ヤング ブラック ジャック。 ヤング ブラック・ジャック

ヤング ブラック・ジャック

ヤング ブラック ジャック

概要 [ ] 無免許ではあるものの、唯一無二の神業ともいえるテクニックにより世界中に名を知られる、天才外科医を主人公に、「医療と生命」をテーマにそれぞれ据えた医療漫画である。 連載当初は「漫画家生活30周年記念作品」「手塚治虫ワンマン劇場」という煽りで、手塚治虫のによるオールスター出演がウリの作品であり、短期間で終了する予定だった(後述)が、定期不定期合わせて10年近く続く長期連載作となり、まさに代表作となった。 読み切り連載形式になったのは、編集長のの編集方針であり、当時の『週刊少年チャンピオン』の連載作品すべてに適用されていた が、読み切りでないと手塚が流す回をやることから、それを防ぐためという話もあった。 『』で連載した『』とともに、手塚治虫の少年漫画における1970年代の最大にして、少年漫画家としては最後のヒット作である。 また、本作品によって現代まで続く「」のジャンルが形成されるきっかけになった金字塔でもある。 連載の推移 [ ] 終盤の劇画ブームや『』の新人発掘路線の影響をまともにうけたは、ヒューマニズムを描く古い漫画家というレッテルが貼られ、得意にしていた少年漫画の分野でヒット作品を出せなくなっていた。 手塚本人が言う「冬の時代」(1968年-1973年)であり、少年誌での連載が激減し、読み切りが増加。 少年誌において実験作を執筆したり、青年誌に進出するなどして方向性を模索するが、1970年には青少年向けの性教育を意図して執筆した『』が糾弾を受け、1973年にはとが倒産し、まさにどん底にいた。 そんな中『』編集部は、手塚に漫画家生活30周年記念作品(ただし、1973年当時手塚はデビュー28年目である)として「かつての手塚漫画のキャラクターが全部出る作品」の企画を依頼する。 編集部内で『週刊少年チャンピオン』編集長のが担当編集者の岡本三司に「死に水をとろうか」と相談をもちかけたくらいの状況に追い込まれていた手塚はこれを了承する。 手塚は以前に『』「ひょうたんなまず危機一発」(1965年)において同様のスターシステムでのオールスターを執筆していた。 間もなく、かつての手塚漫画のキャラクターが次々にブラックジャックという外科医にかかるという大体のプロットが出来上がる。 ブラックジャックというキャラクターには医学生だった頃の手塚自身が反映され、また劇画ブームに対抗する(あるいは取り込む)意味でアウトサイダー的な存在として描かれた。 『手塚治虫漫画40年』(秋田書店)によると「手塚漫画は正義の味方的な主人公が多いので、あえて、アウトサイダーな男の生き様を子どもにもわかるように描こうと考えた」。 初期構想ではブラックジャックはあくまでであり、メインはオールスターの方にあった。 連載が安定化した後も時々ブラックジャックが狂言回しになるのはこのためである。 担当編集者の岡本によると「最初の予定では、4・5回連載して最後は無人島でエンディング…」「一種のバラエティ番組的なニギヤカシ作品のはずだった」ことからあまりやる気が出なく、手塚にタイトルが決まったか聞いた際にブラックジャックと言われ「先生、サブタイトルじゃなく本タイトルを教えてくださいよ」と失言するくらいのゆるい扱いであり 、いざ連載が始まっても、巻頭カラーもなく、地味な扱いが続いた。 連載開始時人気は低くほぼ最下位であり、担当編集者の岡本は編集長の壁村から「どうする?」と聞かれ困ったというが、その後、じりじりと順位を上げ、50話「めぐり会い」で2位に浮上、以降軌道に乗った。 なお、『週刊少年チャンピオン』編集長の壁村耐三は反応がなければ3回で辞める約束だったともいい、手塚自らが「これが最後」と持ち込んだ企画だったとも証言 しており、編集者と編集長という当事者同士の間で話が全く食い違っている。 なお秋田書店自体は前述の『手塚治虫漫画40年』で、編集部が企画を持ち込んだ説を取っている。 当時の『』『』『』といった超ヒット作には及ばなかったものの、10年間にわたり安定して柱となり、『週刊少年チャンピオン』の黄金時代を支えた。 「人生という名のSL」で定期連載は終了するが、その後も『週刊少年チャンピオン』誌上で散発的に13本発表された 最終作品は「オペの順番」。 手塚の息子であるによると、誰にも立ち入りを許さなかった手塚の仕事部屋に、担当編集者が無断で入ったことに怒った手塚が連載終了を宣言したという。 これとは別の理由として、ロボトミーの描写に関する抗議事件の後、医学的な整合性について指摘を受けて描きづらくなったことを生前の手塚が書き残している。 単行本は秋田書店のにまとめられたのが最初で、その後も愛蔵版や手塚治虫漫画全集にも収められ、文庫版はミリオンセラーを達成し 、1994年から始まった1990年代のマンガ文庫のブームの火付け役になった。 2007年の時点で単行本の国内累計発行部数は新書版・文庫版・ハードカバー等を含め4564万部。 アメリカでは1995年からVIZ社が発行した月刊漫画雑誌『MANGA VISION』に連載された。 医学描写 [ ] 本作には、医学的リアリティと大胆なフィクションが並存しているが、これは医学的事実よりも物語性を優先した、手塚の作劇術の一環である。 異星人やミイラ、幽霊、感情を持つコンピュータを手術するなどという突飛な設定の話も存在する。 架空の病気も登場したほか、ブラックジャックやピノコの医学的設定も現代の医療技術を超越している。 ブラックジャックがスターシステムで登場する別作品『ミッドナイト』では、ブラックジャック本人に人間の脳交換手術について「その様な事は漫画だから可能だ」と言わせている。 手塚治虫自らが語る所によると、当時東大医学部の学生から嘘を書くなと抗議の手紙をもらったとの事である。 それに対して手塚は、東大生ともあろうものが、漫画に嘘があることすら知らないのかとコメントしている。 手塚は医師免許を持ってはいたが、医学的知識は昭和20年代(1945年から1954年)にとどまっており、外科医としての臨床経験がほとんどなかった。 ブラックジャックの連載に当たり、医学書を買い込み独学したり、医療関係者に取材してはいたものの、劇中で治療困難な症例として扱われているものが、実際には連載当時の医療技術でも治療可能な症例であるというミス や、医学用語のミス を多発していた。 中でもに関する描写では糾弾を受け、新聞に謝罪文を掲載、連載中止の話まで出たという。 同時期に発表された医療漫画では、執筆時点での最新の知識を取り入れた『夜光虫』(柿沼宏・)なども存在するが、手塚は自らの作劇術を崩さなかった。 手塚は「ブラック・ジャックは医療技術の紹介のために描いたのではなく、医師は患者にを行なうことが使命なのか、患者を延命させることでその患者をにできるのか、などという医師のを描いた」としている。 各話タイトル [ ] 凡例• (今後、以下の表に初出の書誌情報(雑誌名、発行号)等を加えることが望まれる。 また、第180話『土砂降り』は第179話『メス』の続編であり、単行本では『土砂降り』として1つにまとめられている。 唯一、第113話の後で増刊号に掲載された『U-18は知っていた』だけはナンバリングされていない。 連載終了後の読切全13話も雑誌掲載時はナンバリングされていなかったが、連載に続けてのカウントが通例となっている。 第188話『肩書き』内のに登場する「J大学の鈴木教授」は実在の人物で、マンガの執筆当時に順天堂大学医学部胸部外科教授だったである。 単行本 [ ]• 単行本「1」から「8」の内、中心となる「1」「2」「4」「7」の各収録話は上の「各話タイトル」項を参照のこと。 その他収録話を書くと、「3」「6」は「4」の秋田文庫「BLACK JACK」全17巻と同じ、「5」は「2」の手塚治虫漫画全集「ブラック・ジャック」全22巻と同じ。 「6」・「7」・「8」は概ね雑誌発表時の順番通りに収録されている ブラックジャックの容姿や手術シーンの描写などが影響してか、単行本化の際、少年チャンピオンコミックス8巻まではスプラッター扱いされ「恐怖コミックス」に分類されていたが、9巻以降は「ヒューマンコミックス」に改められている。 また、単行本収録に際しては、差別用語などの表現上の問題で、一部の台詞が改変されている。 とくに第46話・第67話・第153話は、台詞の改変前と改変後ではその印象が大きく変わる。 発行の冊子「ZENBU」第51号には、初出版と「2」に収録のものとの差異が掲載されている(第67話と第85話を除く)。 「1」の第4巻に初版から頃の版まで収録されていた第41話『植物人間』は、のちに第70話『からだが石に…』に差し替えられた。 その『植物人間』や第58話『快楽の座』の単行本収録が難しくなったのは、手術を取り扱っていたことからや精神外科手術反対のからのクレームがあったためとみられる。 なお、実際にクレームがついたのは1977年、第153話『ある監督の記録』であった。 この話では、の患者の脳に電気刺激を与える手術に「ロボトミー」の語を使用しており、実際のロボトミー手術とは異なる描写が「ロボトミーの美化」であるとの抗議を脳性麻痺障害者団体とロボトミー被害者支援団体から受けた。 これに対し秋田書店と手塚治虫は抗議グループとの話し合いで謝罪し、更に謝罪文を全国紙5紙に掲載した(1977年2月10日)。 また、後に第153話を『フィルムは二つあった』と改題して単行本に収録する際には、脳手術の場面を別の病気()の手術に描き換えた。 第41話と第58話に関しては直接抗議があったわけではないが、手術内容を変えても話が成立する第153話と違い、脳手術そのものをテーマとしていたために描き替えもできず、単行本収録を中止したのではないかとされる。 これ以外に売りの単行本として秋田書店からトップコミックスとトップコミックスワイドのシリーズが刊行されており、第209話『落下物』の単行本初収録はトップコミックス「ブラック・ジャック 医師の使命編」()、第171話『壁』もヤングチャンピオン増刊「ブラック・ジャック スペシャル」(2005年)に袋とじ掲載された後、トップコミックスワイド「ブラック・ジャック 死にゆくものへの祈り編」()に単行本初収録された。 初出以来一度も書籍に再収録されていないものは第28話『指』(連載時に第227話『刻印』として改稿)と第58話『快楽の座』(連載時オールカラー掲載)のみで、必然的にこれら初出掲載誌の古書価格は非常に高騰しているが、ともにには所蔵があるため閲覧は可能であり、国際児童文学館をはじめとした図書館では遠隔複写サービスを行っている。 年表 [ ]• (昭和48年)11月:『週刊少年チャンピオン』11月19日号(48号)にて連載開始。 (昭和50年):『ブラック・ジャック』で第4回特別優秀賞受賞。 (昭和52年):『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』で第1回受賞。 (昭和53年)9月:9月18日号(39号)にて連載終了(全229話+増刊号掲載1話)。 (昭和54年)1月:1月15日号(3号)~10月14日号(44号)まで不定期で新作読切を13話掲載。 (平成5年):秋田書店より秋田文庫『BLACK JACK』(1~12巻)が刊行される。 1993年(平成5年):OVA『ブラック・ジャック』が2000年まで発売される。 (平成8年):アニメ映画『BLACKJACK(ブラックジャック劇場版)』が全国系で公開。 1996年(平成8年):オリジナルビデオ『ブラック・ジャック』が3巻まで発売される。 (平成12年):スペシャルドラマ『ブラック・ジャック』系にて放映。 2000年(平成12年):スペシャルドラマ『ブラック・ジャックII』TBS系にて放映。 2000年(平成12年):スペシャルドラマ『ブラック・ジャックIII』TBS系にて放映。 (平成15年):テレビスペシャルアニメ『ブラック・ジャック2時間スペシャル』・系にて放映。 (平成16年):テレビアニメ『ブラック・ジャック』よみうりテレビ・日本テレビ系にて放送開始。 (平成17年):アニメ映画『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』が全国系で公開。 (平成18年):テレビアニメブラック・ジャック』の続編『』よみうりテレビ・日本テレビ系にて放送開始(同年9月に終了)。 2006年(平成18年):『ブラック・ジャック』のゲーム版『ブラック・ジャック 火の鳥編』が対応ゲームソフトとしてセガ(後の)から発売。 2011年(平成23年)12月16日:の新作エピソードが約11年ぶりに発売される。 監督の遺作とされる。 登場人物 [ ] この節はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2017年11月) BJが無免許である理由 [ ] アニメ版(『ブラック・ジャック21』)では外科部長の決定に反し、病院で勝手に手術を行ったためが没収されたとあった。 ただし手術自体は成功している。 ブラックジャックは無免許ではあるが、正規の医科大学で教育を受けており、医大時代からの友人の手塚、医大時代の恩師の山田野、医局員時代の同僚の如月めぐみなどが登場していることから、ブラックジャックは医大を卒業してインターンになっていたと思われる(1967年以前であるならは医師免許を持っておらず、インターンを途中でやめた場合は医師国家試験の受験資格がなくなり医師免許を取得できなくなるため、如月めぐみの手術を行ったことでインターンを辞めたとすれば説明がつく)。 執筆の背景には、『少年チャンピオン』編集部から劇画っぽさを要求された手塚が、黒マントや初期のニヒルな性格、残酷描写など劇画の影響を受けたキャラクター造形にしたことが指摘されている。 かつての貸本劇画には黒マントをまとった殺し屋が定番であった。 BJがアウトローになった理由は劇画を取り込んだからだというのである。 手塚は主人公の名の由来として、ブラックジャックとはを意味し、メスで荒っぽく切り刻む姿をに見立てた、とコミックスの見返しでコメントしている。 これに着目し、であるを持たない海賊を、同じく国家資格である医師免許を持たない闇医師に見立てたという説も存在する。 しかし、長期連載になるに従い、無免許であることに理由が必要となり、以下の様な理由が付け加えられた。 肩書きやに価値を見出さない 作中には「私はを取った人間なんかに興味はないんでね」「私は肩書きというものが苦手でね」「こんな立派な病院では、モグリの医者が作った資料なんか役に立ちませんよ」といった台詞が散見される。 法外な治療費の請求を続けるため 作中で一度、 医師連盟から、連盟に加盟し医師免許を取得し、治療費として決められた金額を請求するように勧告されているが、これを拒否している。 BJがあちこちで患者を脅迫して、世界医師会連盟に苦情が殺到しているため 『獅子面病』では、「BJがあちこちで患者を脅迫して、世界医師会連盟に苦情が殺到しているので、医師免許を与えることは出来ない」と説明されているが、『報復』ではBJを散々罵倒していた日本医師会連盟会長自らが自身の息子の手術の依頼をするため、BJに免許状を手渡している。 ただし、その直後、BJは渡された免許状を破り捨てているため、BJはその後も無免許のままであった。 医師免許取得のための面接に出席できなかった 『ピノコ還る』で、特別に医師免許を交付される事になったが、失踪したピノコの捜索を優先したため、話は流れてしまった。 BJは大変落胆しており、本心では正規の医師に憧れていたことがうかがえる。 ただしこの時の医師免許は「世界医師連盟」からのものであり、日本医師連盟との軋轢が否定されたものではない。 爆発事故ののため 少年時代に遭った不発弾の爆発事故の際を発症し、その苦痛がトラウマとなって同症の手術の際、メスを持つ手が痙攣を起こすということがあった。 手塚にそれを指摘された際、当人は「私がまともな免許が取れない理由が分かっただろう! 」と発言している。 ただし、この症状は山田野教授の身を挺した治療により治っている。 団体に所属することを嫌う一匹狼的気質のため 『おばあちゃん』にて甚大医師を名医、偏屈、一匹狼、がめつい所等を自分と似ていると評し、『一ひきだけの丘』では自然保護を行っていることを聞いた小学生時代の恩師が自分の所属する自然保護団体に寄付を懇願された際に「私は団体とか運動にかかわりたくないタチでね」との発言がある。 恩師、本間医師に対する医師会の扱いのため 『本間血腫』にて、BJの恩師・本間丈太郎医師が患者を治すための新治療法を試し、そのことが生体実験ではないかとの非難を受け医師界を追放されたエピソードが語られる。 このことから、BJは日本医師連盟に対し非難感情を持っていることがうかがわれる。 BJという名前から連想されるとおり、異端児であるが独自の倫理観を持つという主人公の二面性を、この2点で表現しているといえる。 のように「金持ちには高額な治療費を突きつけるが貧しい人には治療費を取らない」といったことはなく、貧しい人が依頼者であっても容赦なく高額な治療費を突きつける。 要求する手術料は、相手の支払い能力の限界を呈示することが多く、その額は数百万円から100億円以上にまで及び、ほとんどの場合は元患者(金持ちの場合が多い)が債務を負うことになる(もちろん、支払いを拒む者もいる)。 その理由は作中に語られることはないが、患者の治療への意思の強さを試すためとみられている。 また、依頼者が「一生かかってでも」と言い、全額支払おうと努力する姿に「それが聞きたかった」とつぶやいたり 、かつて瀕死の重傷から過酷なリハビリを経て復帰を目指していた当時の自分を重ね、普段は隠されている人間の精神的な強さ(底力)を信じたい気持ちが表れているともいえる。 またやはり自分と母親同様に国や企業などが起こした事故や公害の被害者の治療費はその原因団体から大量にむしり取っている。 作中では、ある人物の母親を手術しようとする際「母親の値段なんて1億でも安いくらいだ!」と声を荒げて言うシーンがある。 その一方、稀ではあるが「1000円に負けてやろう」と言って治療代をたった1000円としたり、「手術料の代わり」としておもちゃの風車を受け取るなど、治療費をタダ同然にしたこともある 、高額の手術代を払えない立場の者に対して免除する場合が多いが、本人が慈善行為で免除すると明言したことは一度もなく、あくまで気まぐれという態度を取っている。 端的な例としては、3,000万円の小切手を紛失した患者の夫に対し、手術代の代わりとして無茶な内容の契約書を作らせたが、その後にわざと契約書を落として警察に遺失物として届出したことがある。 また、他の医者が「自分以外にこの手術は出来ない」と豪語し、BJの医者としてのプライドを傷つけたりした際にも、挑発相手に対する返礼として無料で難手術を行ったりもしている。 そのほか、一度高額の手術料を受け取ったあと、全額またはほとんどの額を依頼者に返したこともある。 『未知への挑戦』では地球人から攻撃を受けて地球に不時着した宇宙人を手術し、高額の手術料を請求したが、宇宙人に「紙幣」の概念がうまく伝わらなかったため、100ドル札を見本として見せ、それを2000枚(20万ドル)持ってくるよう要求したところ、その紙幣をそっくりそのままコピーされてしまい、全て同じ番号で汚れやシワまでも全く同じ紙幣だったのを気が付かずに手術料として受け取った後、紙幣偽造の疑いをかけられて投獄されてしまう。 紙幣を知らず悪気のない宇宙人の仕業だけに、これにはBJも苦笑するしかなかった。 義理堅い性格であり、恩を受けた際にその謝礼として手術をする場合もある。 『オオカミ少女』では、ヨーロッパ某所の国境の雪山で凍死しかけたところを1人の少女に救われ、彼女の先天的な口腔および唇の障害を手術して完治し、助けてもらった礼の意味も込めて治療費を取らない旨を伝えて去っている。 病理学研究にも旺盛であり、珍しい症状の患者の体内から摘出した病巣を手術代の代わりに貰い受けることで、手術を実質無償で引き受けたこともある(ただし、この時は寄付をねだる男につきまとわれており、手術料の半額を寄付すると約束させられたという事情もあった)。 特殊な例では、刑事から釈放する(もしくは見逃す)ことを手術の報酬として提示されたり、逆にBJが刑事対して自身の放免を報酬として要求することもある。 気まぐれにやなど、野生動物の手術も行うことがある。 この場合は当然ながら手術料は取れない。 ただしシャチのトリトンは報酬として自発的に真珠を運んできた。 なお、手塚作品のスターシステムをとったテレビアニメスペシャル『』でも、BJが通りがかりに瀕死の男性()を発見して手術し、その費用を本人に請求するために同行する形で、物語が始まっている。 受け取った金の使い道 [ ] 治療費の使い道に関しては「無免許医は医療器具を正規ルートで買えないので必要経費が高くつくのではないか」との説がある。 実際に作中でBJは自分のメスを名高い刀匠に手入れしてもらっており、数千万円の報酬を渡している描写がある(刀匠はその紙幣を炉の燃料として使用している)。 さらに、ガラス製のメスや緊急手術の為の閉鎖型透明テント(絶縁体製で「ビニールケース」と呼ばれている。 「曇りのち晴れ」や「ディンゴ」で登場)など特殊な器具も多数所有しているほか、オリジナルの人工心臓を製作したこともある。 また、謎のルートで移植用の死体などを調達している場面もあり、それらにも多額の費用を支払っているものと思われる。 また、ある時には自分の命の恩人である蟻谷を救う際に病院ごと買収する必要が生じたので20億円を現金で支払っている(その後すぐに買収した病院を手放している)。 作中で判明している物では、以下が挙げられる。 過去の事故の復讐など母親がらみ• 島嶼を買い取り自分の看護をしてくれた人の墓とした上での自然保護。 また、作中の描写から自然保護を目的とし無人島を複数所有している可能性もある。 本間血腫を治すための人工心臓の開発などの本間丈太郎がらみ• 無実の罪で捕まったときに助けてもらった人を数十億使って治したなどの自分に親切にした人への恩• 無茶な治療期限を指定し、指名した自分の治療以外は受け付けないことを希望した患者の下へ向かうために各国へばら撒いたと語る多額の交通費や出入国料。 リメイク漫画 [ ] のテレビアニメシリーズ放送開始に合わせ、の各漫画雑誌にて複数の漫画家による『ブラック・ジャック』のリメイク作品が読切形式で掲載された(『』のみ月1回掲載)。 また、『週刊少年チャンピオン』創刊40周年・手塚治虫生誕80周年記念企画として、及びには『週刊少年チャンピオン』にての作画によるとのコラボ作品が数度掲載された他、作・画による連載当時の製作秘話を描いた漫画『』など、『ブラック・ジャック』の特集企画も行われた。 以下の表は作品名・掲載誌・執筆した漫画家の一覧である。 タイトルの列のソートボタンで元の順序に戻る。 ピノコトリビュート アッチョンブリケ! 漫画以外のメディア化 [ ] リンクのある作品の詳細については、リンク先を参照。 原作ストーリーからは『おばあちゃん』を採用。 京都にまつわる歴史的なエピソードを紹介するアニメーションとの2本立てという形で 上映され、その2本を火の鳥がストーリー・テラーとなってつないで行く、という構成。 作画監督、演出、共に西田正義。 音楽はKARTE6以降のOVA版と同様に、による劇伴を使用。 上映後は『平安遷都(へいあんせんと)』という京都の歴史を紹介したアニメが流れる。 インターネットアニメ [ ] 『ブラック・ジャック』 ブロードバンド用のアニメ。 TezukaOsamu@Cinemaから有料配信。 1話20分前後、全12話。 BJ役はOVA・テレビアニメ版と同じく。 ピノコ役はが演じた。 アニメーションの製作とネット配信はコンテンツジャパン社が担当した。 監督は本田ちさと、作画監督は玉置千夏が担当。 TezukaOsamu@Cinema からの配信は終了しているが、各種動画サイトで購入できる。 医者はどこだ! (声の出演/デビイ:、ニクラ:、デビイの母:、アセチレン・ランプ:)• ピノコ・ラブストーリー(声の出演/男の子:、父:、母:、郵便屋:)• 肩書き(声の出演/ブリリアント3世陛下:、井上医師:、病院長:麻生智久、外務大臣:掛川裕彦、アナウンス:)• ふたりの黒い医者(声の出演/ドクター・キリコ:、母:、息子:野島健児、娘:神田朱未、医者:稲田徹、店員:麻生智久)• ハッスルピノコ(声の出演/配達員:、受付の男:麻生智久、男の先生:今村直樹、試験官:稲田徹、校医:)• ちぢむ!! (声の出演/戸隠先生:、助手:)• やり残しの家(声の出演/丑五郎:、弟子:戸北宗寛)• 六等星(声の出演/椎竹先生:、徳川先生:郷里大輔、柴田先生:、椎竹夫人:疋田由香里、アナウンサー:戸北宗寛)• 刻印(声の出演/間久部緑郎:、ピエール:、部下A:服巻浩司、部下B:、警部:稲田徹)• ときには真珠のように(声の出演/本間丈太郎:、老女:、通行人:、看護師:、医者A:服巻浩司)• アリの足(声の出演/光男:立野香菜子、母親:萩森侚子、野次馬:田中一成、運転手:佐藤浩之、治虫少年:江川央生)• シャチの詩 北米版アニメ [ ] アメリカでもAZN TVで放送されている。 しかしBJ21とは違うバージョンで、こちらは約45分。 絵も内容やストーリーもすべて大人向きになっている。 同会場にて2018年7月14日~8月12日の毎週 金・土・日及び祝日に再演、西新宿のドラマチックホールにて2020年2月29~3月15日に毎日に再演している。 参加者は新人医師で、製薬会社が重大なミスを隠蔽していることに気がついてあばこうとしたが始末されそうになり脱走した際に生死の境を彷徨うことになった男の友人だったが、彼は病院をたらいまわしにされ、ブラック・ジャックの噂を思い出しやって来たという設定の下、様ざまなミッションや暗号を解き明かしていくといった内容である。 制限時間は60分(説明などを含めると120分)で、5人1組のチームでのプレイとなる。 声の出演はBJ:大塚明夫、ピノコ:。 ラジオドラマ [ ] 『ブラック・ジャック』 の一作品として、(昭和52年)からまで、全20話をで放送。 BJ役は。 ピノコ役は。 台詞以外のナレーション、効果音等は「ブラックジャックギャング団」という子役達の団体が担当。 『ブラック・ジャック』 1993年10月4日から1994年4月1日まで全130話をTBSラジオの番組「」の1コーナー「手塚治虫ワンダーランド」で放送。 その後、の「新潮カセットブック」のレーベルで全3巻のに収録されて発売された。 BJ役は。 ピノコ役は。 キリコ役は。 ナレーションは。 放送作品• 医者はどこだ! (脚本:、声の出演:、、、、、、)• しめくくり(脚本:利光隆一、声の出演:、)• 曇りのち晴れ(脚本:利光隆一、声の出演:、安藤一夫、、)• 誘拐(脚本:横光晃、声の出演:、内山森彦、坂元貞美、樋浦勉、山下智子、、影山会里子)• ふたりの黒い医者(脚本:、声の出演:清水紘治、、、倉崎青児、)• えらばれたマスク(脚本:雁田昇、声の出演:内山森彦、三好美智子、二木てるみ)• 黒潮号メモ(脚本:利光隆一、声の出演:井上倫宏、堀勝之祐、小川隆市)• 骨肉(脚本:雁田昇、声の出演:三好美智子、松阪隆子、内山森彦、樋浦勉、坂元貞美、 [ ])• ハリケーン(脚本:横光晃、声の出演:、二木てるみ、安藤一夫、松阪隆子、堀勝之祐)• 小うるさい自殺者(脚本:雁田昇、声の出演:清水紘治、花房徹、二木てるみ)• 灰色の館(脚本:渡辺治子、声の出演:二木てるみ、坂元貞美、村松克己)• 復しゅうこそわが命(脚本:雁田昇、声の出演:、二木てるみ、樋浦勉、松阪隆子)• ナダレ(脚本:津川泉、声の出演:安藤一夫、内山森彦、影山会里子、小川隆市、佐藤博)• 道すがら(脚本:横光晃、声の出演:二木てるみ、大塚周夫、坂元貞美)• 人生という名のSL(脚本:雁田昇、声の出演:清水紘治、、上田忠好、佐藤博) 舞台 [ ] 宝塚歌劇団『ブラック・ジャック 危険な賭け』 1994年上演。 この節のが望まれています。 朗読劇 [ ] 『ブラック・ジャック おばあちゃん』 1999年5月13日放送「」の一コーナー「泣きメンタリー三分間劇場」で『おばあちゃん』が取り上げられる。 紙芝居のように漫画を映し、その日のゲストが声を吹き込んだ。 BJは、おばあちゃんは、息子はがそれぞれ声をあてた。 小説 [ ] 小説 ブラック・ジャック によるオリジナル・ストーリーの書き下ろし。 からAPeS Novelsレーベルで2019年7月16日に刊行された。 その他 [ ] ブラックジャックのお天気ドクター の子会社・株式会社ウェザーラインが、手塚プロダクションと組んで始めた向け天気予報サイト。 ブラック・ジャック本人を案内人としたもの。 無料サイトと有料サイトがあり、有料サイトの手続きをする際には「いただくものは、いたたくぜ」と表示されていた。 2004年、ウェザーラインが株式会社に営業譲渡する際に終了。 影響・受容史 [ ] 医療漫画という新ジャンルを開拓し、アウトローの天才的プロフェッショナルを主人公とする一話完結の職業漫画のスタイルを確立した。 手塚自身も『』(演劇界)という類似スタイルの作品を発表している。 代表的な作品を以下に挙げる。 『』(調理人)• 『』『』『Dr. 汞』(医者)• 『IWAMAL』『けだものドクター毒島』『』()• 『』(漫画アシスタント)• 『』『』(美術界)• 『』(仕立て屋) というジャンルの代表作とされ、強い影響下にある漫画も多い。 この作品をきっかけに、医学の道へ進んだ者も多い。 漫画『』(2002年-2010年)でタイトルに使われる(BJは内容には直接関係しない)、実在する優秀な外科医にブラックジャックの愛称が用いられるなど、近年では作品の知名度の高さからBJのキャラクター自体が一人歩きし、神業の天才外科医の代名詞となっている。 1998年、ドクター・キリコを称した男が自殺志願者にネット上で青酸カリを密売した通称「」が発生、社会問題となった。 2003年、東京都の男性が単行本未収録の話や単行本で改変された話の雑誌版など10話を集めて自作した、架空の少年チャンピオンコミックス版26巻をネットオークションに1冊10万円で出品して著作権侵害で摘発され、罰金30万円の有罪判決を受けた。 関連項目 [ ]• - 手塚治虫の漫画。 BJが重要なサブキャラクターとして登場。 - 吉富昭仁の漫画。 BJがゲスト登場。 - 『』の2時間アニメ。 BJがタイムマシンを使う謎の宇宙海賊(物語の後半で主人公の兄と判明)の役で出演。 - 『24時間テレビ』の2時間アニメ。 BJが本人役(原作どおりの医者)で出演。 - BJが医者ではなく、労働キャンプ(にあるという設定)の所長として登場する。 - 「ブラック・ジャックの大作戦」というエピソードがある。 内容は題の通り。 - の漫画。 BJと思しき人物が描かれている。 - アメリカの医療ドラマ。 くせ者の天才医師という主人公のキャラクター性から、日本では「US版ブラック・ジャック」というキャッチコピーが付いており、レンタルのCMではBJと共演している。 こんなブラック・ジャックはイヤだ - の描いたBJのパロディ漫画。 手塚治虫のタッチを真似て描かれている。 2017年1月に発売された単行本には「賠償金? そうですね。 身体で払ってもらいましょうか! (公式作家としてネ) 手塚るみ子」と、直筆の推薦コピーの帯が付いている。 ブラック・ジャックガール - の描いたBJのパロディ漫画。 BJが女子中学生、ピノコが男の子、キリコが中二病高校生という荒唐無稽な設定。 単行本には手塚るみ子の推薦の帯が付いている。 出典・脚注 [ ]• 「週刊少年チャンピオン突然の黄金期! 元編集長壁村耐三氏インタビュー」『288 70年代マンガ大百科 こんな名作・快作・珍作があったのか! 』宝島社、1996年、p122 - p129• 武居俊樹『赤塚不二夫のことを書いたのだ!! 』、2005年、p223 - p224• 呉智英「『ブラック・ジャック』科学もヒューマニズムも信じない神の眼差し」『臨時増刊 手塚治虫の世界』朝日新聞社、1989年• 夏目房之介「不死鳥のごとく復活した手塚治虫ー」『別冊宝島288 70年代マンガ大百科 こんな名作・快作・珍作があったのか! 』宝島社、1996年、p74 - p76• BLACK JACK 300STARS' Encyclopedia p. 298• BLACK JACK 300STARS' Encyclopedia p. 298• 「週刊少年チャンピオン突然の黄金期! 元編集長壁村耐三氏インタビュー」『288 70年代マンガ大百科 こんな名作・快作・珍作があったのか! 』宝島社、1996年、p125 - p126• 『まんが編集術』白夜書房、1999年、p346 - 347• 手塚眞『天才の息子 ベレー帽をとった手塚治虫』、2003年、p136• 『手塚治虫ファンクラブ会報』1号、1979年7月(安藤健二『封印作品の謎』太田出版、2004年、p207 - p208)• 藤原邦夫『出版幻想論』太田出版、1994年、p169• 竹内オサム『戦後マンガ50年史』筑摩書房、1995年、p173• 安藤健二『封印作品の謎』太田出版、2004年、p199 - p200• 『毎日新聞』2007年8月20日夕刊• 『萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか』日経BP社、2006年、p132• 手塚治虫漫画全集『ブラック・ジャック』18巻あとがき• 手塚眞『天才の息子 ベレー帽をとった手塚治虫』、2003年、p218• B・J症例検討会『ブラック・ジャック・ザ・カルテ』海拓社、2001年、p32 - p35, p48 - p51およびp58 - p61• 安藤健二『封印作品の謎』太田出版、2004年、p165 - p166• 安藤健二『封印作品の謎』太田出版、2004年、p176 - p182• 手塚治虫『ガラスの地球を救え』光文社文庫、1996年、p89 - p94• 「8」は他の単行本同様。 「指」・「植物人間」・「快楽の座」は未収録だが、これ以外の全エピソードを収録(第180話「土砂降り」は原典の第179話「メス」を統合する形で収録)し、「大全集」の名に相応しい歴代単行本中最大数のエピソードを収録している。 なお「8」はチャンピオンと同じB5判フルサイズ装丁に全てのカラーページ(4色・2色)をフルカラー再現。 ほか、連載時の扉絵を完全収録し予告カットや各種資料類も掲載。 夏目房之介「変人ブラックジャックの解剖」『笑う長嶋』太田出版、1998年、p82 - p85• 現実には保険診療ならば規定された料金しか請求できないが、(保険外診療)のみで医療を行うならば自由に治療費を設定することも可能である• 実際に医師免許を発行するのは(後の)• 「ブラックジャック1〜7」『みだれ撃ち涜書ノート』、1982年、p48 - p50• 「おばあちゃん」にて。 「タイムアウト」にて。 この時は、紛失した小切手が見つかってしまうというオチで終わっている。 ただし、オチの時点ではBJが警察でその話を聞いて「うらやましいですなあその人」と返すところで終わっている。 『別冊宝島794 ブラック・ジャック完全読本』宝島社、2003年• 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 雑誌初出時は「岩明均」名義。 ステージナタリー. 2016年6月27日. 2016年6月27日閲覧。 ただし本作の構想には『』との構造の類似が指摘されている(呉智英「『ブラック・ジャック』科学もヒューマニズムも信じない神の眼差し」『朝日ジャーナル臨時増刊 手塚治虫の世界』朝日新聞社、1989年)• 呉智英「『ブラック・ジャック』科学もヒューマニズムも信じない神の眼差し」『朝日ジャーナル臨時増刊 手塚治虫の世界』朝日新聞社、1989年• 日経ビジネスオンライン. 日経BP社 2014年2月4日. 2014年2月9日閲覧。 『朝日新聞』2003年6月26日号• つのがいは2016年10月に手塚プロ公認の漫画家となった。 CINRA. NET 2016年10月31日. 2017年1月26日閲覧。 研究本 [ ] ブラックジャックの漫画作品についての調査、研究や考察、解説を行った書籍などが何冊も出版されている。 (今後、調査の上でそれらの大部分を列挙する予定。 手塚プロダクション 監修 :「ブラック・ジャック 大解剖」 新装版、三栄書房 サンエイムック 大解剖ベストシリーズ 、(2017年12月8日)。 B・J症例検討会:『ブラック・ジャック・ザ・カルテ』、海拓社、 2001年8月15日• B・J症例検討会:『ブラック・ジャック・ザ・カルテ 2』、海拓社、 2001年12月5日• B・J症例検討会:『ブラック・ジャック・ザ・カルテ ファイナル』、海拓社、 2003年3月11日 外部リンク [ ]•

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ヤングブラック・ジャックとは (ヤングブラックジャックとは) [単語記事]

ヤング ブラック ジャック

ジャンル 、、 漫画 原作・原案など (原作) (脚本) 作画 出版社 掲載誌 レーベル ヤングチャンピオンコミックス 発表号 No. 24 - 2019年No13 巻数 全16巻 話数 全136話 その他 医療監修:後藤伸正 アニメ 原作 手塚治虫、田畑由秋 大熊ゆうご、後藤伸正 監督 シリーズ構成 キャラクターデザイン 片山みゆき、三浦菜奈 音楽 、、秋山健介 アニメーション制作 製作 ヤング ブラック・ジャック製作委員会 放送局 TBSほか 放送期間 10月 - 12月 話数 全12話 - プロジェクト 、 ポータル 、、 『 ヤング ブラック・ジャック』は、脚本・、漫画・によるの作品、およびそれを原作としたテレビアニメ(詳細はの節を参照)。 医療監修は後藤伸正。 の『』を原作とした漫画で、『』()にて、No. 24から 2019年No13まで連載された。 本作は原典同様、 BJ こと間黒男を主人公としているが、彼の若かりしころを舞台とした的な物語で、時代背景には1960年代後半の世相や国際情勢(やなど)が多く取り入れられており、社会派の様相を呈している。 間が在籍中にを取得するための勉強をしていた当時のエピソードを中心とし、さまざまな事情や成り行きにより、無免許で手術を行うことになる過程が描かれるほか、彼の高校生時代やBJとして活動し始めてからのエピソードも描かれる。 なお、本作の内容はあくまでも田畑や大熊の創作物であり、原典へ直接続くわけではないが、その登場人物のほか、『』 や『』といった手塚の他作品の登場人物や、として他作品の登場キャラクターをモチーフとした登場人物が多数登場しており、それらは単行本巻末の「手塚ワールドのキャラクター紹介」で具体的に紹介されている。 本作に先んじて2011年に同名のテレビドラマ『』が放送されているが、若かりしころのBJを主人公にしている点こそ同じであるものの本作とは無関係である。 あらすじ [ ] 時代は。 が勃発し、が激しさを増す中、とある大学の医学部に1人の奇妙な男が在籍していた。 半白の髪、全身に残る無数の傷、傷跡を境に皮膚の色が違う顔面。 医師免許を取得するため、勉強に励むその青年の名は、 間 黒男(はざま くろお)。 その天才的な手腕によって、数々の奇跡を起こすことになる彼は、後に ブラック・ジャックと呼ばれる。 恩師のに憧れ、まっとうな医師になることを志していた間黒男が、無免許医となり莫大な医療費を要求するようになった経緯がここに明かされる。 登場人物 [ ] 複数のエピソードに登場する人物、および本人として他作品に登場する人物を挙げる。 作中の登場人物は、背景の人物や犬・鳥・馬なども含め、すべて手塚作品に登場するキャラクターがモデルになっている。 メインになるキャラクターは田畑が決め、サブキャラを誰にするかは大熊が選ぶことが多いが、話によっては大熊にメインキャラの選択を任せることもあるという。 主要人物 [ ] 間 黒男(はざま くろお) 声 - 、 若き日の。 物語開始時点(1968年)で22歳の医学生。 母と自身の医療費のため、3億円という多額の借金を背負っている。 横浜市立浜川高校在卒業後に、三流医科大学である本越大学(通称・ポン骨大学)に進学。 在学中から魚や食肉などを用いて手術の練習をしており、医師免許未取得の段階で高い技術を身につけた。 表沙汰にできない患者を相手にその腕を活かし、違法な医療行為を行ってはその報酬を生活費と借金返済に充てている。 自宅は風呂なしのボロアパートで、手術練習に用いた魚を飼っている。 藪 正人(やぶ) 声 - 中毒の医者。 で、として軍隊に同行した際、ろくな設備も医薬品も無い中、苦しみ続ける戦友たちを助けることもできない地獄に直面し、戦地から帰った後は血を見ることもできない藪医者と成り果ててしまう。 トラウマから逃れるため、ヒロポンに手を出して借金漬けになるが、人の命を救うために懸命な間の姿を目の当たりにした後、己のトラウマを克服しようとベトナムに渡り、医者として再出発を試みる。 ベトナムでは、たびたび危険な目にあいながらも、医師としての自信と力量を取り戻す。 日本を離れた後も、藪の消息を尋ねにベトナムに来た際や、訪米した時、藪が一時的に日本に帰国した時などに、間とはたびたび再会している。 モデルは『ブラック・ジャック』の「きたるべきチャンス」に登場した 綿引博士である。 岡本 舞子(おかもと まいこ) 声 - 本越大学における間の先輩で、すでに医師免許を取得し、となっている。 違法手術を行うことになった間の助手を務めたことがきっかけで彼と親しくなり、よく行動を共にすることになる。 ただし、違法手術を平然と行う間の姿勢には批判的であるため、衝突もしている。 立入 灯郎(たちいり とうろう) 声 - 借金の取り立て屋。 間や藪の債権を握っており、時には彼らに無理難題を吹っかけて借金返済を迫る。 外見は手塚治虫の諸作品に登場する をモデルにしている。 患者の命を救うことに情熱を燃やし、そのためなら自分の生命の危険も顧みない。 若き日の である。 複数のエピソードに登場する人物 [ ] レイモンド 声 - 単行本1巻エピソード、テレビアニメ版第2話『拉致』に登場した男性。 の娘の治療費を稼ぐため日本に密入国し、を患った「救国教」の教祖・ 金山貯蔵(かねやま ためぞう、声 - )に心臓を提供するドナーに志願する。 移植手術の直前に金山は死亡するが、執刀することになった間が、娘を救いたいというレイモンドの願いを叶えると同時に自身や藪の命を救うため、整形手術でレイモンドの顔や身体を金山そっくりに偽装する。 それ以後、金山として生きていくことになり、幅広く慈善事業を行う。 テレビアニメ版では上記の一件で間や藪に恩を感じるようになり、間が消息を絶った藪を探しにベトナムへ行こうとした際には金山としての権限を利用して間にビザを用意するなど、彼を援助している。 原典では、「裏目」で陰謀に巻き込まれて大怪我を負う青年・ サミーとして登場している。 ヒューゴ 声 - 感情を表に出さないの男。 リーゼンバーグの過去を知っている。 医学生でありながらベトナム戦争脱走兵の手術を行ったという間に興味を持ち、その手腕を評価している。 CIAによる特殊軍事訓練で無痛症となったジョニーを、人体実験の事実を隠蔽するためにも始末しようと考えたが、リーゼンバーグが無痛症を治したことで実験の証拠は失われ、ジョニーの命は救われる。 モデルは『』の 釜石桐郎。 青山(あおやま) 声 - ベ由連(ベゆうれん、)の一員。 第1巻エピソード、テレビアニメ版第3話「脱走兵」でアメリカ軍のを匿った一件から、間と知り合う。 後に、より過激な革命運動へと身を投じる。 モデルは『』の 岩根山ルリ子。 今上 エリ(いまがみ エリ) 声 - 学生運動に身を投じる女子大生。 顔の傷を治療してもらったことがきっかけで間に恋心を抱いて近づくが、次第にすれ違いが多くなり、やがて彼の心がすでに他の女性 に向いていることを察し、失恋する。 その後、加わったで「」と称するリンチを受けた仲間をかばったため、自身がリンチを受けてしまう。 仲間の手を借りて逃げるもすでに危篤状態となっており、駆けつけた間の手術の甲斐もなく(テレビアニメ版では手術は成功するものの警察の狙撃によって)死亡する。 モデルは『』の。 百樹 丸雄(ひゃっき まるお) 声 - 本越大学医学部にやってきた講師。 以前は帝都大学で働く優秀な外科医だったが、交通事故で四肢を失って職を追われる。 両手足には自身が開発した義肢を装着している。 や彼の患者だった間とは旧知の間柄。 かつて患者だった 澪 (声 - )という恋人がいる。 外科医として再起するため、手術器具を格納した特殊義肢とそれを自在に操作する機器を開発し、それらを自身に組み込み、これを用いた司法解剖をやり遂げる。 しかし、機械仕掛けの人間に手術をされることを怖れた患者にその後の手術の予定をキャンセルされ 、再起の道を絶たれる。 その直後、かつての事故の原因が人為的なもの だったことを知り、真相を知る 多野 (声 - )を車中で問い詰めた際、彼を事故死させてしまう。 事件の関係者への復讐を決意すると、 宝 (声 - )を負傷させ(テレビアニメ版では左腕を切断し)、 鯖目 (声 - )の左足を切断して死に至らしめた後、首謀者である 大剛景光 (声 - )を襲撃するが、逃亡する際に警官隊の発砲で右目を失う。 間に治療された後に逮捕され、証言を翻した大剛や宝の偽証によって死刑を宣告されるが、義眼に仕込まれた道具を用いて脱獄する。 最後は、療養中の大剛のもとに押しかけて彼をショック死させ、報復を恐れて海外に逃亡した宝を追って戦地へ渡る(テレビアニメ版では脱獄後に間のもとへ現れるだけで、大剛や宝の顛末については描かれていない)。 モデルは『』の主人公・ 百鬼丸。 百樹が主人公的な存在として活躍する「無残帳編」は、実在の人物で両腕の無い探偵をモデルにした話を作ろうと、考え出されたものである。 手塚治虫の他の作品に登場する人物 [ ] リーゼンバーグ教授 声 - 間がアメリカ滞在中に師事する脳医学の権威。 専門は脳医学だが、骨折などの外科治療も行え、その手術の腕は間を感心させるほどである。 かつては「 ドクター・リンゲ」と呼ばれ、の化学兵器実験に関わっていた過去を持っており、で多くの人体実験にも関与したとされている。 そのために組織から狙われているらしく、からは過去の研究結果と引き換えに偽名とアメリカ国籍を与えられていた。 医師としての高度な知識や技術も過去の経験によるもので、作中ではかつて自身が開発に関わった特殊な神経ガスの副作用で無痛症となった ジョニー (声 - )に特殊な薬物注射と電気治療を施すことで、彼の痛覚を正常に戻す。 スター・システムではなく、『』に登場するリーゼンバーグ教授である。 戦地での出来事が原因でとなり、戦地で知り合った藪と共にリーゼンバーグのもとを訪れ、間や舞子と知り合う。 ジョニーとはベトナムへの派兵前に同じ小隊にいたが、彼が輸送機に乗っていなかったことから、アメリカで再会するまではずっと裏切られたと思い込んでいた。 リーゼンバーグと同様にスター・システムではなく、『』の終幕に登場する「ピエロのトミー」であり、役者業を始める前の姿である。 書誌情報 [ ]• 原作:手塚治虫・脚本:田畑由秋・漫画:大熊ゆうご 『ヤング ブラック・ジャック』 秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、全16巻• 2012年5月18日発売、• 2012年10月19日発売、• 2013年4月19日発売、• 2013年9月6日発売、• 2014年2月20日発売、• 2014年6月20日発売、• 2014年11月20日発売、• 2015年5月20日発売、• 2015年9月18日発売、• 2016年4月20日発売、• 2016年10月20日発売、• 2017年4月20日発売、• 2018年7月20日発売、• 2018年12月20日発売、• 2019年4月19日発売、• 2019年8月20日発売、• 『「ヤング ブラック・ジャック」大熊ゆうごイラスト集』 秋田書店• 2019年8月20日発売、 テレビアニメ [ ] スタッフ 原作 、、 (「」連載) 医療監修 後藤伸正 監督 シリーズ構成 スーパーバイザー キャラクターデザイン 総作画監督 片山みゆき、三浦菜奈 美術デザイン 美術監督 柴田正人 色彩設計 荒井めぐみ 撮影監督 染谷和正 CGディレクター 秋元央(第1話 - 第2話) 軽部優(第3話 - 第12話) 編集 渡部珠未 音響監督 音楽 、、秋山健介 音楽制作 音楽プロデューサー 藁科知之 プロデューサー 田中潤一朗、橋本信太郎、植村俊一 市川真衣、福田順、佐藤誠、高野泰博 井川佑 アニメーション制作 製作協力 手塚プロダクション、 秋田書店、、 ビーイング、、グルーヴ 製作 ヤング ブラック・ジャック製作委員会 TBS 2015年10月から同年12月まで、、、などにて放送された。 毎回の冒頭では、ネガポジを反転させた止め絵などに合わせ、OVA版『』以降のアニメ作品でを演じているによるで作中当時の世相が語られるが、最終話ではこれがブラック・ジャックの独白だったということが明かされる。 キャラクターデザインは原作のの絵柄を元にしながらも、原典のの絵柄に近づけられており、作画スタッフにもOVA版『ブラック・ジャック』やよみうりテレビ版『』に参加していた面々が多数参加している。 原作を補完するようなアニメオリジナル要素が追加された話がある一方、原作の要素が大幅にカット・改変された話もある。 『ミッドナイト』にはBJも重要なサブキャラクターとして登場している。 大塚は本編アニメシリーズにてブラック・ジャックを演じており、最終話にてテレビアニメのナレーションが、後年ブラック・ジャックと名乗るようになった間の過去語りであることが明らかになる。 この女性は、後に本作にも登場する 如月めぐみである。 モデルは『どろろ』の みお。 「手術のキャンセル」は、大剛院長派閥の宝と多野が、百鬼が検死解剖で特殊義肢を使っている時の写真を患者に送りつけたことによるものだった。 帝都大病院長の椅子を巡る派閥争いで、本来は大剛の対立相手である命尾副院長を狙ったものだったが、不幸な偶然が重なり百樹が事故に遭うこととなった。 命尾が病死したため、派閥争いは大剛の勝利に終わる。 モデルは『どろろ』の 田之介。 モデルは『どろろ』の 多宝丸。 モデルは『どろろ』の 鯖目。 モデルは『どろろ』の 醍醐景光。 モデルは『』の ジェームズ・ブロック。 実際は無痛症ではなく、ジョニーがの離島で行われていた特殊軍事訓練を受けた際に負った特殊神経ガスの副作用。 実験を行っていた事実を隠蔽するためにCIAがジョニーの始末を目論んだため、リーゼンバーグはジョニーの命を救うべく実験の証拠となる無痛症を治療した。 出典 [ ]• Amazon. 2015年10月11日閲覧。 」より。 まんたんウェブ. 2015年9月8日閲覧。 2016年8月26日閲覧。 ねとらぼ. 2016年2月6日閲覧。 TVアニメ「ヤング ブラック・ジャック」公式ウェブサイト. 2015年9月13日閲覧。 テレビ放送対象地域の出典:• 2009年10月9日. 2018年10月24日閲覧。 告示第六百六十号. 1988年10月1日. 2018年10月24日閲覧。 2018年10月24日閲覧。 TBS CS[]. 2015年9月13日閲覧。 2016年11月1日閲覧。 アニマックス. 2017年6月1日閲覧。 2015年10月6日時点のよりアーカイブ。 2016年11月1日閲覧。 外部リンク [ ]•

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ヤング ブラック・ジャック(16)完 (ヤングチャンピオン・コミックス)

ヤング ブラック ジャック

概要 [ ] 無免許ではあるものの、唯一無二の神業ともいえるテクニックにより世界中に名を知られる、天才外科医を主人公に、「医療と生命」をテーマにそれぞれ据えた医療漫画である。 連載当初は「漫画家生活30周年記念作品」「手塚治虫ワンマン劇場」という煽りで、手塚治虫のによるオールスター出演がウリの作品であり、短期間で終了する予定だった(後述)が、定期不定期合わせて10年近く続く長期連載作となり、まさに代表作となった。 読み切り連載形式になったのは、編集長のの編集方針であり、当時の『週刊少年チャンピオン』の連載作品すべてに適用されていた が、読み切りでないと手塚が流す回をやることから、それを防ぐためという話もあった。 『』で連載した『』とともに、手塚治虫の少年漫画における1970年代の最大にして、少年漫画家としては最後のヒット作である。 また、本作品によって現代まで続く「」のジャンルが形成されるきっかけになった金字塔でもある。 連載の推移 [ ] 終盤の劇画ブームや『』の新人発掘路線の影響をまともにうけたは、ヒューマニズムを描く古い漫画家というレッテルが貼られ、得意にしていた少年漫画の分野でヒット作品を出せなくなっていた。 手塚本人が言う「冬の時代」(1968年-1973年)であり、少年誌での連載が激減し、読み切りが増加。 少年誌において実験作を執筆したり、青年誌に進出するなどして方向性を模索するが、1970年には青少年向けの性教育を意図して執筆した『』が糾弾を受け、1973年にはとが倒産し、まさにどん底にいた。 そんな中『』編集部は、手塚に漫画家生活30周年記念作品(ただし、1973年当時手塚はデビュー28年目である)として「かつての手塚漫画のキャラクターが全部出る作品」の企画を依頼する。 編集部内で『週刊少年チャンピオン』編集長のが担当編集者の岡本三司に「死に水をとろうか」と相談をもちかけたくらいの状況に追い込まれていた手塚はこれを了承する。 手塚は以前に『』「ひょうたんなまず危機一発」(1965年)において同様のスターシステムでのオールスターを執筆していた。 間もなく、かつての手塚漫画のキャラクターが次々にブラックジャックという外科医にかかるという大体のプロットが出来上がる。 ブラックジャックというキャラクターには医学生だった頃の手塚自身が反映され、また劇画ブームに対抗する(あるいは取り込む)意味でアウトサイダー的な存在として描かれた。 『手塚治虫漫画40年』(秋田書店)によると「手塚漫画は正義の味方的な主人公が多いので、あえて、アウトサイダーな男の生き様を子どもにもわかるように描こうと考えた」。 初期構想ではブラックジャックはあくまでであり、メインはオールスターの方にあった。 連載が安定化した後も時々ブラックジャックが狂言回しになるのはこのためである。 担当編集者の岡本によると「最初の予定では、4・5回連載して最後は無人島でエンディング…」「一種のバラエティ番組的なニギヤカシ作品のはずだった」ことからあまりやる気が出なく、手塚にタイトルが決まったか聞いた際にブラックジャックと言われ「先生、サブタイトルじゃなく本タイトルを教えてくださいよ」と失言するくらいのゆるい扱いであり 、いざ連載が始まっても、巻頭カラーもなく、地味な扱いが続いた。 連載開始時人気は低くほぼ最下位であり、担当編集者の岡本は編集長の壁村から「どうする?」と聞かれ困ったというが、その後、じりじりと順位を上げ、50話「めぐり会い」で2位に浮上、以降軌道に乗った。 なお、『週刊少年チャンピオン』編集長の壁村耐三は反応がなければ3回で辞める約束だったともいい、手塚自らが「これが最後」と持ち込んだ企画だったとも証言 しており、編集者と編集長という当事者同士の間で話が全く食い違っている。 なお秋田書店自体は前述の『手塚治虫漫画40年』で、編集部が企画を持ち込んだ説を取っている。 当時の『』『』『』といった超ヒット作には及ばなかったものの、10年間にわたり安定して柱となり、『週刊少年チャンピオン』の黄金時代を支えた。 「人生という名のSL」で定期連載は終了するが、その後も『週刊少年チャンピオン』誌上で散発的に13本発表された 最終作品は「オペの順番」。 手塚の息子であるによると、誰にも立ち入りを許さなかった手塚の仕事部屋に、担当編集者が無断で入ったことに怒った手塚が連載終了を宣言したという。 これとは別の理由として、ロボトミーの描写に関する抗議事件の後、医学的な整合性について指摘を受けて描きづらくなったことを生前の手塚が書き残している。 単行本は秋田書店のにまとめられたのが最初で、その後も愛蔵版や手塚治虫漫画全集にも収められ、文庫版はミリオンセラーを達成し 、1994年から始まった1990年代のマンガ文庫のブームの火付け役になった。 2007年の時点で単行本の国内累計発行部数は新書版・文庫版・ハードカバー等を含め4564万部。 アメリカでは1995年からVIZ社が発行した月刊漫画雑誌『MANGA VISION』に連載された。 医学描写 [ ] 本作には、医学的リアリティと大胆なフィクションが並存しているが、これは医学的事実よりも物語性を優先した、手塚の作劇術の一環である。 異星人やミイラ、幽霊、感情を持つコンピュータを手術するなどという突飛な設定の話も存在する。 架空の病気も登場したほか、ブラックジャックやピノコの医学的設定も現代の医療技術を超越している。 ブラックジャックがスターシステムで登場する別作品『ミッドナイト』では、ブラックジャック本人に人間の脳交換手術について「その様な事は漫画だから可能だ」と言わせている。 手塚治虫自らが語る所によると、当時東大医学部の学生から嘘を書くなと抗議の手紙をもらったとの事である。 それに対して手塚は、東大生ともあろうものが、漫画に嘘があることすら知らないのかとコメントしている。 手塚は医師免許を持ってはいたが、医学的知識は昭和20年代(1945年から1954年)にとどまっており、外科医としての臨床経験がほとんどなかった。 ブラックジャックの連載に当たり、医学書を買い込み独学したり、医療関係者に取材してはいたものの、劇中で治療困難な症例として扱われているものが、実際には連載当時の医療技術でも治療可能な症例であるというミス や、医学用語のミス を多発していた。 中でもに関する描写では糾弾を受け、新聞に謝罪文を掲載、連載中止の話まで出たという。 同時期に発表された医療漫画では、執筆時点での最新の知識を取り入れた『夜光虫』(柿沼宏・)なども存在するが、手塚は自らの作劇術を崩さなかった。 手塚は「ブラック・ジャックは医療技術の紹介のために描いたのではなく、医師は患者にを行なうことが使命なのか、患者を延命させることでその患者をにできるのか、などという医師のを描いた」としている。 各話タイトル [ ] 凡例• (今後、以下の表に初出の書誌情報(雑誌名、発行号)等を加えることが望まれる。 また、第180話『土砂降り』は第179話『メス』の続編であり、単行本では『土砂降り』として1つにまとめられている。 唯一、第113話の後で増刊号に掲載された『U-18は知っていた』だけはナンバリングされていない。 連載終了後の読切全13話も雑誌掲載時はナンバリングされていなかったが、連載に続けてのカウントが通例となっている。 第188話『肩書き』内のに登場する「J大学の鈴木教授」は実在の人物で、マンガの執筆当時に順天堂大学医学部胸部外科教授だったである。 単行本 [ ]• 単行本「1」から「8」の内、中心となる「1」「2」「4」「7」の各収録話は上の「各話タイトル」項を参照のこと。 その他収録話を書くと、「3」「6」は「4」の秋田文庫「BLACK JACK」全17巻と同じ、「5」は「2」の手塚治虫漫画全集「ブラック・ジャック」全22巻と同じ。 「6」・「7」・「8」は概ね雑誌発表時の順番通りに収録されている ブラックジャックの容姿や手術シーンの描写などが影響してか、単行本化の際、少年チャンピオンコミックス8巻まではスプラッター扱いされ「恐怖コミックス」に分類されていたが、9巻以降は「ヒューマンコミックス」に改められている。 また、単行本収録に際しては、差別用語などの表現上の問題で、一部の台詞が改変されている。 とくに第46話・第67話・第153話は、台詞の改変前と改変後ではその印象が大きく変わる。 発行の冊子「ZENBU」第51号には、初出版と「2」に収録のものとの差異が掲載されている(第67話と第85話を除く)。 「1」の第4巻に初版から頃の版まで収録されていた第41話『植物人間』は、のちに第70話『からだが石に…』に差し替えられた。 その『植物人間』や第58話『快楽の座』の単行本収録が難しくなったのは、手術を取り扱っていたことからや精神外科手術反対のからのクレームがあったためとみられる。 なお、実際にクレームがついたのは1977年、第153話『ある監督の記録』であった。 この話では、の患者の脳に電気刺激を与える手術に「ロボトミー」の語を使用しており、実際のロボトミー手術とは異なる描写が「ロボトミーの美化」であるとの抗議を脳性麻痺障害者団体とロボトミー被害者支援団体から受けた。 これに対し秋田書店と手塚治虫は抗議グループとの話し合いで謝罪し、更に謝罪文を全国紙5紙に掲載した(1977年2月10日)。 また、後に第153話を『フィルムは二つあった』と改題して単行本に収録する際には、脳手術の場面を別の病気()の手術に描き換えた。 第41話と第58話に関しては直接抗議があったわけではないが、手術内容を変えても話が成立する第153話と違い、脳手術そのものをテーマとしていたために描き替えもできず、単行本収録を中止したのではないかとされる。 これ以外に売りの単行本として秋田書店からトップコミックスとトップコミックスワイドのシリーズが刊行されており、第209話『落下物』の単行本初収録はトップコミックス「ブラック・ジャック 医師の使命編」()、第171話『壁』もヤングチャンピオン増刊「ブラック・ジャック スペシャル」(2005年)に袋とじ掲載された後、トップコミックスワイド「ブラック・ジャック 死にゆくものへの祈り編」()に単行本初収録された。 初出以来一度も書籍に再収録されていないものは第28話『指』(連載時に第227話『刻印』として改稿)と第58話『快楽の座』(連載時オールカラー掲載)のみで、必然的にこれら初出掲載誌の古書価格は非常に高騰しているが、ともにには所蔵があるため閲覧は可能であり、国際児童文学館をはじめとした図書館では遠隔複写サービスを行っている。 年表 [ ]• (昭和48年)11月:『週刊少年チャンピオン』11月19日号(48号)にて連載開始。 (昭和50年):『ブラック・ジャック』で第4回特別優秀賞受賞。 (昭和52年):『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』で第1回受賞。 (昭和53年)9月:9月18日号(39号)にて連載終了(全229話+増刊号掲載1話)。 (昭和54年)1月:1月15日号(3号)~10月14日号(44号)まで不定期で新作読切を13話掲載。 (平成5年):秋田書店より秋田文庫『BLACK JACK』(1~12巻)が刊行される。 1993年(平成5年):OVA『ブラック・ジャック』が2000年まで発売される。 (平成8年):アニメ映画『BLACKJACK(ブラックジャック劇場版)』が全国系で公開。 1996年(平成8年):オリジナルビデオ『ブラック・ジャック』が3巻まで発売される。 (平成12年):スペシャルドラマ『ブラック・ジャック』系にて放映。 2000年(平成12年):スペシャルドラマ『ブラック・ジャックII』TBS系にて放映。 2000年(平成12年):スペシャルドラマ『ブラック・ジャックIII』TBS系にて放映。 (平成15年):テレビスペシャルアニメ『ブラック・ジャック2時間スペシャル』・系にて放映。 (平成16年):テレビアニメ『ブラック・ジャック』よみうりテレビ・日本テレビ系にて放送開始。 (平成17年):アニメ映画『ブラック・ジャック ふたりの黒い医者』が全国系で公開。 (平成18年):テレビアニメブラック・ジャック』の続編『』よみうりテレビ・日本テレビ系にて放送開始(同年9月に終了)。 2006年(平成18年):『ブラック・ジャック』のゲーム版『ブラック・ジャック 火の鳥編』が対応ゲームソフトとしてセガ(後の)から発売。 2011年(平成23年)12月16日:の新作エピソードが約11年ぶりに発売される。 監督の遺作とされる。 登場人物 [ ] この節はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2017年11月) BJが無免許である理由 [ ] アニメ版(『ブラック・ジャック21』)では外科部長の決定に反し、病院で勝手に手術を行ったためが没収されたとあった。 ただし手術自体は成功している。 ブラックジャックは無免許ではあるが、正規の医科大学で教育を受けており、医大時代からの友人の手塚、医大時代の恩師の山田野、医局員時代の同僚の如月めぐみなどが登場していることから、ブラックジャックは医大を卒業してインターンになっていたと思われる(1967年以前であるならは医師免許を持っておらず、インターンを途中でやめた場合は医師国家試験の受験資格がなくなり医師免許を取得できなくなるため、如月めぐみの手術を行ったことでインターンを辞めたとすれば説明がつく)。 執筆の背景には、『少年チャンピオン』編集部から劇画っぽさを要求された手塚が、黒マントや初期のニヒルな性格、残酷描写など劇画の影響を受けたキャラクター造形にしたことが指摘されている。 かつての貸本劇画には黒マントをまとった殺し屋が定番であった。 BJがアウトローになった理由は劇画を取り込んだからだというのである。 手塚は主人公の名の由来として、ブラックジャックとはを意味し、メスで荒っぽく切り刻む姿をに見立てた、とコミックスの見返しでコメントしている。 これに着目し、であるを持たない海賊を、同じく国家資格である医師免許を持たない闇医師に見立てたという説も存在する。 しかし、長期連載になるに従い、無免許であることに理由が必要となり、以下の様な理由が付け加えられた。 肩書きやに価値を見出さない 作中には「私はを取った人間なんかに興味はないんでね」「私は肩書きというものが苦手でね」「こんな立派な病院では、モグリの医者が作った資料なんか役に立ちませんよ」といった台詞が散見される。 法外な治療費の請求を続けるため 作中で一度、 医師連盟から、連盟に加盟し医師免許を取得し、治療費として決められた金額を請求するように勧告されているが、これを拒否している。 BJがあちこちで患者を脅迫して、世界医師会連盟に苦情が殺到しているため 『獅子面病』では、「BJがあちこちで患者を脅迫して、世界医師会連盟に苦情が殺到しているので、医師免許を与えることは出来ない」と説明されているが、『報復』ではBJを散々罵倒していた日本医師会連盟会長自らが自身の息子の手術の依頼をするため、BJに免許状を手渡している。 ただし、その直後、BJは渡された免許状を破り捨てているため、BJはその後も無免許のままであった。 医師免許取得のための面接に出席できなかった 『ピノコ還る』で、特別に医師免許を交付される事になったが、失踪したピノコの捜索を優先したため、話は流れてしまった。 BJは大変落胆しており、本心では正規の医師に憧れていたことがうかがえる。 ただしこの時の医師免許は「世界医師連盟」からのものであり、日本医師連盟との軋轢が否定されたものではない。 爆発事故ののため 少年時代に遭った不発弾の爆発事故の際を発症し、その苦痛がトラウマとなって同症の手術の際、メスを持つ手が痙攣を起こすということがあった。 手塚にそれを指摘された際、当人は「私がまともな免許が取れない理由が分かっただろう! 」と発言している。 ただし、この症状は山田野教授の身を挺した治療により治っている。 団体に所属することを嫌う一匹狼的気質のため 『おばあちゃん』にて甚大医師を名医、偏屈、一匹狼、がめつい所等を自分と似ていると評し、『一ひきだけの丘』では自然保護を行っていることを聞いた小学生時代の恩師が自分の所属する自然保護団体に寄付を懇願された際に「私は団体とか運動にかかわりたくないタチでね」との発言がある。 恩師、本間医師に対する医師会の扱いのため 『本間血腫』にて、BJの恩師・本間丈太郎医師が患者を治すための新治療法を試し、そのことが生体実験ではないかとの非難を受け医師界を追放されたエピソードが語られる。 このことから、BJは日本医師連盟に対し非難感情を持っていることがうかがわれる。 BJという名前から連想されるとおり、異端児であるが独自の倫理観を持つという主人公の二面性を、この2点で表現しているといえる。 のように「金持ちには高額な治療費を突きつけるが貧しい人には治療費を取らない」といったことはなく、貧しい人が依頼者であっても容赦なく高額な治療費を突きつける。 要求する手術料は、相手の支払い能力の限界を呈示することが多く、その額は数百万円から100億円以上にまで及び、ほとんどの場合は元患者(金持ちの場合が多い)が債務を負うことになる(もちろん、支払いを拒む者もいる)。 その理由は作中に語られることはないが、患者の治療への意思の強さを試すためとみられている。 また、依頼者が「一生かかってでも」と言い、全額支払おうと努力する姿に「それが聞きたかった」とつぶやいたり 、かつて瀕死の重傷から過酷なリハビリを経て復帰を目指していた当時の自分を重ね、普段は隠されている人間の精神的な強さ(底力)を信じたい気持ちが表れているともいえる。 またやはり自分と母親同様に国や企業などが起こした事故や公害の被害者の治療費はその原因団体から大量にむしり取っている。 作中では、ある人物の母親を手術しようとする際「母親の値段なんて1億でも安いくらいだ!」と声を荒げて言うシーンがある。 その一方、稀ではあるが「1000円に負けてやろう」と言って治療代をたった1000円としたり、「手術料の代わり」としておもちゃの風車を受け取るなど、治療費をタダ同然にしたこともある 、高額の手術代を払えない立場の者に対して免除する場合が多いが、本人が慈善行為で免除すると明言したことは一度もなく、あくまで気まぐれという態度を取っている。 端的な例としては、3,000万円の小切手を紛失した患者の夫に対し、手術代の代わりとして無茶な内容の契約書を作らせたが、その後にわざと契約書を落として警察に遺失物として届出したことがある。 また、他の医者が「自分以外にこの手術は出来ない」と豪語し、BJの医者としてのプライドを傷つけたりした際にも、挑発相手に対する返礼として無料で難手術を行ったりもしている。 そのほか、一度高額の手術料を受け取ったあと、全額またはほとんどの額を依頼者に返したこともある。 『未知への挑戦』では地球人から攻撃を受けて地球に不時着した宇宙人を手術し、高額の手術料を請求したが、宇宙人に「紙幣」の概念がうまく伝わらなかったため、100ドル札を見本として見せ、それを2000枚(20万ドル)持ってくるよう要求したところ、その紙幣をそっくりそのままコピーされてしまい、全て同じ番号で汚れやシワまでも全く同じ紙幣だったのを気が付かずに手術料として受け取った後、紙幣偽造の疑いをかけられて投獄されてしまう。 紙幣を知らず悪気のない宇宙人の仕業だけに、これにはBJも苦笑するしかなかった。 義理堅い性格であり、恩を受けた際にその謝礼として手術をする場合もある。 『オオカミ少女』では、ヨーロッパ某所の国境の雪山で凍死しかけたところを1人の少女に救われ、彼女の先天的な口腔および唇の障害を手術して完治し、助けてもらった礼の意味も込めて治療費を取らない旨を伝えて去っている。 病理学研究にも旺盛であり、珍しい症状の患者の体内から摘出した病巣を手術代の代わりに貰い受けることで、手術を実質無償で引き受けたこともある(ただし、この時は寄付をねだる男につきまとわれており、手術料の半額を寄付すると約束させられたという事情もあった)。 特殊な例では、刑事から釈放する(もしくは見逃す)ことを手術の報酬として提示されたり、逆にBJが刑事対して自身の放免を報酬として要求することもある。 気まぐれにやなど、野生動物の手術も行うことがある。 この場合は当然ながら手術料は取れない。 ただしシャチのトリトンは報酬として自発的に真珠を運んできた。 なお、手塚作品のスターシステムをとったテレビアニメスペシャル『』でも、BJが通りがかりに瀕死の男性()を発見して手術し、その費用を本人に請求するために同行する形で、物語が始まっている。 受け取った金の使い道 [ ] 治療費の使い道に関しては「無免許医は医療器具を正規ルートで買えないので必要経費が高くつくのではないか」との説がある。 実際に作中でBJは自分のメスを名高い刀匠に手入れしてもらっており、数千万円の報酬を渡している描写がある(刀匠はその紙幣を炉の燃料として使用している)。 さらに、ガラス製のメスや緊急手術の為の閉鎖型透明テント(絶縁体製で「ビニールケース」と呼ばれている。 「曇りのち晴れ」や「ディンゴ」で登場)など特殊な器具も多数所有しているほか、オリジナルの人工心臓を製作したこともある。 また、謎のルートで移植用の死体などを調達している場面もあり、それらにも多額の費用を支払っているものと思われる。 また、ある時には自分の命の恩人である蟻谷を救う際に病院ごと買収する必要が生じたので20億円を現金で支払っている(その後すぐに買収した病院を手放している)。 作中で判明している物では、以下が挙げられる。 過去の事故の復讐など母親がらみ• 島嶼を買い取り自分の看護をしてくれた人の墓とした上での自然保護。 また、作中の描写から自然保護を目的とし無人島を複数所有している可能性もある。 本間血腫を治すための人工心臓の開発などの本間丈太郎がらみ• 無実の罪で捕まったときに助けてもらった人を数十億使って治したなどの自分に親切にした人への恩• 無茶な治療期限を指定し、指名した自分の治療以外は受け付けないことを希望した患者の下へ向かうために各国へばら撒いたと語る多額の交通費や出入国料。 リメイク漫画 [ ] のテレビアニメシリーズ放送開始に合わせ、の各漫画雑誌にて複数の漫画家による『ブラック・ジャック』のリメイク作品が読切形式で掲載された(『』のみ月1回掲載)。 また、『週刊少年チャンピオン』創刊40周年・手塚治虫生誕80周年記念企画として、及びには『週刊少年チャンピオン』にての作画によるとのコラボ作品が数度掲載された他、作・画による連載当時の製作秘話を描いた漫画『』など、『ブラック・ジャック』の特集企画も行われた。 以下の表は作品名・掲載誌・執筆した漫画家の一覧である。 タイトルの列のソートボタンで元の順序に戻る。 ピノコトリビュート アッチョンブリケ! 漫画以外のメディア化 [ ] リンクのある作品の詳細については、リンク先を参照。 原作ストーリーからは『おばあちゃん』を採用。 京都にまつわる歴史的なエピソードを紹介するアニメーションとの2本立てという形で 上映され、その2本を火の鳥がストーリー・テラーとなってつないで行く、という構成。 作画監督、演出、共に西田正義。 音楽はKARTE6以降のOVA版と同様に、による劇伴を使用。 上映後は『平安遷都(へいあんせんと)』という京都の歴史を紹介したアニメが流れる。 インターネットアニメ [ ] 『ブラック・ジャック』 ブロードバンド用のアニメ。 TezukaOsamu@Cinemaから有料配信。 1話20分前後、全12話。 BJ役はOVA・テレビアニメ版と同じく。 ピノコ役はが演じた。 アニメーションの製作とネット配信はコンテンツジャパン社が担当した。 監督は本田ちさと、作画監督は玉置千夏が担当。 TezukaOsamu@Cinema からの配信は終了しているが、各種動画サイトで購入できる。 医者はどこだ! (声の出演/デビイ:、ニクラ:、デビイの母:、アセチレン・ランプ:)• ピノコ・ラブストーリー(声の出演/男の子:、父:、母:、郵便屋:)• 肩書き(声の出演/ブリリアント3世陛下:、井上医師:、病院長:麻生智久、外務大臣:掛川裕彦、アナウンス:)• ふたりの黒い医者(声の出演/ドクター・キリコ:、母:、息子:野島健児、娘:神田朱未、医者:稲田徹、店員:麻生智久)• ハッスルピノコ(声の出演/配達員:、受付の男:麻生智久、男の先生:今村直樹、試験官:稲田徹、校医:)• ちぢむ!! (声の出演/戸隠先生:、助手:)• やり残しの家(声の出演/丑五郎:、弟子:戸北宗寛)• 六等星(声の出演/椎竹先生:、徳川先生:郷里大輔、柴田先生:、椎竹夫人:疋田由香里、アナウンサー:戸北宗寛)• 刻印(声の出演/間久部緑郎:、ピエール:、部下A:服巻浩司、部下B:、警部:稲田徹)• ときには真珠のように(声の出演/本間丈太郎:、老女:、通行人:、看護師:、医者A:服巻浩司)• アリの足(声の出演/光男:立野香菜子、母親:萩森侚子、野次馬:田中一成、運転手:佐藤浩之、治虫少年:江川央生)• シャチの詩 北米版アニメ [ ] アメリカでもAZN TVで放送されている。 しかしBJ21とは違うバージョンで、こちらは約45分。 絵も内容やストーリーもすべて大人向きになっている。 同会場にて2018年7月14日~8月12日の毎週 金・土・日及び祝日に再演、西新宿のドラマチックホールにて2020年2月29~3月15日に毎日に再演している。 参加者は新人医師で、製薬会社が重大なミスを隠蔽していることに気がついてあばこうとしたが始末されそうになり脱走した際に生死の境を彷徨うことになった男の友人だったが、彼は病院をたらいまわしにされ、ブラック・ジャックの噂を思い出しやって来たという設定の下、様ざまなミッションや暗号を解き明かしていくといった内容である。 制限時間は60分(説明などを含めると120分)で、5人1組のチームでのプレイとなる。 声の出演はBJ:大塚明夫、ピノコ:。 ラジオドラマ [ ] 『ブラック・ジャック』 の一作品として、(昭和52年)からまで、全20話をで放送。 BJ役は。 ピノコ役は。 台詞以外のナレーション、効果音等は「ブラックジャックギャング団」という子役達の団体が担当。 『ブラック・ジャック』 1993年10月4日から1994年4月1日まで全130話をTBSラジオの番組「」の1コーナー「手塚治虫ワンダーランド」で放送。 その後、の「新潮カセットブック」のレーベルで全3巻のに収録されて発売された。 BJ役は。 ピノコ役は。 キリコ役は。 ナレーションは。 放送作品• 医者はどこだ! (脚本:、声の出演:、、、、、、)• しめくくり(脚本:利光隆一、声の出演:、)• 曇りのち晴れ(脚本:利光隆一、声の出演:、安藤一夫、、)• 誘拐(脚本:横光晃、声の出演:、内山森彦、坂元貞美、樋浦勉、山下智子、、影山会里子)• ふたりの黒い医者(脚本:、声の出演:清水紘治、、、倉崎青児、)• えらばれたマスク(脚本:雁田昇、声の出演:内山森彦、三好美智子、二木てるみ)• 黒潮号メモ(脚本:利光隆一、声の出演:井上倫宏、堀勝之祐、小川隆市)• 骨肉(脚本:雁田昇、声の出演:三好美智子、松阪隆子、内山森彦、樋浦勉、坂元貞美、 [ ])• ハリケーン(脚本:横光晃、声の出演:、二木てるみ、安藤一夫、松阪隆子、堀勝之祐)• 小うるさい自殺者(脚本:雁田昇、声の出演:清水紘治、花房徹、二木てるみ)• 灰色の館(脚本:渡辺治子、声の出演:二木てるみ、坂元貞美、村松克己)• 復しゅうこそわが命(脚本:雁田昇、声の出演:、二木てるみ、樋浦勉、松阪隆子)• ナダレ(脚本:津川泉、声の出演:安藤一夫、内山森彦、影山会里子、小川隆市、佐藤博)• 道すがら(脚本:横光晃、声の出演:二木てるみ、大塚周夫、坂元貞美)• 人生という名のSL(脚本:雁田昇、声の出演:清水紘治、、上田忠好、佐藤博) 舞台 [ ] 宝塚歌劇団『ブラック・ジャック 危険な賭け』 1994年上演。 この節のが望まれています。 朗読劇 [ ] 『ブラック・ジャック おばあちゃん』 1999年5月13日放送「」の一コーナー「泣きメンタリー三分間劇場」で『おばあちゃん』が取り上げられる。 紙芝居のように漫画を映し、その日のゲストが声を吹き込んだ。 BJは、おばあちゃんは、息子はがそれぞれ声をあてた。 小説 [ ] 小説 ブラック・ジャック によるオリジナル・ストーリーの書き下ろし。 からAPeS Novelsレーベルで2019年7月16日に刊行された。 その他 [ ] ブラックジャックのお天気ドクター の子会社・株式会社ウェザーラインが、手塚プロダクションと組んで始めた向け天気予報サイト。 ブラック・ジャック本人を案内人としたもの。 無料サイトと有料サイトがあり、有料サイトの手続きをする際には「いただくものは、いたたくぜ」と表示されていた。 2004年、ウェザーラインが株式会社に営業譲渡する際に終了。 影響・受容史 [ ] 医療漫画という新ジャンルを開拓し、アウトローの天才的プロフェッショナルを主人公とする一話完結の職業漫画のスタイルを確立した。 手塚自身も『』(演劇界)という類似スタイルの作品を発表している。 代表的な作品を以下に挙げる。 『』(調理人)• 『』『』『Dr. 汞』(医者)• 『IWAMAL』『けだものドクター毒島』『』()• 『』(漫画アシスタント)• 『』『』(美術界)• 『』(仕立て屋) というジャンルの代表作とされ、強い影響下にある漫画も多い。 この作品をきっかけに、医学の道へ進んだ者も多い。 漫画『』(2002年-2010年)でタイトルに使われる(BJは内容には直接関係しない)、実在する優秀な外科医にブラックジャックの愛称が用いられるなど、近年では作品の知名度の高さからBJのキャラクター自体が一人歩きし、神業の天才外科医の代名詞となっている。 1998年、ドクター・キリコを称した男が自殺志願者にネット上で青酸カリを密売した通称「」が発生、社会問題となった。 2003年、東京都の男性が単行本未収録の話や単行本で改変された話の雑誌版など10話を集めて自作した、架空の少年チャンピオンコミックス版26巻をネットオークションに1冊10万円で出品して著作権侵害で摘発され、罰金30万円の有罪判決を受けた。 関連項目 [ ]• - 手塚治虫の漫画。 BJが重要なサブキャラクターとして登場。 - 吉富昭仁の漫画。 BJがゲスト登場。 - 『』の2時間アニメ。 BJがタイムマシンを使う謎の宇宙海賊(物語の後半で主人公の兄と判明)の役で出演。 - 『24時間テレビ』の2時間アニメ。 BJが本人役(原作どおりの医者)で出演。 - BJが医者ではなく、労働キャンプ(にあるという設定)の所長として登場する。 - 「ブラック・ジャックの大作戦」というエピソードがある。 内容は題の通り。 - の漫画。 BJと思しき人物が描かれている。 - アメリカの医療ドラマ。 くせ者の天才医師という主人公のキャラクター性から、日本では「US版ブラック・ジャック」というキャッチコピーが付いており、レンタルのCMではBJと共演している。 こんなブラック・ジャックはイヤだ - の描いたBJのパロディ漫画。 手塚治虫のタッチを真似て描かれている。 2017年1月に発売された単行本には「賠償金? そうですね。 身体で払ってもらいましょうか! (公式作家としてネ) 手塚るみ子」と、直筆の推薦コピーの帯が付いている。 ブラック・ジャックガール - の描いたBJのパロディ漫画。 BJが女子中学生、ピノコが男の子、キリコが中二病高校生という荒唐無稽な設定。 単行本には手塚るみ子の推薦の帯が付いている。 出典・脚注 [ ]• 「週刊少年チャンピオン突然の黄金期! 元編集長壁村耐三氏インタビュー」『288 70年代マンガ大百科 こんな名作・快作・珍作があったのか! 』宝島社、1996年、p122 - p129• 武居俊樹『赤塚不二夫のことを書いたのだ!! 』、2005年、p223 - p224• 呉智英「『ブラック・ジャック』科学もヒューマニズムも信じない神の眼差し」『臨時増刊 手塚治虫の世界』朝日新聞社、1989年• 夏目房之介「不死鳥のごとく復活した手塚治虫ー」『別冊宝島288 70年代マンガ大百科 こんな名作・快作・珍作があったのか! 』宝島社、1996年、p74 - p76• BLACK JACK 300STARS' Encyclopedia p. 298• BLACK JACK 300STARS' Encyclopedia p. 298• 「週刊少年チャンピオン突然の黄金期! 元編集長壁村耐三氏インタビュー」『288 70年代マンガ大百科 こんな名作・快作・珍作があったのか! 』宝島社、1996年、p125 - p126• 『まんが編集術』白夜書房、1999年、p346 - 347• 手塚眞『天才の息子 ベレー帽をとった手塚治虫』、2003年、p136• 『手塚治虫ファンクラブ会報』1号、1979年7月(安藤健二『封印作品の謎』太田出版、2004年、p207 - p208)• 藤原邦夫『出版幻想論』太田出版、1994年、p169• 竹内オサム『戦後マンガ50年史』筑摩書房、1995年、p173• 安藤健二『封印作品の謎』太田出版、2004年、p199 - p200• 『毎日新聞』2007年8月20日夕刊• 『萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか』日経BP社、2006年、p132• 手塚治虫漫画全集『ブラック・ジャック』18巻あとがき• 手塚眞『天才の息子 ベレー帽をとった手塚治虫』、2003年、p218• B・J症例検討会『ブラック・ジャック・ザ・カルテ』海拓社、2001年、p32 - p35, p48 - p51およびp58 - p61• 安藤健二『封印作品の謎』太田出版、2004年、p165 - p166• 安藤健二『封印作品の謎』太田出版、2004年、p176 - p182• 手塚治虫『ガラスの地球を救え』光文社文庫、1996年、p89 - p94• 「8」は他の単行本同様。 「指」・「植物人間」・「快楽の座」は未収録だが、これ以外の全エピソードを収録(第180話「土砂降り」は原典の第179話「メス」を統合する形で収録)し、「大全集」の名に相応しい歴代単行本中最大数のエピソードを収録している。 なお「8」はチャンピオンと同じB5判フルサイズ装丁に全てのカラーページ(4色・2色)をフルカラー再現。 ほか、連載時の扉絵を完全収録し予告カットや各種資料類も掲載。 夏目房之介「変人ブラックジャックの解剖」『笑う長嶋』太田出版、1998年、p82 - p85• 現実には保険診療ならば規定された料金しか請求できないが、(保険外診療)のみで医療を行うならば自由に治療費を設定することも可能である• 実際に医師免許を発行するのは(後の)• 「ブラックジャック1〜7」『みだれ撃ち涜書ノート』、1982年、p48 - p50• 「おばあちゃん」にて。 「タイムアウト」にて。 この時は、紛失した小切手が見つかってしまうというオチで終わっている。 ただし、オチの時点ではBJが警察でその話を聞いて「うらやましいですなあその人」と返すところで終わっている。 『別冊宝島794 ブラック・ジャック完全読本』宝島社、2003年• 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 2013年2月10日閲覧。 雑誌初出時は「岩明均」名義。 ステージナタリー. 2016年6月27日. 2016年6月27日閲覧。 ただし本作の構想には『』との構造の類似が指摘されている(呉智英「『ブラック・ジャック』科学もヒューマニズムも信じない神の眼差し」『朝日ジャーナル臨時増刊 手塚治虫の世界』朝日新聞社、1989年)• 呉智英「『ブラック・ジャック』科学もヒューマニズムも信じない神の眼差し」『朝日ジャーナル臨時増刊 手塚治虫の世界』朝日新聞社、1989年• 日経ビジネスオンライン. 日経BP社 2014年2月4日. 2014年2月9日閲覧。 『朝日新聞』2003年6月26日号• つのがいは2016年10月に手塚プロ公認の漫画家となった。 CINRA. NET 2016年10月31日. 2017年1月26日閲覧。 研究本 [ ] ブラックジャックの漫画作品についての調査、研究や考察、解説を行った書籍などが何冊も出版されている。 (今後、調査の上でそれらの大部分を列挙する予定。 手塚プロダクション 監修 :「ブラック・ジャック 大解剖」 新装版、三栄書房 サンエイムック 大解剖ベストシリーズ 、(2017年12月8日)。 B・J症例検討会:『ブラック・ジャック・ザ・カルテ』、海拓社、 2001年8月15日• B・J症例検討会:『ブラック・ジャック・ザ・カルテ 2』、海拓社、 2001年12月5日• B・J症例検討会:『ブラック・ジャック・ザ・カルテ ファイナル』、海拓社、 2003年3月11日 外部リンク [ ]•

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