村 又 さん の 秘密。 村又さんの秘密1巻はzipやrarではもう無料で読めないの?

apps.axisphilly.org:カスタマーレビュー: 村又さんの秘密 (メガストアコミックス)

村 又 さん の 秘密

「先生の作品、『漫画村』で読んだんですけど、次に出るのはいつですか」 さるイベントで著者にそう話しかける若者が……。 周囲は著者の顔をまともに見られず、場を沈黙が支配したという。 コンテンツはタダであれ、というスタンスの人たちのことを指します。 金を出して買うなんてバカだ、と。 今は消滅しましたが、『はるか夢の址(あと)』という、日本最大級の海賊版グループが運営していたサイトの宣伝文には、こうありました。 コロナ禍でほとんど注目されなかったが、著作権法の改正案が議論され、この6月5日に成立した。 これはそんな「タダ読み」を防ぐための一手とも言える法律なのである。 「少しずつですが、これで海賊版の問題が解決に向かえばいいな、と思うばかりです」 と言うのは、マンガ家の里中満智子さん。 『天上の虹』などのヒット作で知られる里中さんは、日本漫画家協会の理事長として海賊版対策に尽力してきた。 「若いマンガ家さんのチャレンジが違法サイトで閉ざされてしまうのは残念でなりません。 これを機に、読者の方々も面白いマンガを読みたいならば、健全なサイトで読んで、作者を支えていただきたい」 「海賊版」の被害が広く知られるようになって久しい。 前出の出版広報センターによると、国内での総被害額は2013年度で年間500億円(経産省の調査)。 昨年、摘発され、大きな話題となった「漫画村」による被害額は実に3200億円、前出の「はるか夢の址」のそれも731億円となる。 これだけの金額分のマンガがタダで読まれてしまったということになる。 海賊版といってもさまざまな類型がある。 例えば、「オンラインリーディングサイト」。 「漫画村」が代表で、サイトにアクセスするとストリーミングで作品が読める。 「漫画村」で注目を集めたが、もともと数は少ない。 他方、日本で一貫して主流となっているのが「リーチサイト」である。 「はるか夢の址」がそれだ。 サイトにマンガはなく、リンクが張ってある。 ユーザーは自分が読みたい作品のリンクをクリックすると、ネット上の「貸し金庫」である「サイバーロッカー」にジャンプ。 そこに違法にアップロードされたマンガをダウンロードして読む、という仕組みだ。 その他にもYouTubeなどにマンガを紙芝居化して投稿する「動画投稿サイト」、「ネタバレサイト」、「P2P」、「詐欺サイト」など、あの手この手の類型がある。 今度の改正案が狙い撃ちにしたのは、このうち主流を占める「リーチサイト」。 海賊版に利用者を誘導する行為そのものを規制した。 また、ユーザーについても、違法ダウンロードを禁止。 ネット上に無断掲載されたマンガなどを、海賊版と知りながらダウンロードする行為を違法とし、悪質な場合は刑事罰も科されることに。 これまで映像と音楽に限定されていた規制対象が拡大されたのである。 天才が筆を折る 本来、ネットの世界は自由が基本。 それに規制を加えることには反対論もあった。 実際、改正案は昨年、一度企図されたものの、「ネット利用の萎縮を招く」と国会への提出が見送られた経緯がある。 今回は大幅な修正を加えられてようやく成立したのだ。 なぜ、ネットの世界をそこまでして規制しなければならなかったのか。 こうした甚大な被害の防止はもちろんだが、それに加えて、いや、何より、 「あなたが海賊版サイトを利用することによって、マンガ家さんの収益が減り、新たな作品が生まれなくなる可能性がある。 これが最も重要な点なのです」 と解説するのは、前出の伊東座長である。 「例えば、『漫画村』が一番ひどい時に発売された複数のコミックスを調べたところ、売り上げが2割くらい落ちていたことがわかりました。 『漫画村』の影響がない時期に、あるコミックスの10巻の売り上げが〇円あったとして、『漫画村』の影響をもろに受けた11巻のそれが2割落ちる。 で、閉鎖された直後に発売された12巻の数字は元に戻る。 部数に谷間ができたのです」 大部数が売れている売れっ子マンガ家であれば、2割の収入減は痛手には違いないが、食べるのには困らないであろう。 しかし、 「問題は、これからのマンガ家さんなのです」(同) 例えば、コミックスがそれなりに売れて月収20万円のマンガ家がいるとする。 「そのマンガ家さんが海賊版のために2割収入が減って月収16万円になるとしましょう。 そうなると、もう食べていけないから、他の職業に就くとか、田舎に帰るとかする人も出てくる。 でも、もしかすると、そういう若手のマンガ家さんの中に、2年後、3年後、『ONE PIECE』や『進撃の巨人』を描くような天才がいるかもしれない。 それが『漫画村』のせいで筆を折ってしまったかもしれない。 これからも海賊版のためにそのような可能性があるのです」(同) 海賊版が読まれても、収益は何も生み出さない「海賊」たちのものになり、マンガ家には一切還元されない。 日本書籍出版協会調査部の川又民男部長も言う。 「例えば単価が千円とか1500円する、高価格帯で少部数の単行本作品を描き、創作活動を維持しているマンガ家さんもいる。 そうした下積みの中から出てくるすごい才能もいるんです。 しかし、それが海賊版のために売り上げが500部や千部減れば、どうなるのか。 これから新しい天才的な作品を生み出すかもしれない人が筆を折ってしまうというのは、非常に衝撃的なことであると思います。 こうして海賊版で若手の才能が潰れていくと、マンガを始めとする日本のコンテンツ市場全体に深刻なダメージを与えてしまう。 「以前の海賊版は牧歌的なもので、日本のサーバーやプロバイダーを使っていたため、注意されれば止める、というレベルでした。 それが本格的な犯罪ビジネスとなってきたのは、2010年頃からでしょうか」 と語る伊東座長は出版最大手のひとつ、「集英社」の社員として自社作品の海賊版対策に携わっているが、 「当初は私1人で、各海賊版サイトなどに削除要請を行っていました。 しかし、サイトも掲載される作品数も増える一方。 最高でひと月6千件の削除要請をしたことがあります。 月に20日勤務するとして、1日300件。 さすがに腱鞘炎になりました」 その後、FacebookやTwitterなどのSNSや、YouTubeに作品を無断でアップする人が増え、それへの対応も迫られる。 こうした海賊版の跳梁に伴って、各社は自前の対策では間に合わず、侵害対策会社に業務を委託するケースが多くなった。 出版社30社の合計で、年間200万件ほどの削除要請を行い、それに応じない悪質なサイトには、対策会社からサーバーやプロバイダーにも要請するなどして対応しているという。 それでもダメなら、 「法的措置に出る場合もあります。 しかし、海賊版はみな、日本ではなく、海外のサービスを使っているんです。 海外で法的アクションを起こすと、弁護士費用などであっという間に数百万円単位のお金がかかる。 削除せよ、との要請に応じないのであれば、現地の国で裁判を起こすしかありません。 しかし、例えば、ウクライナやカザフスタンで裁判を起こすとなると、それはまた大変ですから、断念せざるを得ないこともある。 1個のサイトを潰すのに、500万〜1千万円かかるとして、それを20個潰せば終わりが見えてくるのなら頑張りますが、1個潰せばまた新しいのが出てくるという繰り返し。 なかなか追いつかない」(同) 実際、海賊版サイトの摘発逃れの手法は手が込んでいる。 例えば、「MioMio」という海賊版サイトは、中国で運営されていた。 そこで日本サイドが中国で行政処分を求めたところ、それを避けるため、すぐに中国国内で見られないようにサイトをブロックしたという。 あるいは、「Anitube」なるサイトは、運営者はブラジル在住、サーバーはアメリカ、ドメイン登録はスウェーデン、メインの視聴者は日本人という、実に複雑な形をとって、追及の手を逃れようとしていた。 両者とも既に閉鎖されたが……。 前出、書籍出版協会の川又部長も言う。 「こうして出版社は年間200くらいのサイトを潰しています。 それでも、いたちごっこのように新しいサイトが出来るので、数が減っているという感覚はまったくありません。 何年経っても常に同じ数の海賊版サイトがあるというイメージです。 悪質なサイトについては、刑事罰を与えるべく、警察と連携して動いていますが、摘発までは1〜2年もかかるというイメージ」 その間にも、権利の侵害は確実に進んでいくのである。 「私の会社では、売れ筋のものを中心に、年間100万円超を掛けて海賊版対策をしていますが……」 とは、冒頭の中堅出版社のマンガ編集者。 「対策業者は、AIを用いて24時間365日、web上をパトロールする。 そして、権利侵害があれば、自動的に削除要請を行うのです。 実際に削除されるのは7割くらいでしょうか。 それでも漏れたサイトについては、手作業で行っています。 問い合わせ窓口がどこか調べ、そこに英語で削除要請を送り、無視されればまた送り……の繰り返し。 年間100件にもなるでしょうか。 大変な負担です」 が、それでも対応せざるを得ないという。 「金銭的な被害もそうですが、海賊版が放置されているとわかれば、著者の執筆意欲が下がると同時に、出版社の信頼にも関わる。 それは確実に作品に響いてきます。 また、若手の作家にとって、次の作品を生み出せるかどうかは、単行本や電子版がどこまで売れるかの数字にかかっている。 逆に言えば、海賊版によって、部数やダウンロード数が下がれば、その作家の未来が断たれる可能性もあるのです。 そして何より、海賊版を放置することは、きちんとお金を出して買ってくださる読者の方々に対して、申し開きが立ちません」(同) 才能に取り付いたヒル 本来、作家の創作活動のサポートをするのが本業の編集者が、一方で海賊版対策に忙殺されるという現状がある。 しかし、もちろん、最大の被害者は、権利を侵害されるマンガ家自身だ。 「海賊版には、正直、はらわたが煮えくり返る思いです」 と憤りを隠さないのは、『ラブひな』などのヒット作で知られる、マンガ家の赤松健氏。 赤松氏は日本漫画家協会の常務理事で、「著作権部」の責任者も務めている。 「私の作品も、発売の翌日には海賊版にアップされている。 4カ月かかって描いて、その苦労が台無しです。 先日、最新刊が出た『鬼滅の刃』に至っては、当日にもうアップされていた。 よく誤解されていますが、『リーチサイト』の『リーチ』とは『届く』という意味ではありません。 『ヒル』(leech)です。 作家の才能に取り付いて血を吸うという意味でも、まさに名は体を表していると思います」 マンガの世界では、一般書籍以上に、電子書籍の売り上げの比率が増している。 「これまで海賊版は紙の本を裁断し、スキャンしてアップしていましたが、今は電子書籍を買って画面をキャプチャーして出すので、楽で早く、また高画質で綺麗になっている。 これではますます読者がマンガを買わなくなってしまいます。 今は電子書籍のみで出版するというマンガ家も少なくないので、彼らにとっては、より被害は甚大です。 海賊版の影響で、売れない、儲からない。 コンビニでバイトしている、廃業を考えている、という人もいます」(同) そして、こう続けるのだ。 「著作権というのは、表現者にとって、存在証明のようなもの。 これを侵す行為は、文化への反逆と言ってもいいでしょう」 最後に、里中さんが言う。 だから、これまでマンガ家も声を上げにくい環境にありました。 でも、もう見て見ぬふりはできないということです。 著作権とは、作者への敬意の表れであり、クリエイターのモチベーションの基盤。 これが崩れては表現の世界が成り立たなくなってしまう。 私たちが深みと歓びある人生を送るためにも、海賊版は許してはならないし、決して利用してはならないと思います」 「リーチサイト」の譬えにならえば、その「ヒル」たちを肥え太らせているのは、我々の安易なワンクリック。 それが巡り巡ってこの社会や文化を破壊し、自らの身を細らせるということは、十分肝に銘じておくべきであろう。 「週刊新潮」2020年6月18日号 掲載 外部サイト.

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村 又 さん の 秘密

「先生の作品、『漫画村』で読んだんですけど、次に出るのはいつですか」 さるイベントで著者にそう話しかける若者が……。 周囲は著者の顔をまともに見られず、場を沈黙が支配したという。 コンテンツはタダであれ、というスタンスの人たちのことを指します。 金を出して買うなんてバカだ、と。 今は消滅しましたが、『はるか夢の址(あと)』という、日本最大級の海賊版グループが運営していたサイトの宣伝文には、こうありました。 コロナ禍でほとんど注目されなかったが、著作権法の改正案が議論され、この6月5日に成立した。 これはそんな「タダ読み」を防ぐための一手とも言える法律なのである。 「少しずつですが、これで海賊版の問題が解決に向かえばいいな、と思うばかりです」 と言うのは、マンガ家の里中満智子さん。 『天上の虹』などのヒット作で知られる里中さんは、日本漫画家協会の理事長として海賊版対策に尽力してきた。 「若いマンガ家さんのチャレンジが違法サイトで閉ざされてしまうのは残念でなりません。 これを機に、読者の方々も面白いマンガを読みたいならば、健全なサイトで読んで、作者を支えていただきたい」 「海賊版」の被害が広く知られるようになって久しい。 前出の出版広報センターによると、国内での総被害額は2013年度で年間500億円(経産省の調査)。 昨年、摘発され、大きな話題となった「漫画村」による被害額は実に3200億円、前出の「はるか夢の址」のそれも731億円となる。 これだけの金額分のマンガがタダで読まれてしまったということになる。 海賊版といってもさまざまな類型がある。 例えば、「オンラインリーディングサイト」。 「漫画村」が代表で、サイトにアクセスするとストリーミングで作品が読める。 「漫画村」で注目を集めたが、もともと数は少ない。 他方、日本で一貫して主流となっているのが「リーチサイト」である。 「はるか夢の址」がそれだ。 サイトにマンガはなく、リンクが張ってある。 ユーザーは自分が読みたい作品のリンクをクリックすると、ネット上の「貸し金庫」である「サイバーロッカー」にジャンプ。 そこに違法にアップロードされたマンガをダウンロードして読む、という仕組みだ。 その他にもYouTubeなどにマンガを紙芝居化して投稿する「動画投稿サイト」、「ネタバレサイト」、「P2P」、「詐欺サイト」など、あの手この手の類型がある。 今度の改正案が狙い撃ちにしたのは、このうち主流を占める「リーチサイト」。 海賊版に利用者を誘導する行為そのものを規制した。 また、ユーザーについても、違法ダウンロードを禁止。 ネット上に無断掲載されたマンガなどを、海賊版と知りながらダウンロードする行為を違法とし、悪質な場合は刑事罰も科されることに。 これまで映像と音楽に限定されていた規制対象が拡大されたのである。 天才が筆を折る 本来、ネットの世界は自由が基本。 それに規制を加えることには反対論もあった。 実際、改正案は昨年、一度企図されたものの、「ネット利用の萎縮を招く」と国会への提出が見送られた経緯がある。 今回は大幅な修正を加えられてようやく成立したのだ。 なぜ、ネットの世界をそこまでして規制しなければならなかったのか。 こうした甚大な被害の防止はもちろんだが、それに加えて、いや、何より、 「あなたが海賊版サイトを利用することによって、マンガ家さんの収益が減り、新たな作品が生まれなくなる可能性がある。 これが最も重要な点なのです」 と解説するのは、前出の伊東座長である。 「例えば、『漫画村』が一番ひどい時に発売された複数のコミックスを調べたところ、売り上げが2割くらい落ちていたことがわかりました。 『漫画村』の影響がない時期に、あるコミックスの10巻の売り上げが〇円あったとして、『漫画村』の影響をもろに受けた11巻のそれが2割落ちる。 で、閉鎖された直後に発売された12巻の数字は元に戻る。 部数に谷間ができたのです」 大部数が売れている売れっ子マンガ家であれば、2割の収入減は痛手には違いないが、食べるのには困らないであろう。 しかし、 「問題は、これからのマンガ家さんなのです」(同) 例えば、コミックスがそれなりに売れて月収20万円のマンガ家がいるとする。 「そのマンガ家さんが海賊版のために2割収入が減って月収16万円になるとしましょう。 そうなると、もう食べていけないから、他の職業に就くとか、田舎に帰るとかする人も出てくる。 でも、もしかすると、そういう若手のマンガ家さんの中に、2年後、3年後、『ONE PIECE』や『進撃の巨人』を描くような天才がいるかもしれない。 それが『漫画村』のせいで筆を折ってしまったかもしれない。 これからも海賊版のためにそのような可能性があるのです」(同) 海賊版が読まれても、収益は何も生み出さない「海賊」たちのものになり、マンガ家には一切還元されない。 日本書籍出版協会調査部の川又民男部長も言う。 「例えば単価が千円とか1500円する、高価格帯で少部数の単行本作品を描き、創作活動を維持しているマンガ家さんもいる。 そうした下積みの中から出てくるすごい才能もいるんです。 しかし、それが海賊版のために売り上げが500部や千部減れば、どうなるのか。 これから新しい天才的な作品を生み出すかもしれない人が筆を折ってしまうというのは、非常に衝撃的なことであると思います。 こうして海賊版で若手の才能が潰れていくと、マンガを始めとする日本のコンテンツ市場全体に深刻なダメージを与えてしまう。 「以前の海賊版は牧歌的なもので、日本のサーバーやプロバイダーを使っていたため、注意されれば止める、というレベルでした。 それが本格的な犯罪ビジネスとなってきたのは、2010年頃からでしょうか」 と語る伊東座長は出版最大手のひとつ、「集英社」の社員として自社作品の海賊版対策に携わっているが、 「当初は私1人で、各海賊版サイトなどに削除要請を行っていました。 しかし、サイトも掲載される作品数も増える一方。 最高でひと月6千件の削除要請をしたことがあります。 月に20日勤務するとして、1日300件。 さすがに腱鞘炎になりました」 その後、FacebookやTwitterなどのSNSや、YouTubeに作品を無断でアップする人が増え、それへの対応も迫られる。 こうした海賊版の跳梁に伴って、各社は自前の対策では間に合わず、侵害対策会社に業務を委託するケースが多くなった。 出版社30社の合計で、年間200万件ほどの削除要請を行い、それに応じない悪質なサイトには、対策会社からサーバーやプロバイダーにも要請するなどして対応しているという。 それでもダメなら、 「法的措置に出る場合もあります。 しかし、海賊版はみな、日本ではなく、海外のサービスを使っているんです。 海外で法的アクションを起こすと、弁護士費用などであっという間に数百万円単位のお金がかかる。 削除せよ、との要請に応じないのであれば、現地の国で裁判を起こすしかありません。 しかし、例えば、ウクライナやカザフスタンで裁判を起こすとなると、それはまた大変ですから、断念せざるを得ないこともある。 1個のサイトを潰すのに、500万〜1千万円かかるとして、それを20個潰せば終わりが見えてくるのなら頑張りますが、1個潰せばまた新しいのが出てくるという繰り返し。 なかなか追いつかない」(同) 実際、海賊版サイトの摘発逃れの手法は手が込んでいる。 例えば、「MioMio」という海賊版サイトは、中国で運営されていた。 そこで日本サイドが中国で行政処分を求めたところ、それを避けるため、すぐに中国国内で見られないようにサイトをブロックしたという。 あるいは、「Anitube」なるサイトは、運営者はブラジル在住、サーバーはアメリカ、ドメイン登録はスウェーデン、メインの視聴者は日本人という、実に複雑な形をとって、追及の手を逃れようとしていた。 両者とも既に閉鎖されたが……。 前出、書籍出版協会の川又部長も言う。 「こうして出版社は年間200くらいのサイトを潰しています。 それでも、いたちごっこのように新しいサイトが出来るので、数が減っているという感覚はまったくありません。 何年経っても常に同じ数の海賊版サイトがあるというイメージです。 悪質なサイトについては、刑事罰を与えるべく、警察と連携して動いていますが、摘発までは1〜2年もかかるというイメージ」 その間にも、権利の侵害は確実に進んでいくのである。 「私の会社では、売れ筋のものを中心に、年間100万円超を掛けて海賊版対策をしていますが……」 とは、冒頭の中堅出版社のマンガ編集者。 「対策業者は、AIを用いて24時間365日、web上をパトロールする。 そして、権利侵害があれば、自動的に削除要請を行うのです。 実際に削除されるのは7割くらいでしょうか。 それでも漏れたサイトについては、手作業で行っています。 問い合わせ窓口がどこか調べ、そこに英語で削除要請を送り、無視されればまた送り……の繰り返し。 年間100件にもなるでしょうか。 大変な負担です」 が、それでも対応せざるを得ないという。 「金銭的な被害もそうですが、海賊版が放置されているとわかれば、著者の執筆意欲が下がると同時に、出版社の信頼にも関わる。 それは確実に作品に響いてきます。 また、若手の作家にとって、次の作品を生み出せるかどうかは、単行本や電子版がどこまで売れるかの数字にかかっている。 逆に言えば、海賊版によって、部数やダウンロード数が下がれば、その作家の未来が断たれる可能性もあるのです。 そして何より、海賊版を放置することは、きちんとお金を出して買ってくださる読者の方々に対して、申し開きが立ちません」(同) 才能に取り付いたヒル 本来、作家の創作活動のサポートをするのが本業の編集者が、一方で海賊版対策に忙殺されるという現状がある。 しかし、もちろん、最大の被害者は、権利を侵害されるマンガ家自身だ。 「海賊版には、正直、はらわたが煮えくり返る思いです」 と憤りを隠さないのは、『ラブひな』などのヒット作で知られる、マンガ家の赤松健氏。 赤松氏は日本漫画家協会の常務理事で、「著作権部」の責任者も務めている。 「私の作品も、発売の翌日には海賊版にアップされている。 4カ月かかって描いて、その苦労が台無しです。 先日、最新刊が出た『鬼滅の刃』に至っては、当日にもうアップされていた。 よく誤解されていますが、『リーチサイト』の『リーチ』とは『届く』という意味ではありません。 『ヒル』(leech)です。 作家の才能に取り付いて血を吸うという意味でも、まさに名は体を表していると思います」 マンガの世界では、一般書籍以上に、電子書籍の売り上げの比率が増している。 「これまで海賊版は紙の本を裁断し、スキャンしてアップしていましたが、今は電子書籍を買って画面をキャプチャーして出すので、楽で早く、また高画質で綺麗になっている。 これではますます読者がマンガを買わなくなってしまいます。 今は電子書籍のみで出版するというマンガ家も少なくないので、彼らにとっては、より被害は甚大です。 海賊版の影響で、売れない、儲からない。 コンビニでバイトしている、廃業を考えている、という人もいます」(同) そして、こう続けるのだ。 「著作権というのは、表現者にとって、存在証明のようなもの。 これを侵す行為は、文化への反逆と言ってもいいでしょう」 最後に、里中さんが言う。 だから、これまでマンガ家も声を上げにくい環境にありました。 でも、もう見て見ぬふりはできないということです。 著作権とは、作者への敬意の表れであり、クリエイターのモチベーションの基盤。 これが崩れては表現の世界が成り立たなくなってしまう。 私たちが深みと歓びある人生を送るためにも、海賊版は許してはならないし、決して利用してはならないと思います」 「リーチサイト」の譬えにならえば、その「ヒル」たちを肥え太らせているのは、我々の安易なワンクリック。 それが巡り巡ってこの社会や文化を破壊し、自らの身を細らせるということは、十分肝に銘じておくべきであろう。 「週刊新潮」2020年6月18日号 掲載 外部サイト.

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村又さんの秘密1巻はzipやrarではもう無料で読めないの?

村 又 さん の 秘密

Contents• 『村又さんの秘密1巻』の感想を一部紹介…! 村又さんはとにかく最高だし短編集のイチャラブえっちもキュンキュンしてて最高です。 キャラの人間感がしみじみと伝わってくる。 本当にありがとうございました。 いい夜になりました。 めっちゃ心が暖まってドキドキしつつのどちゃシコでした!今年1の一冊です。 一癖も二癖もあるお姉さんとの逢瀬が楽しめる、大人な雰囲気のエロ漫画ですね。 愚息が少し大人になったように感じます。 表紙を飾るメインヒロインの村又さんを筆頭に、美しくもどこか人間的で、欠点や劣等感も抱えた女性達がSEXで人との繋がりを確かめる。 そんな甘くもビターな雰囲気が入り交じった内容になっています。 ともすれば読者から引かれる要素も盛り込まれているので、万人受けする内容とは言えません。 ですが、劣等感や負い目を抱えている女性が、自分を受け入れてくれる人と出会えるという大変尊いストーリーが盛りだくさんです。 エロ漫画としても完成度が高く、スマートで洗練された絵柄と、艶めかしいキャラクターデザイン、見やすい構図と多彩な絡み描写は流石の一言です。 一言で言えば、「刺さる人には心の臓まで深々と突き刺さるエロ漫画」です。 人の欠点をあげつらう嫌な渡世ですが、それでもちゃんと拾う神は居るのだと思わせてくれる、暖かい作品です。 イタズラ好きでエロかわで過去にも何があったのか想像してムラムラするけど…最高でしたw 『村又さんの秘密1巻』は令和現在、zipやrarで完全無料読破は可能? これまで、ネット上にはいろいろな 違法無料サイトが登場してきました。 例えば、有名なものですと、「 漫画村」や「 星のロミ」などなど…。 そういった層の方達にものすごい人気を誇っていました。 しかし、、、、 そんな無法地帯状態もずっと続く訳もなく、、、、 令和現在の今ではもう、 「違法によって全ての漫画が完全無料で読める」というサイトは全てなくなってしまったんですね。 ただ、それでも平成初期からずっと生き残っている「 漫画を完全無料で読むことができるサイト」というのが、実は存在しているのです…. ! そして、そんなサイトことが 『 zip』や『 rar』 なんですね…! それでは、 実際に現在も『zip』や『rar』で、『村又さんの秘密1巻』を完全無料で読むことはできるのか についての、最新の調査結果をそれぞれ詳しくお伝えしていきたいと思います。 『村又さんの秘密1巻』はzipで読めるの? まず、「zip」とは一体なんなのかいいますと、『 漫画のページ画像を圧縮してまとめたファイル』です。 …一言で言ってしまえば「 漫画を無料で読むことができる便利なヤツ」ですね…(笑) 実際に、これまで多くの人々が「zip」を利用し、読みたい漫画を好き放題に読み漁っていました。 正直、知らなかった方からすれば、 「 えっ、そんな裏技があったの…!?」 という感じですよね。 しかし、本当にそんな裏技的な手法も知らないところで存在していたのです。 では、『村又さんの秘密1巻』も「zip」を利用すれば、「 今すぐ無料で読むことができるのか? 」、といいますと、、、、 、、、 、、、、、、、、、、、、 実はできないんですね…。 もちろん、その理由もありまして、どうやら令和現在の最新の状況ですと、 漫画データをまとめた「zip」ファイルの排除の傾向が非常に高まってきておりまして、 もうほとんどの作品が、「zip」で読めなくなってしまっているみたいなのです。 といいますか、 そもそもの『村又さんの秘密1巻』の「zipファイル」自体が探しても存在していないような状態ですね。 またさらに…、、、! 根本的な問題としまして、「zip」というのは圧縮されているファイルのため、 解凍しなくては読むことができないのです。 では、多くの方が現在使用されているスマホに「漫画zip」用の解凍ソフトが入っているのかどうかなのですが、、、、 それが残念ながら入っていないみたいなんですね。 ですので、万が一『村又さんの秘密1巻』の「zip」が今後でてきたとしても、解凍することができないため結局読むことができず、さらにいろいろ面倒な手間も増えるため、そう簡単に辿り着けることができないのです。 といいますか、 もはやもう「zip」で漫画を読むことは諦めた方がいいと思ったいただいた方がいいでしょう。 つまり一言で言ってしまえば、 「zip」の時代は令和現在すでに終わってしまっている、 ということなんですね…。 ではそこで、もう一方の「 rar」には配信されているのかについて調査結果をご説明させていただきたいと思います。 『村又さんの秘密1巻』はrarで読めるの? それでは、「zip」と同じような方法で漫画を無料で読むことができる「rar」には、 『村又さんの秘密1巻』が配信されているのかですが…、 、、、、、 、、、、、、、、、、、 実はこちらも、残念ながら「rar」は配信されていないみたいでした。 といいますのも、「zip」と「rar」というのは、構造上や漫画を読むまでの流れがほとんど同じになっていまして、 「 zipで漫画が読めない= rarで漫画が読めない」 ということになってしまうのです。 しかし、それでは結局、最後の希望であった「zip」と「rar」がダメになった今の時代、 『村又さんの秘密1巻』を完全無料で読破できるサイト というのは存在しないのでしょうか…? そこで今回、私自身がネット上を1週間かけてリサーチや検証を行なった結果、 『村又さんの秘密1巻』を完全無料で読むことができたサイト が、ただ一つだけあったのです…! それでは続いて、そちらの サイトの正体について詳しくお伝えさせていただきますね! 『村又さんの秘密1巻』をzipやrar以外の方法で読むことが可能な裏技とは? 『村又さんの秘密1巻』を「 今すぐ」「 全ページ」「 完全無料」で読むことができましたら、最高ですよね…! ただ、そんな方法が本当にあるのか、それが一番気になるであろう問題だと思います。 それでは、一体なぜ、『FOD』で『村又さんの秘密1巻』を完全無料で読むことができるのか、その 理由について手短にお話させていただきますね! 【令和最強】村又さんの秘密1巻を完全無料で読破できる理由 まずですが、『FOD』のサービス内容について簡単にご説明させていただきますと、 フジテレビが公式で運営している動画・電子書籍配信サービスであり、 そして、 アニメや 映画、 ドラマの新作・旧作合わせて、見放題作品のみで 30,000作品以上。 さらに、今回のメインである、 電子書籍が 計33万冊という超膨大な作品が配信されているという、 超ビックサービスなんですね…! …しかし、これだけお聞きしますと、 「 それだけ配信されているサービスなら有料なんじゃ…? 」 と、疑問に思われますよね。 …これは公式サイトも明言していることなのですが、 意外と知らない人が多いのが現状ではあります。 方法は非常にシンプルなのですが、もうこれらを利用するだけで、 『村又さんの秘密1巻』を全ページ完全無料で読むことができるんですね。 、、、、、かなり衝撃的ですよね…。 (笑) しかもよく、「 初月は無料だけど、その代わり次月からは料金ちゃんと支払ってね」 というサービスが多いのですが、『FOD』は違いました。 「 初月は無料で、期間内に解約すれば、次月の料金は支払わなくていいですよ」 ………マ、マジですか.. しかし実はそうなんです、『FOD』は、これまでの常識を覆した 「 期間内に解約すれば完全無料制度」 というのを取り入れているんです。 もちろん、そのサービスの充実性・満足度から、 次月からもお金を支払ってでも継続して楽しみたい、という人がたくさんいらっしゃるので、このようなサービスが成り立っているという部分もありますが^^ 実際に、無料期間で試していただければよく分かりますが、サービス内容は本当に これまでの常識が覆りますよ…。 「 漫画喫茶を1ヶ月間無料で利用し放題」 それと大体同じようなイメージですからね…^^; そしてそんな中、『村又さんの秘密1巻』を読むことだけを楽しみたい場合は、 『村又さんの秘密1巻』を読み終わった初月で解約してしまっても問題はないです。 ちなみみに解約の方法も「電話」や「面倒くさい手続き」をする必要は一切なく、 サービス内の項目から、ちょろちょろっと30秒くらいの入力をするだけ で、簡単にできてしまいます。 しかし、 登録後にもらえる合計1300円分のポイントを使用することによって、その 有料作品たちも問題なく楽しむことができるというわけです。

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