨する美しいりりこの姿があった。 『へルタースケルター』の感想 1人の女性の美への執着心や、順調な日々から転落していく姿を美しく、過激に描いている作品でした。 りりこは狂気じみていて、過激な要求をする恐ろしい人物でした。 しかし、彼女には不思議な魅力があり、人々はその魅力に翻弄されていきます。 そんな姿を見て、崩れ行く美しさをリアルに感じることができました。 そして、この映画の独特な世界観がりりこの人生を表していた気がします。 りりこが表紙を飾る雑誌、幻覚の中で見る映像がどこか現実離れした、独特で美しいものになっています。 私も映画を見ていくうちに、どんどん映画の世界へ引き込まれていきました。 私が一番印象に残っているのは、りりこが見た幻覚の蝶です。 薬におぼれたりりこが幻覚で苦しむ際に多くの美しい蝶がりりこを取り囲みます。 それは、 やがて美しさの寿命を迎えてしまう儚いりりこの姿と、どこか重なるものがありました。 刺激的で、独特な世界観が癖になる映画です。

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