行き倒れ も 出来 ない こんな 異 世界 じゃ。 異世界王子の年上シンデレラの電子書籍

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行き倒れ も 出来 ない こんな 異 世界 じゃ

[][] おーい! 特殊設定 F/F1/4 こんにちは、こんばんは、はたまたおはようさん。 ちょっとそこの兄ちゃんちょいっと俺の話を聞いてくれや、なに、悪い話じゃねぇよ。 あっ、メタな話になるが... ちょーっと特殊な設定になるんで一応サラッと見て無理そうなら回れ右してくれよ? お兄さん方は異世界の住人ってのを見たことはあるか? 俺はあるぜ、なんせ目の前に現れて行き倒れていたんだからな。 どうやらその異世界の住人ってのは別世界の戦士らしい。 第一世界とかとは別の光の戦士、もしくは悪役?ラスボスってやつ? まぁ、何人か行き倒れてたもんで暁のメンバーに頼んで宿屋に放り込んどいた俺はよく出来たヤツだろ?だけど先日その住人達に話し聞こうとしたら全員いない訳だ。 ちなみに俺の仲間達もどっか行ったらしい... おいおいおいおい!!全員どこいったよ!??... ってなわけで俺は異世界の住人探してる訳だがお兄さん方は知らねぇ?いや、俺はボッチじゃないからな! あぁ、俺が探してる仲間と異世界の住人はこんな奴らだ。 【条件】 ・異世界の住人ことF/Fシリーズのキャラかオリジナルキャラ側の光の戦士側の混合が許せる。 ・背後年齢成人済み女性。 GのつくDCにサブ、もしくはメインキャラがいる。 ・帯所持。 ・CWLSに入れる。 ・RPが出来る。 ・下ネタ、腐会話が大丈夫。 ・サブキャラOK ・キャラが男 キャラの性別が女でも男の娘ならOK ・オリジナル側は7人まで募集中 【今居るメンバー】 ・異世界の住人 F/Fシリーズキャラ側 面倒くさがり王子様 ノクティス が朝食の野菜に怯んでるところを見つけて確保。 ・光の戦士側 オリジナル側 オスラな俺!! 以上だ。 ちなみにキャラが男だけ 一部除く ってのは下ネタや衆道ネタなんかは女子には聞かせられないからな。 ちなみに相方が居ますって人も野郎同士だが相方です!入りたい!!って人も入ってくれても構わないが恋愛推奨してる訳ではないんで恋愛、恋人間での揉め事や悪口とかは処罰の対象にさせてもらうぜ。

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第7話 魔力操作

行き倒れ も 出来 ない こんな 異 世界 じゃ

昼食を終え外に出た春斗はマギの指導の元、魔力操作を教わっている最中だった。 基本中の基本である精気で周囲の魔力を集めることが出来るようになる為、精気を磁石に見立て周囲の魔力を砂鉄を集めるような感覚で実践してみるように! とマギは言った。 魔力を収束し片手に集中させるという動作を、春斗は見様見真似で悪銭苦闘しながらもひたすら繰り返す。 何回か手から白いモヤのような精気を出して失敗はしたものの、繰り返すことによって 魔力 ( マナ )と呼ばれる目に見えない何かを感じ取ることが出来つつあるようだ。 「ふむ、だいぶ出来るようになったじゃないか。 すると、魔水晶から勢いよく炎が吹き出した。 昨日は全く出来なかったことが、出来るようになっている。 久しく感じることが無かった達成感とともに、何故こんなにもあっさり出来たのか? という疑問も浮かんだ。 春斗自身は何も感じられ無いが、『化け狐』に取り憑かれているらしい。 姿も形も分からないこの狐が持つ 魔力 ( マナ )と春斗の 精気 ( オド )は混じり合い、異質な精気になっているとマギは言った。 まさか、そのうち自身の姿も狐のようになっていくのでは? という恐ろしい妄想が頭をよぎり春斗は頭をぶんぶんと振ってイメージを霧散する。 「あのマギさん? 一つ聞きたいことがあるんですが」 「何だい?」 「さっきの説明だとブロッケン山は禁足地であり、人が足を踏み入れてはならない地でもあるんですよね? なら、アンやマギさんは何故ここで暮らしているのですか?」 マギの話を聞いて一番不思議に思っていた疑問を投げかける。 考えてみれば禁足地に人が住んでいること自体がまずおかしい。 考えられる理由としてはその地を守護する者、というシンプルな役割が思い浮かぶが——。 「それについては教えてあげることは出来ないね」 「え? 何でです?」 「アンにも関わる話なのでね。 私の口からは説明できないのさ」 マギは話はおしまいと言わんばかりに、腰掛けていたデッキチェアから立ち上がる。 何故かあまり機嫌の良くないマギが家に戻っていく様子を見送りながら、軽率にも聞いてはならないことを質問した自分を春斗は恥じた。 どんなに親切にしてもらえようが、まだ出会って間もない人達だ。 もう少し、信頼関係を築いてから聞いてみるべきだったかもしれない。 気づけばもう夕方だ。 夕日を浴びるブロッケン山の景色は何とも壮大で風情があり、東の方から夜に変わりつつある元の世界と同じような一日の終わりは、ひとときの間だけここが異世界であることを忘れさせてくれるようだった。 今は遠き元の世界に思いを馳せて、春斗が家のドアに手を掛けると、全身をピリッと電流が流れるような不思議な感覚が襲った。 弾かれるように後ろを振り向くが、ラヴが気の抜けた顔でワフーとあくびをして寛いでる姿が目に留まっただけだ。 春斗自身は知らされていないが、魔女の家の周囲には結界のようなものが張り巡らされている。 魔物や妖、怪異の類は近づけ無いようになっているのではあるが、結界の外から複数の視線が魔女の家に向かって注がれていた。 食後にいただいた緑茶のようなお茶をすすりながら、春斗は充てがわれた寝室のベッドに横になっていた。 魔力操作ができるようになったとはいえ、ようやく魔水晶で動くランタンを使えるようになった程度。 当たり前の話だが、幼馴染みの女の子が力説していた己の力で何でもできそうな、夢の異世界とは随分かけ離れている。 春斗もある日突然異世界に召喚されたり、トラックに轢かれて命を落とし別の世界に転生するという物語を読んだことはあるが、余りにも荒唐無稽であるしそんなに異世界とやらは身近にあるもの——なのか? という疑問は尽きなかった。 いざ、異世界に来てみれば己の無力を痛感するばかりで、もし転移した先がブロッケン山でなければ早々に命を落としていたのかも知れない。 それだけに気にはなる。 禁足地とされるブロッケン山に住む少女と魔女。 彼女らは何故、人里離れた辺境で暮らしているのか? 「ハルト、起きてる?」 「アン? 起きてるよ、まだ」 物思いに耽っていたハルトの耳に、扉越しに遠慮がちに声が掛けられた。 ベッドから立ち上がりドアを開けると、簡素な寝巻きに着替えたアンが頬を紅潮させて立っている。 アンの蠱惑的な姿に春斗は狼狽を隠しきれない。 こんな時に何故か幼馴染みの声が脳内に蘇る。 (こういう異世界ファンタジーはね、大体知り合ったばかりのヒロインとラッキースケベイベントが発生するものなの。 どうする? 何かあった時に僕は責任取れるのか!? 恥を承知で彼女を部屋に返すべきなのか!? それとも入れるべきなのか!? と、僅か数秒で目まぐるしく思考が一巡する。 いや、ダメじゃ無いけど、どうしたの? 急に。 お願い!!」 こう言われては返す言葉も無い。 春斗は覚悟を決めてアンを部屋に招き入れる。 ベッドサイドに二人して腰を下ろすと、アンが春斗を押し倒した。 「な、何するんだよ!? アン!?」 「しー。 静かにしてよ? ハルト? マギが起きてきちゃうじゃない?」 仰向けに寝かされたハルトの上にアンが覆いかぶさるように、両手と両足の自由を奪う。 先ほど感じた身体に電流が流れるようなビリっとした感覚——恐らく何かの魔法を使われたに違いない。 尚も束縛から逃れようとする春斗にアンは唇と唇が触れ合う距離まで顔を近づけると、妖艶な笑みを浮かべる。 「せっかく山が引き入れた異界の極上な供物。 ありがとう、ハルト。 まだ出会って間もないけれど、彼女はこんなことをする人じゃないはずだ。 それに、喰らう? 人を食べるなんてまるでそれは怪物の所業ではないか。 アンは絶対こんなこと言わない。 それにアン? らしき女の目、細長く見開かれたそれはまるで狐の目のようだ。 薄ら寒さを感じるのはこの女が発しているのが、魔力では無く元の世界の言葉を使うなら妖気——と考えればしっくり来る。 では、本物のアンは何処に? なけなしの力を振り絞って精気を使い、魔力を集めたところで春斗は魔法を使えない、が。 勢いよく燃え上がる炎の灯りがアンに化けた何かの姿を燻り出す。 壁に映った影絵はまさに怪談で聞くような化け狐のような形。 女が目眩しのような灯りでのけぞると、両手両足の束縛も解けた。 ざっと見積もって2メートルくらいだろうか? 上手く受け身を取れば最悪足を挫いたくらいで済むかも知れない。 背後からにじり寄ってくる身の毛も凍るようなおぞましい魔力を感じた春斗は、後ろを振り返ることなく窓辺に片足をかけ、勢いよく飛び降りた。

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行き倒れ も 出来 ない こんな 異 世界 じゃ

昼食を終え外に出た春斗はマギの指導の元、魔力操作を教わっている最中だった。 基本中の基本である精気で周囲の魔力を集めることが出来るようになる為、精気を磁石に見立て周囲の魔力を砂鉄を集めるような感覚で実践してみるように! とマギは言った。 魔力を収束し片手に集中させるという動作を、春斗は見様見真似で悪銭苦闘しながらもひたすら繰り返す。 何回か手から白いモヤのような精気を出して失敗はしたものの、繰り返すことによって 魔力 ( マナ )と呼ばれる目に見えない何かを感じ取ることが出来つつあるようだ。 「ふむ、だいぶ出来るようになったじゃないか。 すると、魔水晶から勢いよく炎が吹き出した。 昨日は全く出来なかったことが、出来るようになっている。 久しく感じることが無かった達成感とともに、何故こんなにもあっさり出来たのか? という疑問も浮かんだ。 春斗自身は何も感じられ無いが、『化け狐』に取り憑かれているらしい。 姿も形も分からないこの狐が持つ 魔力 ( マナ )と春斗の 精気 ( オド )は混じり合い、異質な精気になっているとマギは言った。 まさか、そのうち自身の姿も狐のようになっていくのでは? という恐ろしい妄想が頭をよぎり春斗は頭をぶんぶんと振ってイメージを霧散する。 「あのマギさん? 一つ聞きたいことがあるんですが」 「何だい?」 「さっきの説明だとブロッケン山は禁足地であり、人が足を踏み入れてはならない地でもあるんですよね? なら、アンやマギさんは何故ここで暮らしているのですか?」 マギの話を聞いて一番不思議に思っていた疑問を投げかける。 考えてみれば禁足地に人が住んでいること自体がまずおかしい。 考えられる理由としてはその地を守護する者、というシンプルな役割が思い浮かぶが——。 「それについては教えてあげることは出来ないね」 「え? 何でです?」 「アンにも関わる話なのでね。 私の口からは説明できないのさ」 マギは話はおしまいと言わんばかりに、腰掛けていたデッキチェアから立ち上がる。 何故かあまり機嫌の良くないマギが家に戻っていく様子を見送りながら、軽率にも聞いてはならないことを質問した自分を春斗は恥じた。 どんなに親切にしてもらえようが、まだ出会って間もない人達だ。 もう少し、信頼関係を築いてから聞いてみるべきだったかもしれない。 気づけばもう夕方だ。 夕日を浴びるブロッケン山の景色は何とも壮大で風情があり、東の方から夜に変わりつつある元の世界と同じような一日の終わりは、ひとときの間だけここが異世界であることを忘れさせてくれるようだった。 今は遠き元の世界に思いを馳せて、春斗が家のドアに手を掛けると、全身をピリッと電流が流れるような不思議な感覚が襲った。 弾かれるように後ろを振り向くが、ラヴが気の抜けた顔でワフーとあくびをして寛いでる姿が目に留まっただけだ。 春斗自身は知らされていないが、魔女の家の周囲には結界のようなものが張り巡らされている。 魔物や妖、怪異の類は近づけ無いようになっているのではあるが、結界の外から複数の視線が魔女の家に向かって注がれていた。 食後にいただいた緑茶のようなお茶をすすりながら、春斗は充てがわれた寝室のベッドに横になっていた。 魔力操作ができるようになったとはいえ、ようやく魔水晶で動くランタンを使えるようになった程度。 当たり前の話だが、幼馴染みの女の子が力説していた己の力で何でもできそうな、夢の異世界とは随分かけ離れている。 春斗もある日突然異世界に召喚されたり、トラックに轢かれて命を落とし別の世界に転生するという物語を読んだことはあるが、余りにも荒唐無稽であるしそんなに異世界とやらは身近にあるもの——なのか? という疑問は尽きなかった。 いざ、異世界に来てみれば己の無力を痛感するばかりで、もし転移した先がブロッケン山でなければ早々に命を落としていたのかも知れない。 それだけに気にはなる。 禁足地とされるブロッケン山に住む少女と魔女。 彼女らは何故、人里離れた辺境で暮らしているのか? 「ハルト、起きてる?」 「アン? 起きてるよ、まだ」 物思いに耽っていたハルトの耳に、扉越しに遠慮がちに声が掛けられた。 ベッドから立ち上がりドアを開けると、簡素な寝巻きに着替えたアンが頬を紅潮させて立っている。 アンの蠱惑的な姿に春斗は狼狽を隠しきれない。 こんな時に何故か幼馴染みの声が脳内に蘇る。 (こういう異世界ファンタジーはね、大体知り合ったばかりのヒロインとラッキースケベイベントが発生するものなの。 どうする? 何かあった時に僕は責任取れるのか!? 恥を承知で彼女を部屋に返すべきなのか!? それとも入れるべきなのか!? と、僅か数秒で目まぐるしく思考が一巡する。 いや、ダメじゃ無いけど、どうしたの? 急に。 お願い!!」 こう言われては返す言葉も無い。 春斗は覚悟を決めてアンを部屋に招き入れる。 ベッドサイドに二人して腰を下ろすと、アンが春斗を押し倒した。 「な、何するんだよ!? アン!?」 「しー。 静かにしてよ? ハルト? マギが起きてきちゃうじゃない?」 仰向けに寝かされたハルトの上にアンが覆いかぶさるように、両手と両足の自由を奪う。 先ほど感じた身体に電流が流れるようなビリっとした感覚——恐らく何かの魔法を使われたに違いない。 尚も束縛から逃れようとする春斗にアンは唇と唇が触れ合う距離まで顔を近づけると、妖艶な笑みを浮かべる。 「せっかく山が引き入れた異界の極上な供物。 ありがとう、ハルト。 まだ出会って間もないけれど、彼女はこんなことをする人じゃないはずだ。 それに、喰らう? 人を食べるなんてまるでそれは怪物の所業ではないか。 アンは絶対こんなこと言わない。 それにアン? らしき女の目、細長く見開かれたそれはまるで狐の目のようだ。 薄ら寒さを感じるのはこの女が発しているのが、魔力では無く元の世界の言葉を使うなら妖気——と考えればしっくり来る。 では、本物のアンは何処に? なけなしの力を振り絞って精気を使い、魔力を集めたところで春斗は魔法を使えない、が。 勢いよく燃え上がる炎の灯りがアンに化けた何かの姿を燻り出す。 壁に映った影絵はまさに怪談で聞くような化け狐のような形。 女が目眩しのような灯りでのけぞると、両手両足の束縛も解けた。 ざっと見積もって2メートルくらいだろうか? 上手く受け身を取れば最悪足を挫いたくらいで済むかも知れない。 背後からにじり寄ってくる身の毛も凍るようなおぞましい魔力を感じた春斗は、後ろを振り返ることなく窓辺に片足をかけ、勢いよく飛び降りた。

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