ケレン ハンマー。 OH ケレンハンマー#3/4

TRUSCO ケレンハンマー #3/4

ケレン ハンマー

ケレンとは何か? ケレン = 清浄な被塗面をつくること ケレン、なにか特殊な専門用語のように聞こえますが、じつは英語の「クリーン」が訛って「ケレン」になったといわれています。 つまり、キレイにすることが、ケレンなのです。 ケレンとは主に鉄部に対して行う「 素地調整」を意味する言葉で、素地調整の中でもさび落としの意味合いで使われることが多いです。 建築現場では「 素地ごしらえ」「 下地処理」などという言葉も使われていますが、基本的に行う作業は同じ。 塗料を塗る前に素地をキレイにする、整えることをいいます。 ケレンの目的:塗料を密着させること ケレンを行う目的は、大きく2つ。 塗布面の整調 一つ目は、上記のとおり塗料を塗る前に 塗る面を整えることです。 塗料は、構造物や建築物をさびや汚れといったダメージから保護するために施されます。 その効果を最大限に発揮するためには、塗膜が被塗面にしっかり密着している必要があります。 カサブタが出来ている傷にいくら上から薬を塗っても効能が届きにくいのと同じようなもので、異物の上からいくら高性能な塗料を塗っても効果が半減してしまうのです。 そのため塗布のまえに、邪魔になるもの=さび、黒皮(鋼材を熱処理した際に発生する黒い酸化物)、塩分、水分、粉塵、塵埃などの付着物を出来るかぎり取り除く必要があります。 特に鉄部では、さびが進行しないよう付着物を取り除くことがケレンの大きな目的です。 付着性の向上 二つ目は、被塗面に凹凸を付けて、 塗料の付着をよくすることです。 つるつるの表面、たとえば鏡にサインペンで文字や絵を書いても擦ればつるっと簡単に落ちてしまいます。 しかし表面がざらっと凹凸のある壁紙に書いたら落とすのはとても大変です。 これはわずかな凸凹(専門用語で、アンカーパターンと言う)が出来ることで表面積が広くなり、剥がれにくくなるためです。 このように材料表面の微細な凹凸に塗料を入り込ませてしっかり定着させることを 投錨効果(アンカー効果)といいます。 この機械的性質を利用して、塗膜を長期間、美しくキープさせます。 余分な汚れを取るのと同時にわざと被塗面に凹凸をつけていくこともケレンのもうひとつの目的です。 [図1]塗膜を長く持たせるための要因図 出展:関西鋼構造物塗装研究会 編『塗る : やさしい塗装のはなし』 ケレンの重要性:塗料の目的を果たすこと もしケレンをしなかったり、いい加減にしか行わなかったらどうなるのでしょうか? プロにはそんなこと考えられないかもしれませんが、最近は自宅の建物や門扉などのエクステリアメンテナンスなどは自分でとお考えの方も増えています。 見たところあまり汚れていないし、手間やお金もかかるからケレンを省いて塗料を塗ってしまおうと考える人もいるかもしれません。 しかし、そもそも塗装とは、 構造物や建築物をダメージから守るために行うものです。 ケレンをしないと、仕上がりや効果、そして耐用年数に悪影響を及ぼします。 まず考えられることは、塗膜の剥離。 ホコリなどの汚れを落とさないまま、なおかつ表面の凸凹が少ない状態では塗料は被塗面にしっかり食いつきません。 風雨や紫外線にさらされれば、塗面は簡単に剥がれ落ちてしまいます。 剥離は見た目にも良くないだけでなく、剥がれた箇所からさびなどの劣化が進行し、さらにそのさびを放置しておくと、構造物をもろく劣化させ損傷させる原因にもなります。 ケレンの効果:塗料の種類や重ね塗りよりも重要 ケレンの効果は、数字の上でも一目瞭然です。 以下の表「各種の要因が塗膜寿命に及ぼす影響」をご覧ください。 なんと、 素地調整(ケレン)が塗膜の寿命に及ぼす影響は50%近くにも及ぶのです。 [表]各種の要因が塗膜寿命に及ぼす影響 要因 影響度 素地調整(1種、2種の差) 49. 5% 塗り回数(1回塗りと2回塗りの差) 19. 1% 塗料の種類(塗料系の違いなど) 4. 9% その他(塗装技術、気候など) 26. 5% 出展:関西鋼構造物塗装研究会 編『塗る : やさしい塗装のはなし』 塗る回数を増やしたり最新の塗料を使ったりすることよりも、ケレンをキチンと行うことがいかに大切であるかが分かります。 ケレンの必要性:「金属が錆びる理由」から考える そもそも金属はなぜ錆びてしまうのでしょうか? 金属は鉱石の状態で地球上に存在しています。 鉱石を莫大なエネルギーを費やして一部の成分を取り出したのが金属です。 錆びるというのは、人為的に作り出された金属が元の鉱石の状態に戻ろうとすることで起きる 自然現象だということが出来ます。 さび層中に水分や腐食性イオンが存在しこれが時を経てさびになる 金属の中でもとくに錆びやすい鉄を例にみていきましょう。 鉄鉱石から酸素を分離して作られた鉄は、酸化物に戻ろうとします。 鉄は空気中の酸素や水分と結びついてイオン化し、いくつかの化学変化をへて最終的にて酸化鉄となります。 この酸化物が「さび」と呼ばれるものです。 水中における鉄の腐食プロセス [図2]水中における鉄の腐食プロセス 出展:関西鋼構造物塗装研究会 編『塗る : やさしい塗装のはなし』 つまり、 何も対策をしなければ「錆びる」のが自然なのです。 出来てしまったさびを除去して、塗膜性能を発揮させるために適した素地に処理することが「ケレン」ということになります。

次の

カストリ鎚

ケレン ハンマー

45 1 1. 05 1. 5 1. 6 0. 8 1. 6 2. 5 0. 42 質量(kg) 5. 2 7. 2 15 21. 2 30 4. 8 14 18 3. 5 注)工具の取り外しはエアを抜いてから行ってください。

次の

カストリ鎚

ケレン ハンマー

ハンマー、かなづちとは?|英語 HAMMER 金づちとは鉄製の槌 つち のことで ゲンノウ 玄能 、トンカチ、ナグリ、ハンマーなどさまざまな名で呼ばれる。 種類も非常に豊富で、釘を扱うことに限定しても大工仕事用のものもあれば、建具用やいにしえの箱屋用のものもある。 ここで、代表的なカナヅチについて、形を比べてみましょう。 ゲンノウは柄と頭部が 直交しています。 これが直角でないとノミに命中させるのは難しく、また両口とも打撃に使うことはできません。 カシ材の木柄は衝撃を吸収しながらも、打った手応えがよくわかります。 断面はだ円で、頭の向きを手に教えます。 そして柄のテーパー形状は、左右対称が普通。 職人が自分で仕込んだものには、木殺し側だけを直角線に保った形も見られます。 また柄頭を木殺し側に寄せ、重心を移動したものもあります。 どれも直角を強く意識した、命中精度本位の形です。 ネイルハンマーは打撃面側か重く、安定したクギ打ちができます。 この打撃面はわずか柄側に傾斜してあります。 このほうが手首のスナップで加速が効きます。 釘を木材のなかに打ち込むのが金づちの基本的な役割だが、さまざまな形状のものがあり、そぞれに用途が異なっていたりしており、色々なタイプのものがあります。 かなづちの形状 金槌、ハンマー、トンカチ、玄翁の違い 釘を打ったり、ノミを叩いたり、物を打ち付けたり、潰したりするための打撃部分と、手で持つ柄の部分で構成される工具の総称を日本語で「つち」といい、漢字では 「槌」や 「鎚」と書きます。 「つち」のうち、打撃部分が金属製のものを「かなづち」といい、漢字では「 金槌」と書きます。 打撃部分が金属製の「つち」は、多数の種類がありますが、単に「かなづち」といった場合、おもに「先切金槌」と呼ばれる片側が平らで、片側の先端が尖った形状の釘打ち用のものを指す場合が多いです。 通常の釘打ちには平らな面を、仕上げ打ちや入隅などせまい部分で打ちこむ場合に尖った面を使用します。 「かなづち」のうち、打撃部分の片側が平らに、片側がわずかに凸状になったものを「げんのう」といい、漢字では「玄翁」や「玄能」と書きます。 ちなみに「 玄能(げんのう)」は正しくは 玄翁(げんのう)で玄能は当て字。 というのは、玄翁は玄翁和尚という曹洞宗の高僧の名前が由来です。 又、 トンカチの由来は不明ですが叩く音からきているという説が有力です。 最期に「かなづち」に対して、打撃部分が木製のものを「木槌 きづち 」といいます。 ハンマー、金槌の種類と用途|JIS規格 日本古来の大工用といえば両側で釘を打つことができる 両ロゲンノウ。 単にゲンノウと呼ばれることも多い。 片側が薄くとがった形状のものは 先切り金づちという。 とがった側で小さなものを打ったり穴あけや打ち壊しができる。 小さなサイズのものは 唐紙づちといわれ建具や家具作りに使われる。 大きなものはレンガやブロックの打ち割りに使える。 片側が釘抜きのものもあり、日本古来のスタイルのものは箱屋金づち、西洋スタイルのものはネイルハンマーと呼ばれる。 クサビ 作業中に抜けると非常に危険なので、ひと回り大きな クサビに打ち直すか新しい柄に交換する必要がある。 その点、スチール製の柄だと多少重くなるが、柄の調整は不要。 ただし、スチール製の柄で頭部が少しでもガタついたら廃棄して新しいものを交換すること。 金槌の重さと重心 金づちの頭にはさまざまな大きさのものがあり、通常は重さが表示されている。 重いものほど釘を打ち込みやすくなるが、あまり重いと振りにくくなる。 従来は大工仕事に使う両ロゲンノウなら 400g弱が使いやすいとされていた。 また、両ロゲンノウの頭部の重心は柄の入る中央部だが、ネイルハンマーの場合は釘抜きの側が打撃側より軽いので、重心が打撃面の側に寄る。 そのため、打撃面の側が真下に向きやすくなるので、上から下への釘打ちなら、ネイルハンマーのほうが釘に向かっでのコントロールが容易になる。 ネイルハンマーの重心 ハンマー、金槌の種類 ハンマー 槌 には釘打ちに使うもの以外にもさまざまなものがある。 金づちと同じように鉄製だが、打撃面の形状が異なるものや、打撃する部分の素材が異なるものがある。 鉄エハンマーはボールピンハンマーともいわれ、鉄工作業で材料をきたえたりリベットを打つことなどに使われる。 彫金でも使用する。 ブロックハンマーは片側が先切りでもう片側が四角い打撃面になっていて、レンガやブロック、石材、タイルの打ち割りや整形に使われる。 頭部の素材には鉄以外にも、木、ゴム、プラスチック、ウレタン、銅など実にさまざまなものがある。 銅ハンマーは、たたいて火花が出ると危険な場所で使用されるものだが、それ以外の鉄より軟らかい素材のものは、たたく対象を傷めない配慮が必要な状況で使うものが多い。 また、木づちについてはカケヤ 掛け矢 と呼ばれる非常に大きなものもある。 打撃面の大きさと重さの関係から木が採用されていて、建物の柱を組む際や太いクイを打ち込む際に使われる。 木槌、ゴムハンマー、プラハンマー 木づち、ゴムハンマーは直接、材料を叩いても跡が残らないので材料の継手をつなぐ際に良く用いられる。 ただし、絶対にキズがつかないというわけではない。 木づちは意外と硬いので、軟らかい木材に斜めに当たれば、凹みができることもある。 これと比べればゴムハンマーのほうが対象に優しい。 また、ゴムハンマーは板金作業で金属板の形状を修正するような作業にも使える。 プラハンマー 木ヅチの良さは、打った手応えが手にも耳にもわかりやすいこと。 微妙な調節が利きます。 反面、軟材を強打すればキズは避けられません。 プラハンマーも同様です。 一方ゴムハンマーはこの逆で、手応えは鈍感ながら、強力なたたき締めでも材料にキズを付けずにすみます。 この辺りが性格の違いで、使い分けのポイントです。 実際の場面では、位置合わせの微妙な調節には木ヅチ、ホソをきっくはめるにはゴムハンマーとなります。 両者はサイズ表示の方式が違うので、表に整理しておきます。 木づち、ゴムハンマーは直接、材料を叩いても跡が残らないので材料の継手をつなぐ際に良く用いられる。 ただし、絶対にキズがつかないというわけではない。 木づちは意外と硬いので、軟らかい木材に斜めに当たれば、凹みができることもある。 これと比べればゴムハンマーのほうが対象に優しい。 また、ゴムハンマーは板金作業で金属板の形状を修正するような作業にも使える。 内装作業・木製品・家具の組み立てに最適です。 ゲンノウは匁(もんめ=3. 75グラム)をグラムに置き換えた数字です。 標準となる中ゲンノウは375グラム。 ノミ打ちが主眼なので、やや重めの設定です。 金エハンマーは450グラムが標準。 これをポンドハンマーと呼びます。 唐紙ツチは広いほうの打撃面の幅で呼びます。 ハンマー、カナヅチの適合サイズ(打ちやすいサイズ) カナヅチ 重さ クギ 長さ ノミ 刃幅 115g 135g 185g 225g 300g 375g 450 g 19mm以下 19~25mm 19~32mm 25~38mm 32~50mm 38~65mm 50~90mm - - - 3~12mm 3~18mm 9~36mm 30mm以上 表中115gは18mmサイズの唐紙ツチ、他はゲンノウ ハンマー、金づちの選び方 大きな選択肢は ネイルハンマーか ゲンノウかですが、これは好みと考え方によります。 いちばん用途が広いのは八角ゲンノウでしょう。 命中精度もよく、特に木工分野にはお勧めです。 1本だけなら 300グラム。 これだけでは守備範囲が足りません。 もう一度「カナヅチの適合表」を見てみましょう。 できれば2本持ちたいところです。 ひとつは重めの 375グラム。 次に手軽な 185グラムを。 もし小さいクギ用で3本目に唐紙ツチを持つなら18ミリ。 これは 115グラムに相当します。 さっきの185グラムは225グラムにし、均等に散らせば使い分けが利きます。 非常用としては、重い 450グラムの金エハンマーも便利です。 守備範囲はタガネ打ちや板金作業にも広がっていきます。 ゲンノウはよほどのこだわりがない限り、柄と頭が組まれた普通のものでも精度は充分です。 購入時のチェックとしては、柄が直角で、さらにだ円の向きがズレていないことを確かめましょう。 そして木目をたどってみます。 極端な斜めの木目をもった柄は、乾燥するにつれて湾曲する傾向があるので要注意です。

次の