尽力を尽くす。 尽力(じんりょく)の意味と正しい使い方

「尽力を尽くす」の意味と敬語表現・正しい使い方と例文

尽力を尽くす

「お力添え」と「ご尽力」はどちらも「助ける」という意味です。 ただ、ニュアンスが異なるため、まずはそれぞれの正しい意味をご紹介します。 力を貸すこと。 援助」という意味の言葉です。 「お力添え」は何かを成し遂げるため奮闘しているときに、力を貸してくれるようお願いする言葉です。 「ご尽力」は何かを成し遂げるため奮闘しているときに、かなりの労力をかけて助けてくれること指す言葉です。 「お力添え」……軽め。 手を貸してもらう・助言してもらうという程度 「ご尽力」……重め。 助けてもらう・実現のために走り回ってもらうという程度 相手からの手助けに対してどちらを使うかは、助けてもらった人の主観で判断します。 客観的に、このくらい手伝ったから「お力添え」を使う、などという基準があるわけではありません。 「ご尽力」と言えるほど助けてもらったのか、「お力添え」が適切な程度に助けてもらったのかを、助けてもらった人が判断します。 「お力添え」が適切な場合 ・プロジェクトメンバーではないが、軽く仕事のアドバイスをもらった ・商品宣伝のために、自主的にSNSで発信してくれた ・イベント主催者ではないが、参加して集客に貢献してくれた 成功のために手は貸してくれたが、外部からの軽い協力程度であれば、気にせず「お力添え」を使いましょう。 ここで「ご尽力」を使うと「もっと手伝ってくれればよかったのに」という嫌味と受け取られるリスクがあります。 「ご尽力」が適切な場合 ・上司がプロジェクト成功のために全面的に協力してくれた ・イベントのために出資してくれた ・寝る間も惜しんで一緒に仕事をしてくれた 成功のために、できる限りの力を貸してくれたなら、「ご尽力」が適切です。 一生懸命協力してくれた相手に「お力添え」を使うと、相手は軽視されたように感じて不快になってしまうかもしれません。 意味は同じでも、失礼な印象を持たれる危険があると意識するだけで、正しい選択ができる言葉です。 お礼編 ・日頃からお力添えを賜り、心より感謝しております。 ・この度はSNS拡散施策にお力添えを賜り、誠にありがとうございました。 ・今後とも、より一層のお力添えをいただけますと幸いに存じます。 お礼編 ・ この度のプロジェクト完遂にあたり、関係各位の皆様のご尽力には心から感謝申し上げます。 ・ 平素よりご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。 ・ このプロジェクトが無事終わりを迎えられたのも、皆様のご尽力あってこそでした。 本当にありがとうございます。 ・プロジェクト完遂に向けて、尽力して参ります。 ・精一杯尽力させていただきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。 自分に対して使う「尽力」は、 「力を尽くします」「がんばります」というニュアンスをスマートに伝える言い回しとして、とても便利な言葉です。

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【注力】と【尽力】の意味の違いと使い方の例文

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「頭痛が痛い」 「危険が危ない」 「不快感を感じる」 といった言葉が重言で、よくジョークに用いられますね。 では、重言がすべて日本語として間違いなのかというと、そういうわけではありません。 ちなみに、「びっくり仰天」「好き好んで」といった表現は重言にあたりますが、これらはこういう慣用表現だと受け入れられています。 ただ、今回取り上げている 「尽力を尽くす」という言葉は、 重言を使った慣用表現として受け入れられていません。 そのため、日記やSNSへのプライベートな投稿ならともかく、ビジネスの場など改まった場においては「言葉を知らない人」だと思われてしまう可能性が高いといえます。 ですので、「尽力を尽くす」という言葉を使うのは、避けたほうが無難です。 例文2 プロジェクトチーム発足の際にはお力を尽くしていただき、誠にありがとうございました。 例文3 〇〇さんは、長年にわたり顧客満足度の改善に力を尽くした人物として知られている。 例文4 新事業の成功を目指し、今後とも社員一丸となって力を尽くす所存です。 例文5 事故の原因究明に努めるとともに、今後はより一層安全対策に尽力いたします。 「尽力を尽くす」の言い換え表現や類義語!正しい言い方をチェック! 「尽力を尽くす」の言い換え表現の例!正しい言い方は「尽力する」「力を尽くす」「全力を尽くす」 「尽力を尽くす」の 正しい言い換え表現は.

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「尽力を尽くす」とは?意味や使い方をご紹介

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「尽力」の読み方・意味・語源 「尽力」は「じんりょく」と読む 「尽力」は <じんりょく>と読みます。 「盡力」と書くこともできますが、一般的に「尽力」を使うことが多いです。 「尽力」の意味は「あることのために力を尽くすこと」 「尽力」は 「あることのために力を尽くすこと」「骨を折ること」を意味します。 「努力」と似ていますが、ニュアンスが異なります。 例えば、「成績を上げるために努力する」とは言いますが、「成績を上げるために尽力する」とは言いません。 「尽力」の漢字の語源 「尽」は音読みだと「ジン」、訓読みだと「つくす」「つきる」と読みます。 「尽」は「全部出しつくす」「全て費やす」を意味します。 「力」は音読みだと「リョク」「リキ」、訓読みだと「ちから」と読みます。 「力」は「肉体的・精神的なちから」「つとめる」を意味します。 それらが組み合わさり「力を全て出して尽くすこと」といった意味になりました。 「尽力」の使い方と例文 「尽力」は自分自身が全力を尽くすときに使う 自分自身が力を尽くすことに対して 「尽力」と使います。 「目標達成のために尽力する」「問題解決のために尽力する」「町の復興のため尽力する」などと言います。 このように、相手に対して「頑張ります」「努めていきます」という意欲を伝える場合に「尽力」を使います。 「努力します」と言うこともできますが、 「尽力します」と言った方が、「ただの努力ではなく、全身全霊で頑張っていく」という強い気持ちを伝えられます。 「尽力」の主な言い回し 「尽力」を使う場合の主な言い回しは ・精一杯尽力いたします ・尽力してまいります ・誠心誠意尽力してまいりたいと存じます ・尽力させていただく所存です ・尽力を惜しまない などとなります。 また「尽力」を使うときは、 「微力ながら」「及ばずながら」とクッション言葉を前におくことで、謙虚な気持ちを表します。 「力不足ではありますが」「十分ではありませんが」という意味なので、自分の力を謙遜した表現できます。 クッション言葉がないと、やや謙虚さに欠けるように印象になってしまいます。 「尽力を尽くす」「尽力を注ぐ」は重語にあたり誤用 「尽力を尽くす」や「尽力を注ぐ」という使い方は誤用になります。 「尽力」という言葉自体が「力を尽くす」を意味しているので、「尽力を尽くす」では「力を尽くすことを尽くす」となってしまいます。 また「尽力を注ぐ」とすると「力を尽くすことを注ぐ」と意味が重複しますので、重語にあたります。 重語自体は一概に間違いであるとは言い切れませんが、少なくともビジネスメールなどでは推奨されません。 「尽くす」や「注ぐ」を用いる場合は「誠意を尽くす」「力を注ぐ」「全力を注ぐ」などです。 「ご尽力」にすると敬語表現 「ご尽力」は目上の人に対して感謝の気持ちを表すときに使う 「尽力」を目上の人に対して使うには、 「ご尽力」という形にします。 基本的に、「ご尽力」という言葉は、目上の人に感謝の気持ちを表すときに使います。 相手に、「(何かを成し遂げるために)かなりの労力をかけ、助けてくれてありがとうございます」と深く感謝を示したい場合は、「ご尽力」を使うのが良いでしょう。 主に、相手が自分を助けてくれた、協力してくれた際に用います。 感謝の言い回しとしては、 ・ご尽力のおかげ ・ご尽力の賜物 ・ご尽力されている ・発展に尽力する ・ご尽力いただきありがとうございます ・ご尽力いただき、心から感謝申し上げます ・ご尽力賜り、感謝申し上げます ・ご尽力の賜物と深く感謝いたします などとなります。 例えば、「ご尽力の賜物」は「相手が力を尽くしてくれたおかげで成果を得た」という意味です。 「ご尽力」はお詫びや謝罪をする時にも使う また、 「ご尽力」は感謝を述べるときだけでなく、お詫び・謝罪をするときにも使います。 相手が労力をかけて、助けてくれたにも関わらず、成果がや結果が出なかった時に用います。 この場合は、「ご尽力いただいたにも関わらず、申し訳ありません」などと謝ります。 「ご尽力」はお願いをするときには使わない 「ご尽力」は相手に何かをお願いするときは使いません。 「ご尽力いただけませんか」などと依頼すると、「(私のために)力を尽くして助けてくれませんか」というニュアンスで、非常に厚かましい印象となってしまいます。 注意しましょう。 「ご尽力」を用いた例文 ・これもひとえに、皆様のご尽力のおかげです。 誠に感謝申し上げます。 ・この度は、プロジェクト実施において、皆様より多大なるご尽力を賜りましたことに厚くお礼申し上げます。 ・貴社におかれましては、日頃より町の発展のためご尽力され、誠にありがとうございます。 ・イベントの開催に当たりまして、会場設備をはじめ多方面にわたりご尽力いただきまして、深く感謝いたします。 ・この度、御社の長年にわたるご尽力が実を結ばれましたことは、感激の至りでございます。 ・この度はご尽力いただいたのにもかかわらず、残念な結果となりましたことを深くお詫び申し上げます。 「添」は「加える」「足す」という意味なので、「力添え」は助けるといったイメージになります。 「お力添え」の使い方としては、 ・お力添えいただく〜 ・お力添えのほど〜 ・お力添え賜る〜 などとなります。 感謝・お詫び・お願いをするときに使います。 「お力添え」はどんなに些細なことであっても、相手から援助や手助けを得た場合には使うことができます。 また、「ご尽力」はお願いする時に使いませんが、「お力添え」は「お力添えいただけますか」などと使えます。 「お力添え」と「ご尽力」の違いはどうなるのでしょうか? ・この度は、弊社にご尽力いただきありがとうございます。 ・この度は、弊社にお力添えいただきありがとうございます。 このように、比べてみてもそんなに違いはないように思いますが、ニュアンスが少し異なります。 また、「尽力」と違い、 「お力添え」は「他人からの援助」を意味しているので、自分の行いに対しては使用できません。 「力添えできずに申し訳ありません」「力添えさせていただきます」などは誤用です。 使い方を間違ってしまうと相手に誤解を招いてしまうこともあるので、違いについてしっかり理解しておきましょう。 ・どうかますますのご指導とお力添えを賜りますよう、お願いいたします。 ・お力添えを頂いたにも関わらずこのような結果となってしまい、誠に申し訳ありません。 「尽力」と「貢献」の違い 「尽力」・・・あることのために力を尽くすこと 「貢献」・・・会社やある物事のために力を尽くすこと、役に立ったり良い結果をもたらすこと 「尽力」も「貢献」も会社や物事に対して力を尽くすことを意味します。 ただ「貢献」は元々「貢ぎ物を奉ること」といった意味ですので、相手にものを捧げることを意味します。 そのため今でも「貢献」は会社や物事にとって良い結果や利益をもたらすなど、役に立った場合に使われることが多くなっています。 それに対して「尽力」は結果など関係なく、力を尽くすこと全般に使われています。 また、ビジネスシーンだけでなく日常会話でもよく使われていて、 「ご尽力」に比べて堅苦しさもなく気軽に使いやすい言葉です。 「ご尽力」はこれよりもより丁寧な言い方になるため、相手によってはかえって嫌味っぽいと思われてしまう場合があります。 立場や使う相手によってうまく使い分けられると良いでしょう。

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